多年度卒業！！『ゴール』を決めたらその次は？／トシ

皆様こんにちは！タキプロ9期の多年度受験トシです。
引き続き、私と同じく2次試験で苦戦されている方々へ、自分の勉強方法をご紹介していきます。
何かお役に立てれば幸いです！

今回は前回の記事の続きです。（こちら）

「2次試験の勉強、何したらいいのか、、」とモヤモヤしていた私は、
① 過去問に絞る
②『ゴール(合格答案)』と『自分の現状』を明確にする
ことで、自分の課題の分析と改善を進めました。

今回は、このうち②を具体的にご紹介していきます。

『ゴール』：「ふぞろい」のA答案に設定
『自分の現状把握』：解答プロセスを全部書き出す
★1次必須の方は、残り1カ月頑張ってください！！

『ゴール』：「ふぞろい」のA答案に設定

ゴールにふぞろいを選んだ一番の理由は、
◎ 解答の根拠が明確で、自分も書けそうだと感じた
ことです。他にも、
◎ 大量の答案をもとに分析しているので信憑性が高い
◎ 多くの受験生が参考にしているため、本番も解答が似てくる可能性が高い
点も挙げられます。
2次試験が相対評価だという点を考えると、大多数の意見を押さえておくことは必要かと思います。

＜やったこと＞
・「解答ランキング」の上位キーワードを自分で導き出せるか。導き出せないワードはどうしたら導き出せるか。
・「再現答案」で、A答案はどんな要素を、どれぐらい盛り込んでいるのか。
・「再現答案」で、A答案の解答構成で共通点はあるか、パターン化できないか
・「再現答案」のA答案とB答案を比較し、A答案とB答案の境目は何か（書き方、要素など）
etc、、

こうすることで、自分の中でA答案のイメージを明確にしていきます。
また同時に過去問の理解が深まったり、不足している知識の認識もできます。

『自分の現状把握』：解答プロセスを全部書き出す

皆さんそれぞれ自分の解答プロセスがあると思いますが、中には『なんとなく』やっていることもあるかと思います。
例えば設問を読むときにつける印、、これは本当に意味があるのか？など。

また、目指す『ゴール』の答案と自分の解答にかい離がある場合、解答プロセスも変更する必要があります。
どこをどう変えたらいいのか？

自分のプロセスを客観的に分析するためには、やはり紙に落とすことが一番ではないかと思います。

私は再現答案でやりましたが、今から思い出すのは難しいと思うので、新たに過去問を80分間で解いたものでもよいかと思います。

＜やり方＞
① 80分の解答プロセスを全部書き出す。
…考えたこと、やったこと全てを時系列に、できるだけ細かく具体的に書く。
例えば「ページをめくる」「段落番号「問題を全部読んだ」「○○に印をつけた」「△△を読んで□□を類推した」「意味がわからなかった」など。
・時間も書く

② ①で書き出したものを、設問ごとに分類し、時系列に並べる。
…各設問について、解答を書くまでの一連の流れが一目でわかります。
例えば、
・自分の解答にエラーが発生していた場合、どこのプロセスでミスをしたのか
・この解答を導くために、すべてのプロセスは必要だったのか？
など、一つ一つ検証することができるようになります。

私の場合、この書き起こしで、解答エラーの原因が本文の読み間違いだと思っていたのが、実は設問文を読んだときから勘違いしていた、、ということに気づいたことがあります。
また同様のミスを他の問題でも犯していることに気づきました。

このように、紙に書いて整理することで、はっきりしなかった解答エラーの原因が特定できたり、自分の起こしやすいエラーを見つけられるかもしれません。
まずは書き出し、ぜひやってみてください！