記憶力
おはようございます。
アメフトつっき@タキプロです。
受験生の皆さん、3月最後の週末をいかがお過ごしでしょうか。
大手予備校では、一次試験の最大の暗記科目である情報、法務、
中小経営の講義が終わったころだと思います。
受験生の皆さんにとっては、記憶したことが先入れ先出しで
抜けるという事でお悩みの方もいるのでしょうか。
私の経験から、暗記は「スポーツの筋トレ」とかなり似ている
部分があります。
アメフトの試合で活躍し怪我をしない体をつくるためには、
筋トレは不可欠になってきます。
筋トレは、胸・腕・足などの部位にダンベルやバーベル、マシーン
などを使い通常より高い負荷をかけて筋細胞を破壊します。
破壊された筋細胞は、たんぱく質などの栄養や睡眠による休息に
よって修復され超回復を起こすことにより、以前よりも大きく
強くなっていきます。
ドラゴンボールのサイヤ人が強くなっていく原理と同じです。
さて、筋トレの話はおいて置きまして、診断士における暗記も
それに近いものがあります。
講義や自己学習などで暗記項目を繰り返し覚えることで、脳に
一定の負荷をかけ、睡眠で記憶を定着させます。定着後は以前より
知識が増え超回復した状態となっています。しかし、そのまま暗記
したことを思い出さないと忘却していきます。
では、知識を増やしながら忘却を抑えるのはどうすれば良いので
しょうか?
それは自分にとって、毎日どれくらい新しい暗記項目を覚え、どれ
くらい繰り返せば忘却を防げるかを知っておくことがポイントに
なります。
その目安として「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。
20分後には、42%を忘却し、58%を記憶
1時間後には、56%を忘却し、44%を記憶
1日後には、74%を忘却し、26%を記憶
1週間後には、77%を忘却し、23%を記憶
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を記憶
1日後には7割以上忘れているということは、診断士学習の膨大な
暗記量からいくと、ほぼ毎日どんな時も新しいことを暗記し、以前
に覚えた暗記項目を思い出す作業を行っていなければなりません。
受験生の皆さんは、こういった研究結果などを参考に、自分自身に
置き換えて計画的に暗記を繰り返すのはどうでしょうか。
是非ちょっとした隙間時間も惜しまず見つけ、暗記を繰り返し、
何としても8月の1次試験を突破してもらいたいと思います。
タキプロは、受験生の皆さんに合格までのスキルやノウハウを
提供させて頂き、合格を共に喜びたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。