大丈夫!平常心。 byちよ
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のちよ
と申します。
いよいよ明日が試験本番ですね!
今年が初受験の方も、多年度の方も、同じように緊張されているのではないでしょうか。
昨年の今頃の私は、緊張やら焦りやら、明日で一旦試験勉強から解放されるという楽しみやら、いろんな感情を抱いていたことを思い出します。
本日は、そんな私の昨年の体験談をお伝えします。
勉強に関してはほとんどやりきった状況だと思いますので、今日はリラックスして軽~い気持ちで読んでくださいね^^
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■はじめに
わたしは、昨年が1次試験、2次試験ともに初受験で、運よくストレート合格が出来たと感じています。
「運が良かった」としか言えないほど、自信がありませんでした。
余談ですが、試験後は自信が無さ過ぎて、webでの合格発表は「自分の番号が載っている可能性は低すぎる」という思いから番号を見落とし、数日後に合格通知が届いてびっくり仰天したほどです。
今、試験を前日にして「本当に今の実力で受かるのだろうか…」と心配されている皆さんに、少しでも勇気と希望を与えられたらと思って、私の経験をお伝えします!
■隣の芝は青く見える
試験会場に行くまでも、到着してからも、1次試験の時に比べると明らかに受験者数が少ない事に驚き、緊張が増したことを鮮明に思い出します。
そして、みんながとても優秀そうに見えるんですね。それぞれが、これまで苦しい勉強期間を共にしてきたであろう使い込まれた参考書やファイナルペーパーを読んでいました。中には新聞を読んでいる人もいました。
まぁ、隣の芝は青く見えること…この上ありません!
そして、全員が優秀そうに見えても「この中からたったの2割しか受からない」と思うと、ますます自信を無くすのでした。
しかし、結果だけからいうと、周りが優秀そうに見えようと、自分には関係ない事でした。
自分がこれまでやってきた努力を信じて、とにかく自分を信じることが大切だと今なら思えます。
みなさんも、試験会場についてから、周りの方の様子を見て、一瞬自信を無くすことがあるかもしれません。でも、大丈夫。
やっぱり最後の敵は自分自身であり、一番の味方も自分自身です。全部自分自身が合格の鍵を握っています。
どうか、周りを気にせず、ファイナルペーパーを読み込むなどして、自分だけの世界に入り込んでくださいね!!
■周りの受験生と持ち物が違っても気にしない!
私は、2次試験の試験会場がどのような雰囲気なのか、全くイメージしていませんでした。
1次試験の時と同じような感じだと思って会場入りしました。
そして、受験生の机の上には、
□受験票 □時計 □鉛筆、シャーペン、消しゴム が置いてあるだろうと勝手にイメージをしていました。
ところがドッコイ。
上記のものは当たり前ですが、それに加えて、5~6本ほどの色とりどりのマーカーを机の上に並べている方の多いこと…。通常の試験と比べ、皆さん、机の上がとても賑やかです!
一方で、私は赤色のボールペンと、黄色マーカーのみ。
ここでの反省点は、私が色とりどりのマーカーを持っていかなかったことではありません。
「多くの受験生は、複数のペンを使って与件文を読むのだ」ということを調べておらず、試験会場の雰囲気をイメージしていなかった事です。
そして、自分以外の受験生が、全員「複数のマーカーを使いこなす、2次試験のスペシャリスト」に見えるのでした。
どうやら人に流されやすい私は、あまりにも多くの受験生が「マーカーを複数持っているという当たり前の状況を知らなかった」ということに、「2次試験をなめていたのではないか。対策不足なのではないか。」と試験開始前から自信を喪失しました。
上で書いたことと同じですが、自分自身のそれまでの努力に目を向けず、他の人と同じように対策をしていないことばかりに目が行ってしまい、自信を喪失し、焦る気持ちが出てきてしまったのです。
しかし、私はシャーペン一本でも、十分に問題を解けるようになっていたし、あまり気にすることでもなかったと思います。
ただ、そういう状況を知ってさえいれば、「人は人、私は自分のやりやすい方法を自ら選択しているのだ」と平常心を保てたと思います。
今年が初受験の皆さん!ほかの受験生の机の上に何が置かれていようと、関係ありません!皆さんのこれまでの努力のみに意識を向けて自分を信じ、どうか平常心を保ってください!あなたも、既に2次試験のスペシャリストかもしれません^^
■2次試験の難しさを実感
中小企業診断士が難関資格であり、特に2次試験が難しい事は聞いており、勉強しながらもその通りだと感じていました。
しかし、実際に受けてみて、試験当日に本当の意味を知ったように思います。それくらい、過去問を解くのとは異なり、当日は緊張やプレッシャーも加わって難しく感じました。
事例Ⅰから事例Ⅲまで、とりあえず解答欄を埋めるものの、自信の無い回答の連続。そして、事例Ⅳでは、ほぼ半分は空白で提出し、足切りを覚悟。事例Ⅳではその時の私の実力では手の出しようのない問題が多く、とりあえず分かるものを解ききった後は、その後の時間をどう使おうか…と思ってしまうほど、80分が長く感じました。
そして、試験ごとの休憩時間には「自分が難しく感じるときは、他の人も難しいと感じると言うけれど、そうは言ってもこの中の2割の人は多分手ごたえがあるんだ…。そういう人が受かるんだ…。私は勉強不足だから、こんなに難しく感じるに違いない…。」ともう既に落ちた気分になり、来年に心を向けて達観した気持ちで過ごしていました。
そして、試験会場を後にする時に、いくつかの受験校が模範解答の速報チラシを配っていました。そこには、自分が書いた答えとはまるっきり違う方向性の事がきれいな言葉で書かれていました。それを見て、さらに自信喪失。
それほど手ごたえを感じられなかったものの、結果は合格。自分が一番信じられませんでした。
しかも、思った以上に点数が取れていたことに驚きました。
(事例Ⅰ…75点、 事例Ⅱ…54点、 事例Ⅲ…76点、 事例Ⅳ…64点)
2次試験は相対評価とも言われています。
自分が難しいと思う問題は、どうやら他の人も本当に難しいと思う問題のようだ!ということが私の実体験からの気づきです。皆さんの中にも、試験当日、私のように早々に事例Ⅰから合格への自信をなくしてしまう方もいるかもしれません。しかし、大丈夫。最後の最後まで何があるか分かりません。とにかく、落ち着いて与件文と設問文を読み、粘り強く書き上げてください!
■これだけは意識していた
自信の無さをここまでツラツラと書いてしまいましたが、そんな私が意識していたことは以下の3つです。
①事例Ⅰ~Ⅳに全て共通して意識していたことは、「会社の課題、問題点を解決する方向で解答する」。
②文章を冗長的にせず、キーワードをコンパクトに複数書く事で、部分点を稼ぎに行く。
③事例Ⅳでは、答えが導き出せなくても、部分点狙いで途中の計算式だけでも粘り強く書く。
とにかく、最後の最後まで諦めずに粘って解答を書ききることは意識していました!
■おわりに
いよいよ明日は試験本番。想像以上に体力を消耗する一日です!
今日は無理しすぎず、心身をリラックスして疲れを溜めないようにお過ごしください。
これまでの皆さまの努力がどうか報われますように。どうか、ベストが尽くせますように。
心より祈念しております。
次回はさっとさんの登場です。
お楽しみに!
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