白書事例で要約力を鍛えよう! by kenken
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■はじめに
皆様、こんにちは。
3回目の登場となります、タキプロ15期の kenken です。
本日は2次試験向けの記事となります。
2年かけて合格した私が、2年目に取り組んでいた内容です。
中小企業白書の事例を使って要約訓練を行ったもので、2次試験の際に効果があったと感じているので紹介いたします。少しでも参考になれば幸いです。
■要約訓練とは?
要約訓練って何?
長文を読んで制限文字数以内に要約する訓練です!
有名なものに春秋要約があります。これは、日経新聞のコラム「春秋」を40字以内でまとめるというトレーニングです。
意外と取り組まれている方が多く、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
これが何のトレーニングになるか?2次試験は与件文を読み、設問を概ね100字で解答するものですね。
ある程度問題数をこなすと、与件文のあれもこれも書きたいと、100字で収まらないという壁に当たるかと思います。
ここで問われるのが要約力です。与件文の要素や必要理論、効果をいかにまとめ、収めるか。
要約力を鍛えれば、言いたいことを簡潔明瞭にまとめることができるようになります!
ちなみに、解答の読み易さも必要なの?
個人的には必要だと思います!
2次試験の解答に読み易さは必要ないと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、採点員は一人で何百、何千の採点をすると考えられます。あくまで、個人的意見ですが、1枚の解答をじっくり採点するということは難しため、1度読んで分かる解答でないと、点数が入りにくいと考えます。
■白書事例とは?
白書事例って何?
中小企業白書に記載されている事例ページのことです!
白書の目次を見て頂くと、「本書で取り上げた事例一覧」というページがあります。
例えば、2023年度版でいうと以下の内容となります。
各事例は、1ページに纏められており、読み物としても面白く、私は昼休みに1日1事例読んでいました。
2次試験の与件文をコンパクトにした感じですね
予備校の答練も、これを参考にしてるとかしてないとか
白書のリンクです!
■白書事例を用いるメリット
白書の事例で要約するメリットって何?
3つあります!
①トレンドが分かる
目次に記載してあるキーワードだけ見てもらっても分かる通り、「グリーン成長」「GX」「多能工化」「子育て世代にやさしい休暇・時短制度」など、直近のトレンドが分かります。また、自分の知らないキーワードを調べて知識を増やすといった使い方もありだと思います。
②纏めるのが早くなる
要約の際に私は、15分で150字以内という制限を設けていました。始めは時間がかかりますが、
ある程度慣れてくると、書き方のポイントが分かってきて、早くなってくると思います。
2次試験も同様に、ある程度問題をこなしていくと、自分の書き方の型が決まって来るかと思います。
型があると、早く解答できるようになるので、これを見つけるというのも大事なポイントです。
型については以下の先代のブログが参考になります。
③字数感覚が分かる
これも慣れてくると大体これくらい書けば何文字かが感覚的に分かってきます。
2次試験の時、解答を下書きするのは時間的に厳しいので、この感覚を養っておくと本番の時に調整できるようになります。
■要約の観点
いったい、どんな観点で纏めると良いの?
自分が大事だと思うポイントを纏めるのでも良いですが、例えば下の2つはどうでしょうか?
①「課題」→「対策」→「その結果」
白書の事例を読んでもらうと分かると思いますが、
「現状の課題があり、対策を講じた結果、どのような効果が出た」
という流れで書いてあります。例えば各50字ずつで「課題は~、対策は~、その結果~。」と書くときれいに纏めるかと思います。
②SWOT
2次試験では定番ですね。各30字程度で「強みは~、弱みは~、機会は~、脅威は~。」と纏めても良いですし、強みと弱みだけで纏めても良いかと思います。
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
1次試験を受けられる方は、あれもこれもと手を出すのは難しいかと思いますので、まずは1次試験に集中しましょう!
息抜きとして、白書事例を読むのはオススメです。
少し余裕のある方や2次特化している方は、トレーニングの一環として紹介した方法をやってみるてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
次回は、Yuki さんの登場です。
お楽しみに!
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