「合格する人」と「しない人」/あっきー
長かった診断士試験の学習もあとわずか。
最後の2週間は、一気に学力が高まります。
最後まで、合格目指して頑張ってほしいと思います。
さて、今回は合格を強烈に意識してもらうために、独断と偏見ですが、合格する人としない人の特徴を挙げてみます。
<学習時間>
〇合格する人
短時間で集中 × 時間の捻出 → 合格
〇しない人
長時間をだらだら × 時間の捻出 → 不合格
合格する人は、課題や目的を明確にして学習することに対し、
しない人は、学習に時間を費やすことに安心感を得るような気がします。
<学習内容>
〇合格する人
過去の高得点解答と自分の解答を比較する。素直に違いを認め、同じような解答を作成する方法を考える。
〇しない人
過去の高得点者解答と自分の解答を比較しない。もしくは、比較しても「解答の内容はほぼ同じ」と自分を正当化しようとする。
合格する人は、解答の内容(構成要素)と書き方・表現力の両面で高得点解答を参考にします。
しない人は、自分の考え方や解答を正当化しがちで、高得点者の解答との違いを認識できないケースが多い印象です。
今からでも遅くはないので、高得点者の再現答案の解答と自分の解答の比較分析をするとよいと思います。
<学習範囲>
〇合格する人
得点獲得に結び付く部分を重点的に学習。
余力がある場合は、周辺分野もカバー。
〇しない人
テキスト全体をまんべんなくカバー。
単元ごとの強弱が少ない。
結果的に、わかっている分野を繰り返し学習し、安心感を得る。
弱みの克服が不十分になり、総合的な学力が上がらない結果に。
限られた時間で、得点獲得能力を伸ばすために効率的な学習をしましょう。
<メンタル>
〇合格する人
合格するために何をするかを考え、行動する。
できない理由を言い訳にせず、やりきる。
〇しない人
できない理由や不安を周囲の人に伝え、「大丈夫」「仕方がない」と言ってもらって安心する。
客観的に自分の実力を把握できている人は、合格までのギャップを埋めるための努力をします。
<本試験に向けて>
〇合格する人
試験時間のタイムスケジュールが明確で、解答作成は事前に準備したことを利用するだけの作業だと思っている。
〇しない人
試験時間のタイムスケジュールが明確で、全力で素晴らしい解答をその場で産み出そうと考えている。
その日だけ、実力以上の力を発揮する、なんてことはあり得ません。
神様への合格祈願は「当日、自分の実力を発揮できますように!」が良いと思います。
<本試験中>
〇合格する人
頭に浮かぶ数々のひらめき(思い付き)を、出題者が求めている解答かどうかを冷静に判断し、リスクの高い解答を避ける。
〇しない人
頭に浮かぶ数々のひらめき(思い付き)を、独創性のある解答だと勘違いし、自画自賛型の解答を作成する。
80分の間、「思考」「精神」「時間」のコントロールができることを試されています。
極度の緊張感の中で、可能な限りの平常心で問題に向き合えるように願っています。
そう言っている私も、昨年の試験では最後の事例Ⅳが全て解けそうな問題だったので、CFの問題を深追いしてしまい「時間」のコントロールを失いました。
最後の連結決算の文章問題は、3分程度しか残されておらず、考える時間はほとんどないまま、文字を埋めることになってしまいました。
そんな状況でもあきらめず1点でも加点されるために、必死に「合格」にしがみつきました。
※試験終了後も15~20秒くらい書き続けていました
真剣に学習を積み重ねてきた人であればあるほど、当日までのプレッシャーは大きいと思います。
昨年、試験前日にほとんど眠れず1時間程度の睡眠で受験しました。
以前は、睡眠不足は力を十分に発揮できない、と思っていましたが全くそんなことはありません。
人間は一日くらい寝なくても大丈夫。「合格」を前提に学習している人はそれくらいは丁度良いハンディになると思います。
むしろ、力の抜けた解答になるので、謙虚さが出て効果的かもしれません。
さすがに4科目目はつらかったですが(笑)。
本試験の最後の一文字まで「合格」を強烈に意識して取組んでください。
皆様の健闘を心よりお祈りしています。
そして、口述試験セミナーでお会いできることを楽しみにしています。
明日は、きらさんです。
アホスト理論の感動の最終回、必見です。
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