過去問の写経とファイナルペーパー作り
どもっ、きょん太@タキプロ6期です。まいどっ!!
2次試験がいよいよ今月末になりました。あと約3週間ですね。ラストスパートですよ!!
さて、私が昨年の今ごろ何をしていたかというと…まさに「もがいていた」いう表現がぴったりのように思います。会社では本社転勤の話が本格化して右往左往。勉強のほうも、模試の出来は散々、受験校の答練では特に事例3の解答プロセスが全く確立できず、10年分の過去問を3回解く計画も5年分を1回ちょっとしか回せずに学習スケジュールが大幅に遅れた、など。その結果、心の中の「焦り」や「苛立ち」に気持ちが向いてしまい、勉強に対する集中力が落ちてきました。
そして集中力が落ちてきたことを感じて、気持ちはますます焦る、という悪循環にはまりました。私は通信で勉強していたので、悩みを共有する受験仲間もいません。
「どうしよう……。そうだ、『写経』をしよう!」
お寺で悟りを開く修行僧のイメージが心の中にあったのかもしれませんが、突然ひらめいたのです。ただ、本当に経を写している時間もないので、受験校の模範解答を写すことにしました。そして文房具屋でマス目が入ったノートを購入して写経していきます。マス目があるノートは文字数を数える手間が省けますし、本試験の解答方法に似ているので練習にもなります。
2度、3度と書いていくうちに、解答のパターンや書き方のロジックが少しずつわかってきました。解答を書くのに必要な時間などもわかってきます。また、どうしても受験校の模範解答に納得できなかった事例3は「ふぞろいな合格答案」の解答を模範解答と位置付けて同様に写経しました。
そして、写経していくうちに気が付いた点や、自分が解いた時に思いが至らなかった点などは小型のノートに書き出していき、後から反省点として読み返すようにしました。今思うと「ファイナルペーパー作り」のようなことをやっていたことになります。
これらのことを行ううちに、再び集中力が戻って最後の本試験を迎えられたように思います。
「写経」や「ファイナルペーパー作り」は、タキプロのブログや他の受験生支援サイトで当たり前のように書かれている内容です。私はこれらのサイトを見るようになったのは2次試験の後なので当時は知りませんでしたが、心の安定はともかく(笑)、その効果は多くの合格者が認めていると思います。やったことのない方は、だまされたと思ってやってみてはいかがでしょうか?
気温が下がってきたためか、私の会社では風邪をひいている人が出始めました。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
それでは。
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