試験への挑戦を通じて自分の成長を実感しましょう!byかもすた
読者のみなさんこんにちは、こんばんは。
タキプロ14期のかもすたと申します。
今回のブログのテーマは「試験対策・勉強方法」ですのでこの記事は
これから診断士の試験を始める方向けに書いています。
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■はじめに
2次試験が終わって1カ月ほど経過したこの時期から中小企業診断士の勉強を開始される方は多いと思います。
いろんな予備校のカリキュラムがスタートしているからですね。
この時期は主に1次試験対策のコースが多く、2024年度版のテキストも続々販売になりますね。
自分の経験上、中小企業診断士試験合格に向けては勉強をスタートするこの時点でのモチベーションを最後まで維持し続けることが最も大切だと思います。
そのために何をすべきか、どう考えるべきかについて今回の記事で書かせていただきます。
あくまでも私個人の意見ですので異論もあるとは思いますが、参考程度に読んでいただければ幸いです。
■1次試験
資格試験への入り口で最も大切だと思うことは、最初のインパクトです。
最初に取り組む勉強が面白い!と思えればその後の継続が可能だし、最初が面白くなければその時点で興味を失ってしまいます。
私はTACの教材で勉強を始めました。
1科目目は「企業経営理論」からでした。
1次試験の1日目、最初の科目は「経済」です。順番が違いますね。
ここが大手予備校のノウハウなのでしょうか。
おそらく私は最初が「経済」からスタートしていたら勉強を維持するモチベーションが維持できなかったのではないかと考えています。
「企業経営理論」は単純にとても面白かった。もっと勉強してみたいと思わせてくれました。だから最初に取り組むにはおすすめの科目です。
「経済」や「財務」は少し勉強する癖がついてから取り組む方がいいと思いますね。面白いか面白くないか、で言えばあまり面白くはない感じですかね。
その点、「企業経営理論」は面白いですね。あまり考えず読み物として見ることもできますし。
なので「勉強する順番」は大切だと思います。
また1次試験はマークシートなのでとにかく多くの問題に接することが大事だと思っていました。同じ問題を何度も解くことも大切だと思いますが、やはり多くの問題に触れておくことも必要だと思います。
テキストを10くらいの区分に分けて1区分終わるごとに問題集を解いていく。。。
2区分目が終わったら1、2と解き、3区分目が終わったら1、2、3と解く。
そんな感じでした。
何回やっても覚えられない問題には付箋をつけて、完全に覚えたら外す。。。
私の場合最後の付箋が取れたのは1次試験当日の朝でした。
ただこれだけは欠かさなかったことがあります。
それは・・・
「財務・会計」だけは毎日解くということです。
計算問題は1日でも空くと思い出すのに時間と労力が必要です。
なのでこの科目だけは毎日少しでも必ず解いていました。
■2次試験対策
2次試験は筆記試験と口述試験の2部制です。
筆記試験に合格しなければ口述試験はないし、口述試験はほぼ100%の合格率ですのでやはり筆記試験対策が重要ですね。
1次試験と2次試験の勉強方法の大きな違いは
勉強時間を記録したこと
です。
あまりそういうのは好きではなかったのですが、2次試験の場合はどこまでやればよいかがとても曖昧な試験です。
1次試験についてはわからない問題に付箋を貼って、覚えたら取っていく勉強でしたからあまり時間は関係ないという印象ですし、結果的にはそれなりの勉強時間になる試験だと思います。
ただし、2次試験は答えがない、というか書こうと思えば何でも書けるし、1つ1つが正解なのかどうかが自分ではわかりにくい試験です。
なので自分の勉強の目安として「勉強時間」を計っていました。
といっても単純なことでノートでもルーズリーフでもなんでもいいので日付と勉強開始時間と終了時間と勉強時間をどんどん書いていく。
1日が終わったらその日の合計時間を書いておく。
1カ月経ったらその月の勉強時間を・・・
といった具合です。
意外にこれはよかったですよ。
これだけやった!という自信にもなったし、もっとやろうとするモチベーションにもなりました。
大体ですが、平日は1日3時間から4時間、休日は8時間から10時間くらいですかね。
いやいや、働いているしそんなにできないよ・・・と言われる方もいらっしゃると思いますが、、、
出来るんですよ!
それくらいハマってしまうのが中小企業診断士試験の魅力です。
やるべきことはいくらでもあるし、息抜きも必要です。
直前期は事例Ⅰの勉強の息抜きに事例Ⅳの問題をやろう!みたいなヤバイ人になれば合格は目の前です!
ここでも大切なのは・・・
「事例Ⅳ」は毎日解く!ということです。
理由は1次試験と一緒です。あくまでパターン化している問題は毎日取り組むことで自然に書くことが出来るようになります。
もう1つ理由があります。
事例ⅠからⅢは基本的に文字を書いていく試験です。
それに対して事例Ⅳは計算が必要な問題です。
だから・・・
息抜きになるんですね。ずっと国語の授業だけでは飽きちゃいますね。
たまには数学もやって息抜きしましょう。
■中小企業診断士試験とは
足掛け3年にわたる中小企業診断士試験への挑戦は、今から振り返るとそれまでの試験に対しての考え方を180度変えた試験でした。
それまでの試験はなるべく満点を取るために!という感じでしたかね。学校の試験もそう、社会人になってからのいろんな試験もそうでした。
結果的に6割とか7割になることはあっても基本的には100点を狙ってましたね。
ただしこの中小企業診断士の試験は範囲が広すぎて、とてもじゃないけど全範囲を完全に網羅することはできません。
6割でいいんです。4割はできなくてもいいんですよ。あくまで試験に合格するためには、ですが。
だから出来ない問題があるのは当たり前、なんなら最後の問題から解いていってもいいかな、とか思った試験はこれまでになかったと思います。
捨てる勇気、飛ばす勇気が必要な試験だと思いますしその方が結果はいいのではないかと思います。
■おわりに
勉強を継続していくにはやはり勉強を楽しめないと難しいと思います。
楽しいと思えるには、やはり知らないことを知っていく喜びを感じることだと思います。
初めて見る問題は難しいです。それは誰しもそうですね。
だから楽しいんですね。それまで知らなかったことを知った自分はそれまでよりも成長しているってことになります。
それが継続されれば1カ月前の自分、3か月前の自分、半年前の自分より大きく成長しています。
中小企業診断士の試験に合格するには少なくとも数カ月から数年の時間がかかります。もっとかかることもよくありますね。
だから勉強している中で自分の成長を実感できる試験なんだと思います。
中小企業診断士になって何がやりたいか!という夢も大きなモチベーションになると思うし素晴らしいことだと思います。
でももっと小さなことでも、例えば今まで知らなかったことを知ることが出来た、という小さな成長を感じることもとても素敵なことです。
まずは自分の成長を感じられるよう、昨日の自分よりも今日の方が知っていることが増えるよう、そんな積み重ねをしていきましょう!
試験の結果はどうあれ、勉強を始める前の自分と受験する頃の自分では大きく違うと実感するはずです。
応援しています!頑張ってください!
次回は、イマニン さんの登場です。
お楽しみに!
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