勝手に質問コーナー!/みやさん
名古屋のみやさんです!
今回は某知恵袋サイトで中小企業診断士についてあった質問に対して、私がこの場を借りて勝手に回答してしまうコーナーを行いたいと思います!
サイトを見ていると、質問に対しては「人による」とか「自分で考えろ」等々、塩対応を食らっているかわいそうな質問が散見されたので、診断士の末席を汚す私めが親身にお答えします。
ちなみに、質問につきまして、長い物は勝手に要約します。
Q1.日商簿記1級保持・税理士科目合格者・一般企業で管理職=部門経営の私は独学で合格出来ると思いますか?あと、1年で受かりたいんですけど、何時間くらい勉強すれば合格できると思いますか?
A1.まず一次試験で多くの人が苦労する財務を全く苦にしない点は大きなアドバンテージですね。
また、管理職であられるのでそれなりに社会人経験があり、その点は勉強に際して様々な科目において役に立つ場面があると思います。
ただ、中小企業診断士の勉強に際して何気に一番課題となる点は、科目の得手不得手や経験の有無よりも、いかに勉強を長期間に渡って継続出来るかだと私は考えています。仕事の繁忙度合いや急なイベントといった外的要因はコントロールが難しいですが、勉強に対するモチベーションのような内的要因はコントロール可能であり、そのペースメーカーとして予備校を活用する事は、私の実体験からも大変有効です。独学はそのペースメイクを自分で行う負担があり、強靭な精神力が必要となります。1年で受かりたいとの事ですので、無難に1次試験までを予備校にペースメイクしてもらい、ペースが付いている頃であろう2次試験からは独学で勉強するという形もありではないでしょうか。独学で勉強を継続できる自信があるならチャレンジしてみるのも良いでしょうね。
勉強時間について、一番勉強時間を必要とする財務がほぼ無いとなれば、通常言われている一次試験の必要勉強時間を1,000時間とした場合の7掛けで700時間、二次試験の必要勉強時間を200時間とした場合の7掛けで140時間、計840時間程度ではないでしょうか。
Q2.中小企業診断士がどのようなものなのかと、この資格があると就活でどのくらい役に立つかが知りたいです!!
A2.フォーマルな説明はWiki等で確認して頂くとして、企業内診断士一年目の私から見える診断士の世界は、大小の診断士コミュニティーが幾つもあって、それらが有機的・主体的に活動し、時には連携して活動している様子が見て取れます(このタキプロもそんなコミュニティーの一つです)。中にはボランティアもありますし、地道に勉強をしているだけのコミュニティー、営利活動をしているコミュニティー、プロコンとして独立しバリバリ活躍している診断士、会社を設立した経営者等々、多様性がある業界と言えます。
就活に際しては無いよりはあった方が箔が付くのでしょうが、恐らく資格面ではより分かりやすくコスパが良いTOEICや簿記の方が推せる気がしますし、何より学生時代に活動した事の方が遥かに企業に対してアプローチ出来ると思います。就活等で強みとしたいという目的で取得を目指すなら、あまりコスパが良い手とは言えないのではないでしょうか。
Q3.中小企業診断士を取得すると具体的にどんなメリットがありますか?
一番のメリットは診断士間の繋がりだと思います。
診断士はビジネスマンが取りたい資格の上位に入るため、業界や年齢を問わず様々な人達が取得を目指す資格です。従って普段の活動エリアではまず出会う事が無い世界の人達と出会い、自分の世界を大きく広げる事が出来ます。
資格取得を通じて学べる内容が多岐に渡り、大いに知的好奇心を満たせます。人によってはそれで勉強欲が刺激され、大学院へ進学したりビジネスフレームワークを研究するコミュニティーを立ち上げたりと、資格合格後に更なる自己研鑽を進める人が非常に多くいます。
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