【すれすれなるままに。ストレート合格体感記】/ささたか
こんにちは。ささたか@タキプロ10期です。自己紹介はこちらから。
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1次試験・超直前 科目別体感記
いよいよ1次試験本番までは、あと19日。まさにラストスパートの時期です。本番まで、あとどのくらい勉強できるかというと、平日は3時間、土日は8時間(前回より2時間アップ!)やったとすると、60時間くらい勉強できます!1科目あたりにすると、8~9時間。ここからは、この貴重な時間を、個々の科目別のの進捗具合に応じてどう配分し、やるべきことをやり切るか、の勝負です。ここまでコツコツと勉強してきた力をベースに、フィニッシュを迎えましょう!
本日は、去年の私が、この時期に行っていたことを科目別にまとめてみました。置かれた状況は、それぞれ違うと思いますので、ひとつの参考としていただきたいと思います。
(各科目のやりこみ度を、5点満点で★で表してみました。★5つが、この時期最もやりこんだ科目です)
(また、直前期に、こんなのでも受かる!と自信を持っていただきたく、TAC完成答練を受けた平均点も記載しています。)
【全体】
・各科目過去問のCランクまでは徹底的に理解して、やりこむ
・それでもまだできない問題の、テキスト該当部分を読み込み&理解
・基本、どの科目も、これの繰り返し
【企業経営理論】 やりこみ度:★★ 答練:56
<やったこと>
・超苦手だったリーダーシップ論やモチベーション理論の箇所のテキストコピーして暗記
・暗記パートである人的資源管理の直前暗記つめこみ。(この時期までほぼ手付かずだった)テキストコピー持ち歩いて暗記。
・超頻出のドメイン、PPM、競争優位、は絶対間違えないよう、過去問や答練、まとめレジュメ等を何度も見直し
<反省>
・経営戦略、成長戦略、競争戦略、組織構造論、のパートの本質的理解が足りず、1次苦戦。(2次事例Ⅰも)
・上記パートそれぞれ、各項目の定義、メリットデメリット、関連性、などがソラで言えるくらいに深めるべきだった。(しかし、なかなかそこまではいけなかった。超直前期にやることではない、と感じる)
【財務・会計】 やりこみ度:★★★★★ 答練:56
<やったこと>
・収益費用の認識基準、減損、資産除去債務、分配など手薄だった、テキスト最後のほうのパートについて、自前のまとめシートを作成して暗記。
・過去問とトレーニング(TAC講座の1次用問題集)をとにかく本番までできるだけ繰り返し解く。
<反省>
・やるだけやった。がしかし、本番は、ほぼ捨てた会計パートが難化し、撃沈(40点台)。
【運営管理】 やりこみ度:★★★★ 答練:57
<やったこと>
・苦手だった生産管理のほうに重点配分。レイアウト、生産方式、在庫管理、IEを特に重点的に学習。
・得意だった店舗管理は、ほぼやらず。物流、販売流通情報システム、だけは重点的に学習。
・ただし、店舗施設に関する法律のパートは、テキストコピー持ち歩き暗記を行う。全然頭に入らず苦痛だった。
・計算問題は、財務会計同様、過去問やトレーニングの繰り返しを実践。
<反省>
・暗記に終始したため、2次事例Ⅲにまったく対応できず(40点台)。
・しかし、勉強できた時間からはギリギリだった。自分的には精一杯だった。小売業の人間に、生産管理は非常に難しかった。
【経済学・経済政策】 やりこみ度:★★★ 答練:43
<やったこと>
・過去問とトレーニングの繰り返し。以上。答練のデキが悪く、ふてくされていた。
<反省>
・申し訳ありません、特に反省点がありません。とにかく、やれるだけはやった(問題を繰り返し解いた)。
【経営情報システム】 やりこみ度:★★★★ 答練:71
<やったこと>
・過去問は解きながらも、テキストの暗記や、過去問・トレーニングの解説該当箇所の暗記が中心。
・もはや意味、構造を理解するということではなく、英単語学習かのように、ワードと定義をとにかく一つでも多く覚えようとした。試験前日まで、繰り返した。
・TACのWEB配信講座を、通勤の往復時間で聴き流した。この科目のTACの講義はとても分かりやすく奥深く、これにより多少は、暗記や理解を助けたと思う。
<反省>
・これまた申し訳ありません、大きな反省はなく、やり切った感があります。ITに疎い私としては頑張りました。そして、去年の1次の易化に助けられました。あきらめずに、単語1個また1個と地道に最後まで加えていくイメージがいいと思います。
【経営法務】 やりこみ度:★★★★ 答練:56
<やったこと>
・株式会社機関、役員、組織再編等、産業財産権、不正競争防止法、景表法、特定商取引、民法債権、債務不履行、相続、遺留分、についてテキスト内の表にまとまっているページをコピーし、持ち歩き暗記を行った。上記項目は、講義で頻出と言われていた分野と、自分が苦手だった分野とを総合して決めて実践した。
<反省>
・もう少し早く直前暗記を始めればよかった。結果的には、本番当日を迎えても、薄ら覚えの箇所がいくつもあった。
※去年の経営法務は超難化しましたが、私は調整前得点で56となんとか形にできました。なので、会社法と産業財産権の分野を中心とした基礎の徹底で、乗り切れるはずだと感じます。
【中小企業経営・政策】 やりこみ度:★★★★ 答練:44
<やったこと>
・中小企業政策のテキスト暗記⇒中小企業基本法、中小企業等経営強化法、中小企業組合制度、高度化事業、下請法を中心に。
・中小企業白書パートの暗記⇒テキストの暗記。まったく頭に入ってこなかったが、だいたい図表が付いているので、図表をなんとなくイメージ付けしながら、内容や数値を暗記。経営情報に次ぐ苦行。
<反省>
・答練44点から、本番では60点超えてきたので、巷で言われるとおり、直前期の伸びしろが大きい科目だと感じます。この科目も本番当日まで1個でも多く積み上げられたもの勝ちだと思います。
・本番最後の科目ということと、試験時間90分は余るので、気が緩むこともあるかもしれませんが、最後に気を引き締めて、時間いっぱいまでケアレスミスを確認する。という姿勢が良いと感じます。
2次試験に向けて
ご覧のとおり、答練の段階では合格レベルになく、直前期のラストスパートでなんとかゴールした、という印象です。①過去問はCランクまで理解できるまで解き続ける、②計算問題は毎日触れ続ける、③頻出論点を繰り返す、④「自分の苦手項目×高頻度」の論点を繰り返す、ということをポイントに残りの短い時間、駆け抜けてください。
ストレート合格に向けて、この時期の2次試験対策は非常に難しく、私は去年はゼロでした。しかしながら、去年経験したことから考えると、
①企業経営理論や運営管理は、定義、メリデメ、関連性、などがソラで言える。1次問題の○×が分かるレベルを超えて、その問題(肢)から言えるポイントは何か?を定義やメリデメなどを使って、人に説明できるレベルにしている。
②財務は、ファイナンス分野を中心に、2次用の問題集や過去問に触れている
と、2次はとてもアドバンテージがあるのではないかと思います。
あとは、最近の試験は、1次と2次の出題テーマに関連性があることもあるようなので、2次から受けられる方も含め、1次でどういったテーマが問われたかを1度は触れる機会は作ったほうが良いと思います。
明日は、Tommyさんのブログです、お楽しみに!
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