「人事を尽くす」その先に by あやや
こんにちは! タキプロ15期 あやや です。
いよいよ試験まで一週間を切り、最後の追い込みをされているところだと思います。
今日は、試験直前&当日のことについて、昨年私が受験した時のことを思い出しながら書いてみたいと思います。
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■はじめに
私は昨年、令和5年度に1次試験7科目を受験しました。
2日間に渡る試験というのは初めてで、最後はぐったりしていた記憶があります。
ちなみに、私の居住地は四国。
四国には診断士試験の試験会場がなかったのですが、令和5年度より試験的に1次試験会場が設けられることになったため、松山会場で受験しました。
(それまでは、広島か大阪まで行く必要がありました)
近くなったとはいえ自宅からは距離があるため、前日の金曜日は休暇をもらい、前泊しての受験となりました。
泊まりで試験を受けに行く、という経験も(大学受験を除けば)初めての経験でしたね……。
■直前期の過ごし方
改めて直前期の勉強記録を見てみると、試験直前一週間は
・暗記3兄弟(中小企業経営/政策、経営法務、経営情報システム)の復習
・過去問で何回も間違えた分野の見直し
をメインでやっていました。
ちなみにファイナルペーパーは作っていません。
なかなか頭に入らないところをノートにまとめていたので、それを「まとめシート」に貼り付けて持って行ったのがファイナルペーパー代わりと言えるかもしれません。 (そして「まとめシート」への貼り付けをしながら復習をしていました)
■試験前日
試験前日は、早めに松山に入り、試験会場の下見に行きました。
今年も同じ会場ですが、松山会場の「アイテムえひめ」は、松山市街からはちょっと離れた場所にあります。
また、公共交通機関はバス(本数少ない)か、電車(最寄り駅まで徒歩20分以上)に限られます。
バス乗り場や時刻表を確認し、実際の会場までのルートを辿ってみて、翌日に備えました。
試験会場周辺にはコンビニや時間を潰せるような場所があまりないことも分かっていたので、当日の食料の調達場所も前日に決めていました。
(ちなみに今年もなのですが、試験1日目は試験会場近くで花火大会が開催され、試験会場の駐車場が観覧席になるようです)
遠方に受験に行く方は、慣れない都市で慣れないルートを使うことになると思いますので、できるだけ前日までに下見はした方が安心かと。
もし現地に行けない場合も、マップで周辺の様子を確認しておくだけでも随分違うと思います。
■試験当日
試験当日は、バス乗り場近くのコンビニで食料調達の上、余裕を持って乗り場へ。
案の定、交通手段が限られる&本数が少ないバスのため、乗り場には受験生の長~~い列ができておりました。
試験会場に着いたのは、会場時刻をちょっと過ぎたくらい。
周辺に時間を潰せるような場所がないので心配していましたが、試験会場の横に待機部屋?のようなものが用意されていました。
試験開始までは「まとめシート」で最後の復習をしていましたが、やはり模擬試験とは違う雰囲気の中、緊張があったように思います。
そんな中、見慣れた教材やノートを見返すことで落ち着けたので、一種の精神安定剤になっていましたね。
試験に関しては、どれだけテキストを精読しようと、過去問を周回しようと、見たことないような問題が出るものだと思います。
令和5年度もいくつかの科目で「何これ?!今までこんな問い方されたことない!」…と混乱する問題がありました。
経営情報システムに至っては「知らんがな…(遠い目)」になる問題がいくつもありました。
そんな時は、慌てず
・落ち着いて選択肢をよく読む
・(穴埋めなら)前後の文章とのつながりをよく考える
・自分の知っている知識から類推する(違う科目の知識が役に立つことも)
そのものズバリの答えが分からなくても、大丈夫です。
私も、このやり方でどうにか正解にたどり着けた問題がいくつもありました(特に経営情報システム)。
そして、どうしても見当もつかない時は「勘」です。
とにかく、最後まで諦めずに問題に向き合いましょう!
■休憩時間の過ごし方
科目間の休憩時間は、次の試験のためのコンディションづくり…ということで、お手洗いに行ったりストレッチをしたり糖分補給をしたりしていました。
お手洗いは、女性はあまり混雑していなかったので助かりましたが、男性は行列になってましたね…。
そして、前の科目の答え合わせやSNSを覗いたり…という行為は、精神衛生上あまりよろしくないと思いますのでおススメしません。
気になるとは思いますが、気持ちを切り替えて、見るなら次の科目のテキストやファイナルペーパーがいいと思います。
ちなみに、お昼休憩といえるのは、2科目目と3科目目の間の60分休憩ですが、私はそこで一気に昼食をとるのではなく、小分けにして補給をしていました。
というのも、お昼に一気に食べると眠気がきてしまうため。
また、試験問題に集中すると、1科目ずつでも意外とエネルギーが消費されるので、休憩時間ごとに糖分補給をしていました。
当日のラインナップは以下の通り(全てコンビニ調達。2次試験もほぼ同じラインナップでした)。
ちょっとずつ食べられてあまり手が汚れないもの、というチョイスです。
・スティック羊羹
・アーモンドチョコ
・朝バナナ(ミニッツメイド)
・コンビニおにぎり
保冷バッグを用意して、冷凍ペットボトルを保冷剤代わりに持って行っていました。
■試験の後は
1日目の夜は、大人しくホテルで夕食を食べて、翌日の暗記3兄弟の見直しをしていました。
終わった試験の振り返りはあえてせず、明日のことだけ考える!
お酒はちょっとだけ!
…そんな感じで早めに寝て、2日目の試験に備えました。
予備校の解答速報が出てくると思いますが、確認したのは2日目の試験が終わってから。
試験を終えて、帰りの特急電車の中で、恐る恐るご褒美ビールを飲みながら自己採点しました。
試験中は絶望的な気持ちになった経営情報システムですが、迷いながら解答した問題が意外と得点できていて、ホッとしたのを覚えています。
(自分の感触と結果にギャップがあるのもこの試験の特徴だと思いますので、そういう意味でも最後まで諦めないことです)
■おわりに
中小企業診断士試験は、科目数も多く、本当にハードな試験です。
2日間・7科目の試験を乗り切るためにも、まずは体調を万全に!
積み重ねてきた時間や努力は、必ず皆さんの中に蓄積されていて、確かな力になっています!
皆さんが実力を目一杯発揮され、1次試験を突破されることをお祈りしています。
次回は、ゆるふ さんの登場です。
お楽しみに!
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