最後に伝えたかったこと byマーチン
皆さん、こんにちは。
タキプロ関東11期のマーチンです。（自己紹介はこちら）
今回が最後の投稿になります。
この1年は、思い起こしてみると、
世界中がコロナ禍に振り回された1年だったように思います。
私自身、前回の記事でも書きましたが、
2月から始まった実務補習の最中から、徐々にコロナの影響が
各所に現れてきました。
何とか昨年の緊急事態宣言前に実務補習は終えることができましたが、
3月末からは本業の職場も、急遽テレワークの体制に。
不慣れな勤務環境や業務の整理に追われることになりました。
自分がお世話になったタキプロへのリアルな活動への参加や、
やっと診断士になって、これから資格を活かして、、、
というのが中途半端になってしまった部分がありました。
これは誰もがいろいろなカタチで
経験せざるを得なかった現実ではありました。
でも、そんな中でもやはり、この「中小企業診断士」
という資格を取って、本当に良かったと思っています。
それはまず、いろいろな方々に巡り会えたこと。
資格を取得するために勉強していた時期から、勉強仲間として
一緒に切磋琢磨したメンバーにも恵まれました。
今でも、気の置けない仲間として、相談したり情報交換をしています。
実務補習やタキプロメンバーとの出会いもこの資格なくしては
当然ありませんでした。
また、受講していた受験指導校の仲間とも、診断士として、
企業への提案活動をしています。
その他、各種団体や研究会への参加で、日常の会社員生活では
考えられないくらい、人とのつながりの広がりを実感しています。
こんな状況なので、リアルに会えることは多くないですが、
その分、リモートだからこそつながれた出会いもありました。
今後はこういうスタイルでの活動というのも、
当たり前になっていくのだと感じています。
そして、自分の経験も広げることができました。
私は、学校を卒業後、新卒で入社した今の会社しか
本業を知りません。
いくつかの部署を異動はしてきましたが、
それでも取引先や関連会社等、どうしても限られた
ドメインの中でしか業務をしてきませんでした。
でも、この資格を勉強していく中で、
財務、法務、運営管理といったこれまで自分では
経験し得なかった分野を体系的に学んだことで、
自身の業務の幅や考え方や発言にも広がりができました。
そして、実務補習時や様々なカタチで経営者の方々と
触れ合っていくなかで、自分の本業の社業とは
全く異なる分野での業務経験も得ることができました。
この広がりはまさに診断士資格の醍醐味であり、
プライスレスな経験です。
さらに、今年、自分は社内で異動することになりました。
新規に設立されるグループ企業の立ち上げに
かかわっていくことになりました。
資格を取る前の自分だったら、
相当尻込みをしていたと思います。
いや、おそらく資格を取得していなかったら、
声は掛からなかったようにも思います。
（ちなみに、資格取得は社内での昇進や異動の要件には
なっていません）
まさにこの新規に立ち上げる新会社は、
コテコテの中小企業です。
会社の立ち上げなので、かなり苦労すると思います。
その経営に参画し、自分の持てる経験や知識を
すべてぶつける思いで取り組んでいきたいと思います。
と、
こんな経験や思いができるのも中小企業診断士という
資格を取れたからです。
上述した仲間や諸先輩方、温かく見守ってくれた
職場の皆さんののおかげでもあります。
そして、なにより、家族の存在やその協力が無くして、
今の自分はありません。
受験生時代には家族に犠牲を強いることがありました。
長男が実行委員として活躍する運動会の晴れ舞台が
二次試験の日と重なったり、
父親が居てほしいタイミングで居ることが出来なかったり、
と申し訳なく思うことが何度もありました。
ごめんな。
でも、こんな機会を与えてくれて、本当にありがとう。
これからは、その分を家族や仲間や社会に恩返ししながら、
さらに自分が大きく成長していきたいと
考えています。
これから受験される皆さんに言いたいのは、
本当に自分の限られた時間や稼働をかけるに
ふさわしい資格だと思います。
ぜひ、チャレンジして自分の可能性を、そして、
選択肢を広げることを目指してみてください。
今後、さらにこのブログを読んでくれた皆さんとも
診断士仲間として、ともに活躍していけることを
祈念して、終わりたいと思います。
1年間、ありがとうございました。
次回は「MASA」さんからの熱いメッセージです。
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【タキプロ12期始動準備中！ イベントの詳細が決まり次第、こちらのページからご案内致します。】
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