奇跡の83点 平成28年事例1 ゆっきー
みなさーん。こんにちは。ゆっきーです。約1か月後に控えた2次試験に向けて、毎日勉強がんばっていることと思います。前回のブログにも書きましたが、みなさんは惜しくも2次試験を受験できない人達の想いも受け継いで、残りの期間全力で取り組んでくださいね。
昨年の今頃、ゆっきーもがんばっていましたよ。
平日は、朝5時30分には起床し、出勤前に経営分析、損益分岐点、キャッシュフロー計算書の問題を集中して解く。通勤時間も有効活用し、前の晩解いた過去問をもう一度見返す。気分を変えて、早い電車に乗って会社で始業前に1事例を解いたり(時間の制約があって、いい訓練になりました)、したこともありました。昼休みは問題集の解説を読む時間に充てました。帰宅後は、1事例に取り組みます。2回目以降の過去問は、負荷をかけて70分で解くようにしていました。(それでもなかなか時間通りにはいきません。でも決めて取り組むことが重要なのです。)タキプロ勉強会にも参加しましたね。自身の解答レベルを確かめたり、問題集にない他の受験生の解答を見たりすることで、とってもいい刺激になりました。特に同じ受験生のみっつんさん(8期勉強会リーダー、金曜日ブログ担当)の解答は、頭ひとつ出ていた感があったのを覚えています。
土日祝日は、もっと頑張りました。4事例/日(解くだけでなく、見直し他の解答との比較もします)を目標に、過去問中心ですが、たまに「企業診断」巻末の事例問題を初見問題として、実践です。ゆっきーは独学でしたので、これらはもっぱら図書館での勉強です。
あとはこの時期、試験前1日(できたら2日)の有休休暇が取れるよう、同僚と調整、取得申請しましょう。余裕をもっていれば、必ずよい結果に作用します。
さて、8月に開催したタキプロ夏セミナーで登壇し、事例の解き方手順を披露させていただきました。参加者アンケートではとても好評だったということでしたので、セミナーに来られなかったみなさんのために、書いてみます。あくまでも個人のやり方ですので、解法の一つとして参考にしてください。掲載は平成28年事例1です。
解き方手順(ゆっきーの場合)
①受験番号・名前を書く
②問題のホチキスをちぎって、真ん中で破る
③与件の一段落目で業種確認(~3分)
④解答要求(設問文)の把握とマーキング+配点チェック(~5分)
⑤与件を精読し、段落番号、強み(赤)、弱み(青)、ポイント(黄色)キーワード(囲い込み)など書き込み(~15分)
⑥与件から、SWOTを書く
⑦各設問の解答骨子となるキーワードを拾い、解答のフレームを作る(~40分)
⑧書きやすいものから、解答用紙に記入(~75分)
⑨誤字・脱字・乱字修正、受験番号、名前確認(~80分)
解答の際、意識したところは、丁寧な字、解答は与件にあること、レイヤー(どのレベルの内容か、経営レベル?オペレーションレベル?)、設問要求との整合性(聞かれていることに答えているか?)です。
実際解く場面では、私は余白にたくさん書き込みます。
解き方手順④
回答要求の把握
条件となる設問→枠囲み
強み→赤、弱み→青、ポイント→黄色
フリクション蛍光ペンでマーキング
解き方手順⑤
段落番号付け
強み→赤、弱み→青、ポイント→黄色
フリクション蛍光ペンでマーキング
解き方手順⑥
SWOTを余白に書く(この写真では上部)
解き方手順⑦
各設問の解答骨子となるキーワードを拾い、解答のフレームを作る
そしてできた解答がこちらです。第1問設問1(残念ながら再現率は85%です)
『要因は、①他社に先駆けてオフセット印刷機を導入し、先行者利益を享受し、②独自技術開発して印刷精度を高め、③社員教育により、企画力・デザイン力を強化・向上して差別化が図れたことである。』
実は、この事例1が自分でもびっくりの83点でした。(なんと、タキプロ8期の最高得点!)まさに奇跡をもたらした答案となったのです!
朝の来ない夜はない。あと少し、あと一歩、もうちょっとです。診断士合格後の世界は、想像以上に、楽しく、エキサイティングです。がんばろう!タキプロメンバーもみなさんを応援しています。
明日は、とまとりんごさんです。どんな掛け合いが繰り広げられるのでしょうか?お楽しみに!
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