最後のメッセージ byこなん
こんにちは、こなんです。
今回のブログが私から受験生のみなさんへの最後のメッセージになります。
突然ですが、みなさんはどういうきっかけで中小企業診断士を目指そうと思いましたか?
人それぞれ、いろいろな思いをお持ちだと思います。
私は東日本大震災のとき、被災された企業のお役に立つことができなかった悔しさが忘れられず、中小企業診断士を目指すことを決意しました。
周りにはこの資格を持っている知り合いはいませんでしたので、とにかく試行錯誤しながら1人で試験勉強をしていました。
でも、岩手で独学をしていて最も難しかったのはモチベーションの維持です。
一次試験のときは試験範囲があまりに広すぎて何度も諦めそうになりました。
二次試験のときはどんな勉強をすれば合格できるのか本当にわからなくなってしまい、一度は諦めました。
でも、諦めてから1ヶ月ほど勉強をしないでいると、東日本大震災のときの悔しさを思い出しました。
「自分は何をやっているんだろうか」
地域を支えている企業のみなさんのお役に立ちたいと思って勉強を始めたのに、いつの間にか中小企業診断士の試験に合格することが目的になっていた自分に初めて気づいたのです。
それからは「試験勉強」ではなく、「経営を学ぶ」というスタンスで勉強を再開しました。
「試験に合格するのはあくまで通過点であり、ゴールは企業のみなさんのお役に立つことだ。」
そう考えてからは一気に意識が変わったような気がします。
みなさんのゴールはどこでしょうか。
一度立ち止まって考えて見てはどうでしょう?
「原点に戻る」ことでいろいろなことが見えてくると思います。
以上、こなんからのメッセージでした。
短い間でしたが、ありがとうございました。
次回はナベヤさんからのメッセージです。