事例Ⅲの攻略法 by スーさん
皆さん、こんにちは。
スーさん@タキプロ8期関西チームです。
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受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
いよいよ2次試験本番まで1か月を切りました。
これまでどおり過去問演習に取り組むとともに、過去問演習や模試を受けたことであぶりだされた自身の弱点補強もしっかり行ってください!
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今日は、苦手な方が多いであろう2次試験の事例Ⅲの攻略法についてお話したいと思います。
私自身、事例Ⅲを解き始めたときは問題文を読んで会社の概要まで把握できるのですが、その後の生産計画や生産工程の話になると、なかなか文章が頭に入ってこなくなり、設問にも思うように答えられませんでした。
私は、製造業の現場を全く知りませんでしたし、1次試験の運営管理の点数も55点であったため、事例Ⅲを解くのに必要な知識が十分に身についていない状況でした。
そこで、私は、急がば回れだと思い、「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」(同友館)の事例Ⅲのパートを熟読しました。
全知識は、2次試験に必要な知識だけでなく、2次試験で出題される問題パターンやそれに対するアプローチ法、解法まで書かれており、苦手分野の克服にはもってこいの内容でした。
私が、全知識の事例Ⅲパートの熟読及びその後の過去問演習をする中で得た事例Ⅲを解く際の基本的な考え方としては以下のとおりです。
1 まず、事例Ⅲは、基本的に、①強み(弱み)の分析→②生産面の問題解決→③②を実現するための情報活用→④今後の戦略の順に設問が構成されているので、そのことを念頭において設問文、与件文を読解、分析していました。
2 与件文、資料にヒントがある
事例Ⅲは、他の科目以上に与件文や資料に設問を解く際のヒントや答えが書かれています。
ですから、事例Ⅲは与件文を素直に読むことが求められます。決して皆さんが仕事等で得た知識や経験が問われているわけではありません。
事例Ⅲでは、設問で答えることが求められている与件文を素直に書くだけで解答の5割ほどは出来上がります。あとは皆さんが1次試験で勉強した知識を必要な範囲で書けば解答は完成します。
3 Q、C、Dの切り口が事例Ⅲの全ての設問の解法として使える
事例Ⅲは生産・技術の問題ですから、設問は基本的にQ(品質)、C(コスト)、D(納期)のどれかに関する問題になっています。
私は、設問で何を答えてほしいかを考える際は必ずQ、C、Dの切り口を使っていました。この切り口を使うようになってからは設問の題意を外すことが極端に減りました。
ぜひ、試してください!
4 情報問題(平成21年度~25年度、27年度に出題)は事例Ⅲにおいては頻出分野ですが、問題の種類としては、①生産現場内でデータを共有・蓄積することで解決する問題と②生産現場内外の情報をつなぐことで解決する問題の2つに分けることができます。
情報問題が出た場合は、この2つのどちらに当たるのかを判断できれば、おのずと何を書かなければいけないかが明確になります。
なにより、情報問題では、生産面(「モノ」)の問題解決には、「コト」(情報)の活用が必要であるという視点を持つことが重要です。
以上、事例Ⅲの攻略法についてお話してきました。
事例Ⅲを苦手にしている人がこの記事を読んで少しでもお役に立てれば幸いです。
今週土曜日の昼は、オンリー担こと“アシベ”です!!
今回は、2次試験に向けた学習計画の立て直しの仕方について具体的にお話し頂きます。
是非ご期待ください!
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