1日1歩を着実に by わたさそ
皆さま、こんにちは。
6回目の投稿となるわたさそです。
会社の同僚が、今年の2次試験に合格し、2月から始まった実務補習の報告を聞くと、時が経つのは早いと感じます。
最後の投稿は、受験生の皆様へのメッセージです。
■「絶対合格する」という気持ちを忘れずに
中小企業診断士の試験は、1次試験は7科目とボリュームが多く、2次試験は2回落ちるとリセットされます。客観的に見ても大変な試験です。
受験生の多くが社会人で、仕事をしながら受験勉強を継続するのは大変だと思います。もちろん、勉強ができない日もあると思います。
そのような状況で支えになるのが「絶対、今年合格する!」という強い気持ちです。
自分が中小企業診断士の勉強を始めようと思った想い、資格を取得した後の姿を思い浮かべながら、1日1歩ずつ積み重ねて欲しいと思います。
■1日10分でもいい。「毎日継続」する
私もそうですが、試験勉強を開始する前から、1次試験の7科目を全部理解している人はいません。
つまり、全員が未知の領域を1つずつ開拓していくのです。
わからない単語もたくさん出てきます。単語を暗記できなかったり、過去問を見ても全く解けず、「この調子で大丈夫か?」と不安になることもあります。
ただ、勉強を一度止めてしまうと、思い出すだけで一苦労です。
1日10分、復習だけでもいいです。毎日、勉強を継続していきましょう。
その積み重ねが、合格に導いてくれます。
■本当の勝負は「2次試験」。悔いのない準備を
中小企業診断士の本当の勝負は2次試験です。1次試験を合格した人の中で、2割しか合格できません。しかも、2回落ちると受験資格を失います。
私も2回目はすごいプレッシャーでした。ただ、試験当日は「これだけやったのだから、落ちたら仕方ない」と思う状況になっていました。
私が思う2次試験のポイントは以下の2つです。参考にして頂きながら、悔いのない準備をして欲しいと思います。
(1)1次試験の知識を「2次試験用に加工し、すべて暗記できている」
2次試験は「1次試験の知識をもとに、紙上で企業診断する試験」です。
そのためには、1次試験の知識を2次試験用に加工し、暗記しておくことが大前提です。そして、設問に応じた知識を書ければ点数がもらえます。
私も正しい形で知識を暗記してからは、確実に点数が伸びました。
(2)採点者が「これは加点せざるを得ない」と思わせる文章を書く
2次試験は模範解答が公表されないですが、普通に考えて「回答根拠となる与件文」「設問に適した1次知識」「施策実施時の期待効果」があれば加点されます。一方、「つなぎの文章」などは点数をつけようがありません。
また、「採点者は短時間で、大人数の解答を採点している」ことも意識したほうがいいです。
上記を踏まえると、「一度読んで、構造を理解しやすい」「与件文、1次知識、期待効果が正しく入っている」解答には、自然と高い点数をつける(つけざるを得ない)と思います。
5人中1人しか合格できない試験です。その1人に入るために「これは無駄なく、欲しいキーワードが書かれている」と感じさせる文章を意識するようにしましょう。
■おわりに
新型コロナウイルス感染症をきっかけに在宅勤務が進み、「個人の成果」が顕在化される時代になりました。個人の成果を上げるには「正しく考えられるスキル」「幅広い視点から考えられるスキル」「正しく伝えられるスキル」が大事です。
中小企業診断士は、それらスキルを高めるには最適な試験です。ぜひ、1日1歩着実に前に進んでいきましょう。
次回はどぅーさんの登場です。
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