学習進捗チェックで完成度を上げる!byえが

2次試験勉強の始め方

タキプロ15期の えが と申します。  

5月も後半に差し掛かっていますが、学習進捗はいかがでしょうか?

時期的には1次試験の対策で問題集を周回している方が多いかと思います。

そこで今回は自分が実施していた問題集の進捗管理の方法をご紹介いたします。

他にも良いやり方はいくらでもあると思いますが、紹介させていただくやり方がマッチする方もいるかもしれないのでご参考になればと思います。



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■はじめに

いきなりですが、皆さんはどうやって自分の勉強の進捗管理をしてますか?

勉強時間でしょうか?To-Do量でしょうか?

私は前者の勉強時間を管理するのが苦手だったため、後者のTo-Do量を管理してました。(正直に言うと、勉強中に呪われたように眠くなることが多いので、机に向かっている時間と習熟度と比例せず、時間管理に意味がなかっただけです。苦笑)

今回紹介するのはそのTo-Do量を管理する一つの方法です。

それは問題集をどこまでやったかの進捗管理をチェック表で行うという古典的な方法です。

私は中小企業診断士試験に受ける以前にも各種試験を受けてきた経験がありますが、それら全てを同じやり方を実践して合格してきましたので、一見地味ですが効果的な方法だと思っています。

■チェック表とは?

チェック表というのはこんな感じのシートになります。(写真は一例です)

問題集の章ごとに問題番号を一覧にして、その中に問題を解いた周回数の列がある表になります。
使い方は単純で、問題を1問解いたらすぐ答え合わせをして、正解だったら「〇」、不正解だったら「×」を付けるだけです。その後に正解/不正解に関わらずすぐ解説を読んで、次の問題に移るという方法です。

ただ正解だったけど、たまたま勘で正解する場合もありますよね?(特に1~2周目)
そのまま「〇」にするか、内容を分かってないので「×」もしくは「△」と記載するかは個人差があると思いますが、自分の場合は例え勘で当たったとしても「〇」としていました

理由としては、以下の2つに挙げられます。

①厳しく判定すると1周目は基本はほぼ「×」が並んで、モチベーションが保てない

②勘でも何でも当たれば正解。本番に備えて勘を鍛える!!

後者については、本番においても分からない問題が出る場合も当然あるので、ヤマカンを鍛える意味も含めて自分はそうしたやり方をしていました。
ただちゃんと理解したいよって方は勘で当たった問題は「×」を付ける方が良いと思います。

ここで大事なのが、1周目だろうが本番の試験だと思って解くように心掛けるのが重要です。
それは解答に掛ける時間もそうで、あまり1問に時間を掛けすぎないことが重要です。(自分の場合はちょっと考えれば解けそうな問題は時間掛ける分、さっぱり分からない問題はさっさと答え合わせして帳尻合わせていました)

■復習での使い方

 1周だけだと習熟度は低いままなので、とりあえず最低3周は問題集をやりましょう。

 3周目を終えると以下のような8つのパターンに分かれると思います。

 【パターン1】は3回とも正解していて理解は十分なので、これ以上時間を掛ける必要はありません。

 逆に【パターン8】は全く理解もしてないし、勘でも当たらないレベルなので本番で得点する望みは正直薄いです。ですので、これ以上深追いしない対象とします。

 残る【パターン2~7】については4周目を実施します。

 目的としては、【パターン2】&【パターン3】は【パターン1】と同じレベルにまで習熟度を深められる可能性があるので、本番では確実に正解出来るようにしたいです。

 そして一番合否を分けるのは、【パターン4】&【パターン5】だと思います

 【パターン4】はようやく理解してきた分野、【パターン5】理解しているつもりで実はあやふやで正解したりしなかったりの分野です。

 これを本番で正解出来るかどうかが合否の分かれ目です。

 いずれにせよ、3回「〇」が付くまでは4周目⇒5週目と問題を解きます。

 自分の感覚だと、問題集に掲載されている問題を3回も正解出来れば、大体の試験(検定試験で言うと2級レベル)は受かると思います。

 【パターン6】&【パターン7】は、【パターン8】ほどではないですがかなり不安な問題です。本番ではせめて2択か3択までには絞って、正答する確率を少しでも高めたいところです。

 ここで点数を稼ぐことで、60点を得ることが出来、苦手科目や爆弾科目があった場合の保険となります。

■メリット

 紹介した学習管理の方法には、以下のようなメリットがあると考えます。

①学習進捗度合い(問題集の進み具合)が一目で分かるため、進捗管理がしやすい

 直接問題集に〇×を書き込む方法もありますが、1つ1つ確認するのにページをめくる必要があり、正解/不正解の数のカウントがしづらいです。

②1つ1つの問題を解くことで、進んでいる感が出るのでモチベーションを保ちやすい

 自分としてはこれが一番のメリットだと思っています。

 1問を数分間で処理することになると思いますが、「〇」だろうが「×」だろうが勉強している感が出てきます。

 今日はここまでやり切ろうとか、あと何問やったら終わりにしようとか、その日のノルマも明確にしやすいです。

 目に見えるゴールがあると不思議と眠くもなりづらい気もします。笑

 特に3周目ぐらいになってくると、かなり解くスピードも上がっているのでサクサク処理している感が出て一層やる気も出ます。

③本番直前のチェックがスムーズになる

 どうしても間違えやすい問題ってあると思いますが、そうした問題は本番前に確認すると安心ですよね。

 そうしたチェックする際に、3回「×」が付いている問題だけ、直近「×」になっている問題だけ、2回目以降に1回でも「×」になっている問題だけ、などと自分でどういった問題を確認するのか判断しやすくなります。

④とりあえず自信が付く

これだけやってきたんだ」という自信は本番では非常に重要です。

本番直前の緊張する中では、〇が多く並んだチェック表を見返すと不思議と安心すると思います。

■デメリット

 一応、デメリットも紹介しておきます。

①チェック表を作るのがめんどい

 私は問題集ごとに専用のチェックシート作っていました。

 ただ、問題集によって章立てや問題番号の振り方が違うので、作るのが多少手間に感じる時があります。

 例えば、スピード問題集は問題番号があるので簡単ですが、過去問マスターは連番になっていないので面倒など。

 ただこの辺は1回やってみると慣れてくるので、そんな時間が掛からなくなると思います。

 私としては多少時間が掛かったとしても、メリットで述べた時短効果を考えると十分回収できるレベルかと思います。

②紙で作ると無くすリスクあり

 自分はエクセルで表を作って、紙に印刷する派でした。

 懸念としては、紙を無くすとそれまでの情報がなくなってしまうということが挙げられます。

 そういった心配が強い方は、タブレットやスマホなどのデジタル機器で管理すると良いかもしれません。

 ちなみに自分はA4サイズの紙のチェック表を4つ折りにして、本に挟んで栞のように使っていました。

■最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございます。

 今はアプリや過去問.comのような形態で学習される方も増えてきているので、そういったモノには最初からこういったの進捗管理ツールが付帯されていると思います。

 とはいえ、まだ本ベース(紙)が主流の方も多いと思いますし、人によって進捗管理のやり方って結構個性が出ると思います。

 もし今やっている方法がしっくり来ていない方は騙されたと思って今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか?

 1次試験まであと2ヶ月強となりますが、まだまだこれから実力上がっていく時期ですので、合格に向けて突き進んでくださいね!

☆絶☆対☆合☆格☆

次回は、みにまる さんの登場です。 

お楽しみに! 

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