1次試験「記憶メモ」で仕上げ【by Terukin】

皆さん、こんにちは。Terukin@タキプロ6期生です。

「NHKのど自慢」を見ています。NHKのど自慢は、1946年の放送開始以来、長きに渡って放送されている長寿番組です。子供のころ、台所で食事をしながらお昼になるといつも見ていたのを思い出します。

 なぜ、こんなに続いているのかなと、ふと考えてしまいました。放送している内容はその頃からずっと変わっていません。「変わらないことの良さ」や「日本人の心に響く」ところがあるのでしょう。

 毎週、全国各地を巡回していて、地方にやってくるTV番組というのもいいですよね。今「地方創生」が叫ばれていますが、地方の活性化あっての日本創生と思います。診断士の役割の一つには、この地方創生があると思います。地方を盛り上げて、日本を元気づけていきたいですね。

 

さて、ゴールデンウィークに突入です。受験生の皆さんはここが勝負です。1次試験の勉強でこれまでに積み残しがあれば、一気に解消したいところです。

2次試験向けては、事例4の計算問題・分析問題の克服、設問読み・与件読みのマーク手法の確立など、何かテーマをもって時間を使っていきましょう。

 

前回は、1次試験の学習プロセスである第二段階の「レベルアップ」についてお話ししました。今回は、第三段階の「仕上げ」についてお伝えします。

 ■(第一段階)「準備

 ■(第二段階)「レベルアップ

 ■(第三段階)「仕上げ

 

「仕上げ」段階では、なにをするのでしょう。これまで、第一段階で「問題集を参考書化して繰り返し問題に触れる」、第二段階で「新しい問題集を使ってレベルアップ」。簡単にいうとそんなことを紹介してきました。

 

「仕上げ」段階では、「記憶の定着化」です。

ここでは、「手書きの記憶メモ」を作ります。

 

「手書きの」というのがなぜかよいのです。「高速でめくれるもの」「できるだけマークしたり色を付けたりしてきれいなものを作ろうしない」のがしっくりきます。

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この記憶メモは1次試験の「ファイナルペーパー」でもあります。試験当日に会場で見ることも想定しましょう。

 

作成するのは、試験の直前でもいいですが、早く作れば、それだけ繰り返せます! 2次試験の勉強も並行してやりたい方は、この手書きメモで少ない細切れ時間を活用していきます。

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手書きのメモを作成する際の注意点は、「最初から細かく書きすぎないこと」です。

 

はじめは、スペースを空けて、少し無駄かなと思うくらいにします。例えば、A4の白紙の紙を使って作ります。裏面は使いません。おもて面だけだと高速にまくれますし、枚数も多くなってやった感もでます。追加もやりやすくなります。

 

はじめから書きすぎて、「終わらなくなる」「時間がかかりすぎる」のはダメです。

自分が「なるほど と思ったところ」「わかりにくかったところ」を中心に書いていきます。きちんと理解していない個所は、何度も忘れます

 

診断士の1次試験は科目数が多いので、一度「克服した」と思った科目でも「1ヵ月程度勉強しない」だけで、きれいに忘れてしまいます。これは、とても恐ろしいことです。だから、ほんの少しの時間でも短いサイクルで、できれば毎日たくさんの科目に触れましょう

 

1次試験は、「努力した科目だけが得点が伸びます

 

これだけは確かです。がんばっていきましょう。

 

それではまた。

 

Terukinのプロフィール:

いわゆる「多年度受験」で2014年度「中小企業診断士」に合格。2次試験は5回目にようやく合格。1次試験の受験回数も数知れず。「合格するまで受験する」ことを信条に、モチベーションを維持し続けた。多年度受験で苦労している受験生にどのようにして合格に至ることができたのか。自身の経験から参考になることを伝えたいと考えている。 

 

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1次試験「記憶メモ」で仕上げ【by Terukin】” に対して2件のコメントがあります。

  1. 通りすがり より:

    地域創生→地方創生、ですよね。

    1. Terukin より:

      失礼しました。修正いたしました。

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