二次試験の時間間隔の身に付け方/うめ
こんにちは。うめです。
今日は、二次試験の時間感覚の身に付け方のお話しです。
(既出感満載のお話しですが)
試験で普段通りの力を発揮するための一つの方策として、本試験時でも、普段練習で解いている時と近い環境を作り上げることが挙げられます。
09:40 ~ 11:00(80分)
11:40 ~ 13:00(80分)
14:00 ~ 15:20(80分)
16:00 ~ 17:20(80分)
いきなりですが、上の時間は、本年度の二次試験の事例Ⅰ~Ⅳの開始時刻・終了時刻です。
この時間帯で試験が行われることによる問題点があります。それは「今何分経過したかわからなくなりがち」ということです。
試験中は通常、かなりの緊張感の中で問題とにらめっこしているものです。
そんなガチガチの時には、
試験中に時計を確認する
↓
10:30
↓
経過時間50分、残り時間30分!
と即座に経過時間を把握するのは困難です。
14時・16時ちょうど開始の事例Ⅲ・Ⅳなら、まだ経過時間を把握しやすいのですが、40分開始の事例Ⅰ・Ⅱとなればもう、即座に経過時間を把握するのは困難です。(30年度からは試験開始時刻が変わったから、これでも以前より大分マシなんですよ!)
大抵の方は「9:40開始だから、何分経ったっけ?あ、11:00終了だから残り時間30分だな!」という風になりがちです。
そうなる原因として、緊張もありますが、普段本試験と同じ環境(同じ時間帯)で解いていないから時間感覚が身に付いていないということが挙げられます。
解決策として「練習時から本試験と同じ時間帯で繰り返し解いて時間感覚を身につけて慣れる」ことを皆さん思いつくと思います。
ですが正直、社会人の受験生がそんな時間帯で問題を解ける環境や暇はそれほどないですよね。予備校でも本試験と同じ時間帯で演習等を実施するのは模試の時くらいでしょうか。そもそも時間帯を同じにして2、3回解いたところで、時間感覚は身につきません!
この問題点の、もっと簡単で誰にでもできる解決策があります。
それは「自分の時計を試験開始時刻が0時になるように毎回セットする」ことです。
こうすることで毎回、
開始時刻0:00 終了時刻1:20
という時間帯で問題を解けます。
時計の針が0:50を指していたら、50分経過、残り時間30分です。誰でも即座に経過時間、残り時間を把握できます。しかも事例ごとに時間帯のバラつきもありません。
普段から毎回時計を0:00にセットして演習や過去問を解けば、本試験でも練習時と同じ環境を簡単に再現できます。
ちなみに、私が二次試験当日の朝、試験会場へ向かいながらやったことが「自分の時計を、事例Ⅰの開始時刻が0:00になるように合わせる」こと、一つの事例終了後にやったことが「自分の時計を、次の事例の開始時刻が0:00になるように合わせる」ことです。
やるなら、アナログ時計がおススメですよ!
明日は、センピさんです。