試験前日、試験当日の勉強戦略 by たろー
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■はじめに
8/3、4は試験日です。
すでに受験生の皆様は長く苦しい試験勉強を経験しており、それだけでも十分価値があることです。
そんな大変な勉強の成果を試験当日に発揮するために、私にできることを考えました。
私は模試でも安心できる点数が取れずに、ギリギリまで勉強していたことを覚えています。
その経験から「短期記憶」のために何をすればいいか(前日、当日の最後の勉強時間の使い方)を整理することにしました。
私の体感では、各科目2~3問分は得点を稼げますので、合否に影響する可能性が高いと思います。
■忘却の攻略方法
私は合格年は6科目の受験でしたので、以下のような勉強時間でした。
改めて計算してみると結構短いと感じています。
・前日の夜(1時間弱/科目)
・当日の朝(30分/科目)
・試験直前(約20分/科目)
忘却曲線の概念から考えると、
復習間隔が短いほど、少ない時間で記憶が100%の状態に戻せることになり、
復習を繰り返すと、記憶が維持されやすくなり、忘れにくくなります。
この考えから、同じ個所を、最後の3回のチャンスに、間隔を開けずに繰り返すことで忘却を攻略します。
続いて、勉強項目の絞り方の戦略を説明します。
■短期決戦の戦略
試験直前に勉強すべき優先度の高い項目は以下です。
皆様の科目ごとの学習状況に合わせて、学習範囲の選択をしてみてください。
・ファイナルシート:皆様の努力の結晶です!一度アウトプット済みなので、記憶の定着率が最も高いです。
・暗記物:解法理解が必要な計算問題などはすぐには身に付かないので、他で得点を稼ぎます。
・自分が苦手な分野、設問:追加得点を稼ぐ必要がある受験生は最後のチャンスです。
・頻出の分野:対象科目に自信があり、安定的に点数を稼ぎたい受験生向けです。
※私はファイナルシートを作る余裕がなかったので、
・【前日】模試の解説の見直し(重要と感じる部分のみ)
・【前日、当日、直前】TACのスピード問題集(一度間違えたところに×印)を見返すこと
・【直前】勉強ノート(間違えそうなところがメモ書きされている)
をしました。(ご参考まで。)
■記憶の定着には睡眠が重要
以上のように学習した記憶が定着するのは睡眠中です。
寝る時間を確保し、当日朝の勉強へ記憶を引き継ぎましょう。
睡眠に大事なのは、「眠気が来た時に寝れるように準備を怠らないこと」です。
皆さんはそれぞれ眠気がくる時間を持っていますので、その時間にスムーズに眠れると翌朝すっきりします。
そのために、以下のことを可能な範囲で取り組んでみてください。
①狙った時間に朝日を浴びましょう
入眠に重要なホルモンはメラトニンで、眠気を誘う働きがあります。
朝日を浴びてからおおよそ15時間後にメラトニンの分泌が増加されます。
例えば、23時に寝たい場合は、8時頃に朝日を浴びるといいという計算です。
②脳を活性化させることを避けましょう。
・寝る直前の食事は避ける(2~3時間前までに)。
・夕方以降はカフェインを控える。
・スマホの使用を控える。
③体や脳を徐々に冷やしていきましょう。
寝る前は体温や脳温が徐々に下がっていき、入眠していきます。
放熱を妨げないこと、意図的にその状況を作るために
以下の方法が紹介されていました。
・就寝1~2時間前を目安に入浴し、徐々に体を冷やす。
・脳を冷やすため、冷気を吸い込む、頭を冷やす。
④眠くなってから布団に入りましょう。
早めに布団に入ってしまうと、いろいろなことを考えてしまいます。
ベストなタイミングで入眠するのがおすすめです。
■おわりに
最後に、これまでに受験生の皆様が、貴重な自由時間を割いて、勉強してきたことはゆるぎない事実です。
限られた時間の中で、それぞれの工夫をしながら、当日に臨まれていると思います。
不安な気持ちもあると思いますが、最後に少しだけお体をご自愛いただき、体調面の準備をすることも大事だと考えます。
皆様の1年間の努力の成果が十分発揮できることをお祈り申し上げます。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
次回は、うなぽん さんの登場です。
お楽しみに!
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