最後に伝えたいこと:合格=本格的な学びの始まり by レブロン
タキプロ12期としての活動もいよいよ最後となりました。昨年合格してから、あっという間の1年でした。タキプロ13期への参加希望も多数寄せられていると伺っています。タキプロ13期に参加される皆さん、是非、タキプロのよき伝統を引き継いで頂ければと存じます。
中小企業診断士は、弁護士や公認会計士、税理士、社会保険労務士等と異なり、独占業務が一切ありません。この事をとらえて、合格しても食えない資格だとネガティブに言う人もいますが、逆に、独占業務がないからこそ、いろんな人がいろんなことをやっています。独占業務のある資格が農耕民族系だとすれば、独占業務のない診断士は、サバンナに狩りに向かう「狩猟民族系、肉食系の資格」だと思います。タキメンの活動等を通じて、多くの診断士の知り合いができましたが、診断士の多様性・積極的な姿勢には驚かされるばかりです。現役の社長や重役、銀行員、弁護士、社会保険労務士、行政書士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、公務員、一級建築士、システムエンジニア、デザイナー、大学教授、医者、気象予報士等様々です。年齢も20代前半~60代後半まで多様性に満ちています。独立して開業している人もいますが、その一方で、本業を持ちながら、兼業で活動する方、診断士の知識を本業で生かしている方も多くいます。診断士として合格することの大きなメリットとしては、診断士という資格を一つの結節点として、普段では知り合えないような人達と知り合い、一緒に活動することができることがあります。診断士という資格をもっているだけで、親近感・仲間意識を抱くのは、長時間の勉強を経て、あの摩訶不思議な2次筆記試験をクリアしてきたという共通体験・共通言語を有しているからなのかもしれません。
また、中小企業診断士として合格したからといって、勉強が終わりになるわけではありません。私自身も現在4件目の企業診断に携わっていますが、地方都市でこれまで知らなかった業種による新規開業の可能性について検討し、悪戦苦闘しながら仲間と報告書を作成しているところです。一つの組織に長くいると、どうしても過去の経験だけで仕事をこなすようになりがちですが、診断士として、様々な案件に携わることで、未知の分野を探索し、自分の知識不足・経験不足に気づかされます。こうした経験を通じて、学び続けることの重要性に改めて気づかされています。「合格こそが、本格的な学びの始まり」です。日常生活に満足できず、知的興奮を味わいたい方にはもってこいだと思います。
私としては、自分のこれまでの「社会人としてのキャリア」×「診断士としての知識(共通言語)」×「これからの学び」を通じて、27,000名あまりいる診断士の中で差別化を図り、独自の地位・ポジションを築けるように頑張っていきたいと考えています。診断士として活動することは、「多くの人と出会い、一生涯学び続けること、新しいことに挑戦し続けること」ではではないかと考えています。近い将来、どこかの場所で、皆さんとお仕事をご一緒できることを楽しみにしています。本当におめでとうございます。是非、皆さんでタキプロ13期を自分たちの色で染めて、もりたてていって下さい。応援しています。
次回はハルカさんです。
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