時間がない人にお送りするズボラ勉強法byヌノ

タキプロ13期のヌノです。

さて、今回で7回目の投稿です。
これまで、
①合格体験記
②事例Ⅱ
③事例Ⅲ
④2次試験対策
⑤診断士活動
について記事を書いていますので、よければお読みください。

また、タキブロ+(12/25投稿分)で、弁護士兼診断士として経営法務の記事を書かせていただきました。
手前味噌ですが、この記事には結構な時間をかけましたので、是非お読みいただければと思います。
さて、前回の記事で若干燃え尽きてしまった感がある私ですが、今回は、タイトルのとおり、時間がない人に向けて、どのように効率的に学習していくかをまとめたいと考えています。
まあ、要するに、私が実際にしていた1次試験の学習法を紹介させていただくということです。



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■時間がない人が優先すべきこと

さて、前回の記事で偉そうに体系的理解を身に着けろだとか好き放題書いてきた私ですが、実際には、この試験(中小企業診断士試験)には、そこまで学習の時間をとることができませんでした。
時間がない人は、やはり優先順位を付けて学習する必要があります。
他のどなたかも言っていたかもしれませんが、「何をするか」ではなく、「何をしないか」を考える方が、むしろ重要かもしれません。
一般的な受験生がすべきとされていることを、すべてやろうとするのはむしろ非効率的です。

では、何を優先して学習すればよいのか。
私の考える答えは、これまでの記事でも述べているとおり、「過去問」です。
アウトプットなくしてインプットはあり得ません。
最低限、入門講座や入門の書籍を読んだのち(可能な方はこの過程も飛ばしてOK)、早々に過去問に着手しましょう。
1次試験の関係では、「もったいない」と思って過去問を解かずに置いておくのは、全く無意味です。
敵の姿をいち早くとらえなければ、効率的なインプットは不可能です。

■上手?な教材の使い方

過去問最重視志向の私は、テキストではなく、むしろ過去問集(過去問完全マスター)を基本のテキストとして学習していました。
過去問集の解説で、重要な部分をマークしていき、とにかく過去問集を回すという方針で学習をしていたのです。
その中で、何回か同じ知識が問われることがありますが、そのような知識が出た際には、そのどちらのページにも「P200-ア」「P196-エ」などとメモを残しておき(それぞれ、当該問題集の200頁の選択肢「ア」で問われた知識であること、196頁の選択肢「エ」で問われた知識であることを意味しています)、相互に参照することができるようしていました。
こうして、効率的に過去問集を回転できる状態にし、試験直前には高速で過去問集を見直して、知識を何度も上塗りしていきました(複数参照頁が記載されている選択肢は、重要ではあるものの、一度関連する選択肢の解説を見れば、あとは読み飛ばして良いということになります。)。
本来であれば、過去問で得られた知識を、テキストにまとめ、テキストを一元化教材にするのが良いと考えておりますが、その一元化作業すら時間の関係上できなかったので、やむなく生み出した学習法です。
正直、あまり褒められた学習法ではないかもしれませんが、過去問をしっかり回すことができれば合格点には届くと思います。

ちなみに、私は蛍光マーカーやカラーボールペンでのマークを全くしません。
理由は2点あり、1つ目はマークするだけで勉強した気になることを防ぐため、2つ目は1回目の学習では本当に重要なことを理解することは時に難しく、重要でない部分をマークしてしまい後から読むときにややこしくなってしまうことを防ぐためです(一度マーカーでマークすると修正できない)。
ですので、私は鉛筆やシャープペンシルで重要な部分に<>をつけるだけでした。
見た目にこだわることにはあまり意味はありません。
ましてや、きれいなノートやテキストを使って勉強した気になるのは、最も危険な状態であると思います。
「名を捨てて実を取る」ことが重要なのだと思います。

■おわりに

以上、とても短い記事になってしまいましたが、私としては試験に向けた学習をする上でとても重要なことを書いたつもりです。
来年度の試験を目指す方にはまだ時間がありますが、是非モチベーションを高くもって学習を続けていただければと思います。

次回はロッキーさんの登場です。
お楽しみに!

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