脱モヤ09「”伝説の合格者”に成り損ねた男」/くコ:彡


おはようございます、いか@タキプロです。
今日はいつもの十ヶ条ではなく番外編。

私が一年目に試験に落ちた原因を自己分析すると、原因の6割は十ヶ条を確立できていなかったため、2割は事例Ⅳで見直し時間配分間違えたせい、そして残り2割が今回の主題です。

試験本番に向けて、これを知らなかった人の合格確率を0.1%は引き上げると断言できる大事なことを伝えます。

 

目次

試験中、トイレ行ってもいいんですってよ

なーんだ…と思った人、ちょっとお待ちください。ステイステイ。

「今まで試験中にトイレ行ったことがない」「何となく今度も大丈夫だ」と根拠なく思っている、そんな貴方にこそ伝えたい。

他人事と思わないでほしいのです。なぜなら私自身がそうだったから
私は一年目の二次試験、事例Ⅲの途中で猛烈にトイレに行きたくなりました。

果たして試験途中にトイレに行くことが許されるのか、人の答案がうっかり見えかねない以上途中退室扱いになるのではないか、まだ回答半分も書けてない、かといって文章考えるのにも集中できない…思考はぐるぐる回ります。

結局、私は試験終了まで我慢しました。後から思えばダメ元で試験官に相談してみればよかったと思います。ですがその時は相当テンパっていました。

後にウェブで調べたところによると『試験官に言えばトイレには行ける、戻って試験も再開できる』『トイレには試験官が1人同行する。そのため、同じタイミングで二人以上が申し出た時は1人ずつ』とのことが分かりました

繰り返しますが、「自分は大丈夫」と他人事のように思わないでいただきたいのです。
この時の私は、

・直前休憩時にトイレにちゃんと行っていた
・普段なら数時間は平気で我慢できる
・今まで試験中のトイレで困ったことはない

という状況だったので、まさか試験中のトイレに困ることになるとは欠片も思っていませんでした。

完全にifの話ですが、この時漏らしながらでも回答に全力を注いでいたらひょっとしたら私は合格を勝ち得ていたかもしれません。そうしたら私は、月刊「企業診断」のかの有名特集企画で、

漏らしながらも試験合格を勝ち取った「伝説の合格者」

として新たな伝説を生み出し、中小企業診断士業界にその名を轟かせていたかもしれません…(※個人の妄想です)

そして伝説へ・・・

悔しさを乗り越えて迎えた二年目。
一年前に醜態をさらしたいかの姿はもうありません。前回の反省を踏まえ、事前にトイレ対策を徹底的に練りこんだのです。

1)会場についたらまずトイレに。
2)最初の試験前にももう一度。
3)各事例終了後の休憩時間は、その時の尿意状況に関係なく、いの一番にトイレへ。
4)昼休憩は、最初と食後と最後に1回ずつトイレに行く。
5)コーヒー系は利尿作用があるので絶対飲まない。
6)同様に、普段から食べているもの以外(タブレット錠剤含)は摂取しない。

見てくださいこの徹底ぶり。完璧です!

え、休憩時間にそれだけトイレ行っていたら直前の勉強時間が無くなるんじゃないかって?
いいんです。直前に勉強したおかげで得点出来る確率は低く、出来ても高々数点試験中にトイレ行きたくなる方が余程影響大きい。私はそう割り切りました。

ということで対策を徹底して臨んだ二年目の二次試験。結果は以下の通りです。

試験当日のLINE(原文ママ)

 「昨年の経験踏まえ、といれ対策は入念」
 「毎科目終わる度にすぐトイレに並ぶ。尿意なくても取り敢えず並ぶ」
 「早くしないと50人とか並ぶ。それ見て行かなくていいやと思うと失敗する、それが去年」
 「昼に至っては、終わり次第すぐトイレ、おにぎり食べてすぐトイレ、試験開始前にも一度トイレという完璧すぎる布陣」
    ー1分後ー
「と思ったら、予想外の片頭痛が始まってきた」

 「ちょ、おま…」

\(^o^)/オワタ

 

 

いか流 脱モヤ十ヶ条
第一条:自分なりの挑み方を見出す
第二条:診断士試験の目的は仲間作り
第三条:暗記は忘れてナンボ
第四条:難問は期待値で点を取る
第五条:いか流!二次テキスト適性診断
第六条:与件はツッコミどころが満載だ
第七条:SWOTだって必須じゃない
八条:理不尽を感じたら社長になろう
第九条:NPVはミスを撲滅し得点源
第十条:『見直し』で20点を稼ぐ
番外編:トイレを甘く見ない(今回)

 

本日も豊漁!くコ:彡
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!

明日は【とどろき劇場 第5章】
1次試験まであと少し、最後の15分まで何が起きるか分かりませんよ!

 

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