ファイナルペーパーって作らないとダメ？byえが
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ15期の えが と申します。
本日のお題は2次試験用のファイナルペーパーについてです。
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■はじめに
そもそも「ファイナルペーパー」って何？って思っていらっしゃる方もいるかと思います。
かくいう私も受験生時代にタキプロのブログを読んで初めてこのワードを知りました。
内容としては、自分の弱点や試験対策のポイントを簡潔にまとめたメモのことを「ファイナルペーパー」と診断士界隈では言っているようです。
調べたところ、「ファイナルペーパー」は他の資格試験や入試試験等で一般的に使われておらず、中小企業診断士試験特有のワードのようです。
■ファイナルペーパーって必要なの？
中小企業診断士試験の2次試験は1次試験ほどではないですが科目が多く、試験範囲も幅広いのが特徴です。そのため試験当日にテキストを全て持って行くことは不可能です。
各科目の試験開始10分前には机上に何も出すことは出来ません。試験の合間には休憩時間が設けてありますが、試験終了後に解答を回収する時間やトイレ等を考慮すると試験前に振り返ることのできる時間が限られています、この短い時間の中で、全てのテキストを試験直前に振り返るのは難しいでしょう。
この短い時間に自分の弱点や試験対策のポイントを効率良く簡潔に確認するためにファイナルペーパーが必要なのです。すでに何度も頭に刷り込んでいる内容かもしれませんが、やはり直前に再確認するのは非常に重要だと思います。
結論から言うと試験当日は持参することをお勧めします。
■ファイナルペーパーって作らないとダメなの？
前述で「ファイナルペーパー」は自分の弱点や試験のポイントを簡潔にまとめたものだと解説しました。出来ることなら自分で作った方が望ましいです。自分で作ることによって愛着も沸きますし、頭への定着の仕方が違ってくると思います。
作り方は以下の過去タキプロの記事を参考にしてください。
■どうしても時間ない場合はパクッてカスタムでも可
ただ自分で作った方が良いことは分かっていても、時間がない人にとっては一からの作成は大変かもしれません。
そんなどうしても作成できない方は、他の人が作ったファイナルペーパーに頼るのもありだと思います。
幸いなことにネットで「ファイナルペーパー」と検索すると、たくさんのサイトが引っ掛かってきます。上位10件も見てみれば十分かと思います。
ちなみに私も受験生時代にネットで転がっているファイナルペーパーを入手しました。（事例ごとに分けたらおそらく10種類は超えてたかと）
自分でも作成していましたが、正直ネットで入手したファイナルペーパーの方が完成度が高かったです。自分のものには記載出来ていなかったような論点や気づきもふんだんに記載されていて、見ておいて良かったなと思いました。
そして、色んなファイナルペーパーを見ていると、あることに気づきました。
それは、「表現や言い回しはマチマチだけど、書いてある内容の本質はほぼ一緒」ということです。
同じ問題を解いているので当たり前といえば当たり前ですが、これに気づけることが結構重要なのではないかと今になっては思います。
時間がない方は、どれか気に入ったファイナルペーパーに自分の苦手な部分を付け足していくのが一番効率が良いかと思います。
当然あやふやな点や疑問点はなるべく解決しておき、どうしても最後まで間違ってしまうポイントや定着していない知識を書き加えていきましょう。試験前にそれを見れば自分の弱点が一目瞭然なのでリラックスして試験に臨めるはずです。
■おわりに
私も昨年度感じましたが、試験当日の緊張感は想像以上です。周囲の雰囲気やピリピリした空気感に圧倒されて、本来の実力を発揮できない可能性もあります。
本番で本来の実力を存分に発揮するために「これまでやりがちだったミス」、「忘れがちな知識」など試験直前にここだけ頭に入れておけば大丈夫とファイナルペーパーに目を通して安心感を得ることは大切です。
安心感を得たいという人や試験で心配な部分があると自覚している人は作成した方が良いと思います。
「ファイナルペーパー」は試験当日の自分へ向けた応援メッセージです。それを見て試験当日は実力を十分発揮できるよう頑張りましょう！
次回は、みうらちん さんの登場です。
お楽しみに！
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