不定期金曜担当 KOB@タキプロ8期 第8回 2次試験の模試の活用法
こんにちは。KOB@タキプロ8期です。
一次試験の合格発表がされましたね。合格された方、おめでとうございます。惜しくも合格を手にできなかった方、まずはゆっくり休息を取りましょう。本当にお疲れ様でした。
さて、10月22日の2次試験本番まで約5週間ということで、いよいよ本番が迫ってきました。ここまできたら、もうあとひと踏ん張りですから、気合を振り絞り、鬼のような集中力でラストスパートをかけ、なんとか乗り切りましょう。
この時期はまさに模試真っ盛りですので、2次試験の模試の活用方法についてお伝えいたします。大事なことは、
模試で答えがあっていた、あっていない、得点が良かったか悪かったかで一喜一憂して、泣き叫んだり小躍りしてはいけません!
自分が考えた「型」を実践できたかどうかで一喜一憂しましょう!
ということです。
「型」とは何か?一言でいえば、自分なりの答案作成プロセス、言い換えれば80分の時間配分のことを指します。
皆様は、どのような答案作成プロセスを経て、回答を導いておりますか?以下に私の答案作成プロセスの概略を記します。
0.配点/文字数/問題数確認
1.設問分を読み、知識想定、フレームワーク想定を行う
2.与件文を読む
3.段落と設問の大まかな紐づけ
4.設問ごとのキーワードの確認(キーワードが設問要求と外れていないかも確認する)
5.抜け漏れ確認 未達成の課題、未解決の問題点がないかの確認
6.答案の一貫性(設問間のつながり)のチェック
7.設問ごとに大まかな文章構成を考える
8.答案用紙に書く
上記はあくまで私のやり方に過ぎず、皆様ご自身でそれぞれの80分の「型」があると思います。模試では、この「型」どおりの答案作成プロセスを適切な時間配分で正確にできたかどうかを確認するとよいでしょう。
そして、「型」どおりに出来なかった場合、なぜ出来なかったのか?どうしたら出来るのかを復習の際に考えることが大事です。
たとえば、1.の知識想定で抜け漏れがなかったかを確認します。もしあった場合、事例Ⅰであれば、1次試験の企業経営理論の教科書を夢に出てくるまで読みこみます。想起する知識やフレームワークが少ないと、網羅性が欠如する危険性がありますので、やはり知識想定は大事です。また、知識想定に必要以上に時間がかかったなら、やはり短くするための工夫が必要です。
同じように、2.の与件文の読み込みのところでは、事例Ⅰであれば外部環境の変化と経営課題、事例Ⅱであれば、ターゲット・ニーズ・有形資源・無形資源をもれなく素早く抽出できたかどうかを振り返ります。
こうして上記の8までのプロセスを予定通りの時間で高い精度で実施できたかどうかを復習します。言い換えれば、プロセスを復習するのであって、答えそのものはそれほどこだわらない、ということです。(もちろん、正解するに越したことはありませんが)この復習を通して、
「もっと精度が高くなる方法がないか?」
「もっと短時間で行う方法がないか?」
という2つを考え続けることが大事です。
今年初めて2次試験の勉強を開始した方は「型」がまだ出来ていないかもしれません。そうした場合、まずはご自身の答案作成までのプロセスを時系列で確認し、改善点がないかどうかを確認してみることをお勧めします。また、タキプロの勉強会でタキメンに答案作成プロセスを相談してみるのも良いかもしれません!勉強会で皆様とお会いできるのを楽しみしています!
まだまだ時間はありますので、この5週間、後悔がないように走り抜けましょう!
さて、明日は鳥取からお届けします。一人好きの寂しがりや・こうさんの登場です。お楽しみに!ではでは皆様よい週末を!
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