1次・2次勉強法とスキマ時間活用法 by TAKU
タキプロ15期の TAKU と申します。
皆様、令和6年診断士1次試験、あと残り1か月を切りましたね。最後の追い込み時期に入ってきたかと思いますが、暑い季節、健康管理にも十分注意頂き、1次試験を乗り切って頂ければと思います。
さて、今回、私の投稿は今回4度目となりますが、記事は勉強方法についての内容となります。
■はじめに
中小企業診断士試験の勉強においては、皆様、本業・家庭と多忙な中で、時間の捻出に悩まれている方も多いと思います。かくいう私も商社の営業職ですが、毎日のように接待(週5日も結構あったり・・)、国内外出張、残業、休みには子育てもあり忙しい中、さらに試験期間中に担当から急に部下を10名程度持つ所属長になった事で日々マネジメントに試行錯誤する日々が始まり、本当に時間がない日々でした。。
また、学習開始したタイミングは単身海外赴任から帰任して間もなかった経緯もあり、土日は家族との時間を一定程度取りたかったので、ペースを抑えながら1次は2か年計画での合格、2次は2回での合格となりました。2次は1回で合格するつもりでしたが、所属長昇進タイミングが重なり診断士の勉強に時間をとることができなくなり1度落ちてしまいましたので、ストレート合格生に比べると、短期集中ではなくコツコツ試験勉強続けた感じです。
そのような状況ですが、何とか独学で合格できた勉強方法、以下の通り、1次・2次に分けてスキマ時間活用法なども踏まえて、ご紹介させて頂きます。(特に変わった勉強方法ではなく)基本的な勉強方法ですので、皆様のお役に立つかわかりませんが、少しでも参考になればと思います。
■1次試験勉強法
1次試験はインプットする事が多く苦労しましたが、ポイントを絞って学習しないといくら時間があっても足りません。そこで、私の場合はStudyingの教材で一通り各科目の概要ををざっと掴んだ所でTACスピ問を1周、その後、TAC過去問集のA,B,Cランクに絞って繰り返し解くというアウトプット学習を主軸としてインプットをする勉強スタイルをとりました。とにかく、頻出問題は必ず得点する、という方針で学習をしていました。
また、基本的にノートには纏めずに、重要なところはTAC”要点整理ポケットブック”に書き込み、情報を一元管理していました。もともと小さ目のテキストなので色々書き込みすぎて最後は真っ黒になってしまいましたが、名前の通りポケットにも入る、どこでも持ち運べるサイズですので、家族で出かけるとき等も常にポケットに入れておき、空いた時間で見直すようにしていました。最後の追い込みの時期もこれは大変役立ちました。
じっくり机に向かって勉強する時間もあまりなかったので、インプットはスキマ時間を最大限有効活用しました。スキマ時間は通勤時や移動時、休みの日のランニング等の時に、ダンシ君のサブノート_中小企業診断士合格Channel – YouTubeを聞きながらよく勉強していました。また、通勤時にはその耳勉に加えて、上述の纏めた要点整理ポケットブックを何度も見返ししてました(飲み会の後や疲れた朝の電車で、寝落ちして何度もポケットブックを電車に落とすこともありました・・・)。
記憶術は色々ありますが、特にこの試験で意識していたのが以下の2つです。能動的に思い出すのが一番記憶に定着が良いという”アクティブリコール”、間隔を空けて勉強する法が記憶に定着するという”エビングハウスの忘却曲線”、ありきたりかもしれませんが、この1次試験では特に意識しながら勉強をしていました。例えば、ポケットブックに纏めた内容も、記載した数日後に、思い出しながら紙に書き出してみる、等していました。以下の動画等参考になります。
最高の勉強法・効率的な覚え方【科学的根拠のある効果的な学習方法について医者が解説】 (youtube.com)
■2次試験勉強法
2次試験は1次試験と変わってインプットが少なめのように感じますが、1次知識の再整理や2次特有の知識、問題パターン・解答パターンの記憶、事例Ⅳ対策含め、結構なインプットが必要です。そしてそもそも試験の特性も全く違うので2次試験の全体感やアプローチをまずはしっかり理解することも重要です。私は2次試験は基本、ふぞろいシリーズ(事例Ⅳは別)を中心の独学でしたが、それに加えて、2次試験対策Youtubeを見た上で(これも通勤時や移動時、ランニングしながらですが)、全体感を捉え、定番解法・考え方をインプットしながら、ふぞろいでの過去問演習を繰り返し進めてました。
<2次試験対策 Youtube 一覧(一例)>
- まとめシート流 絶対合格チャンネル
- 2次試験対策 ねとたす
- 北村ゆきひろ 経営コンサルタント養成チャネル
- EBA中小企業診断士スクール 各年度の解説動画
- 寺子屋遠藤塾 等々
私は1次終了後にタキプロ ブログに出会ったのですが、タキプロの2次試験ノウハウブログも本当に役立ちました。勉強会やYoutubeは当時は認識がなかったのですが、ここで見ていると当時活用していなかった事が悔やまれます。。是非皆様もご活用いただければと思います(タキプロの宣伝のように聞こえてしまいますが💦)。
ふぞろいは合計で約80事例を解きましたが、解いた後にふぞろいの解説を確認しつつ、ファイナルペーパーの作成、フレームワークの記憶、ベストアンサーの纏め、写経、要約(日経春秋)など、(王道ですが)勉強をしながら進めていました。要約は毎朝駅に着くまでの10分間の間に日経新聞の春秋を見ながら頭の中で30~50字程度に纏め、Xで他の方の解答を見ていました。要約力強化については先日のkenkenさんの記事でも触れられおり効果的なトレーニング方法が紹介さててます。
白書事例で要約力を鍛えよう! by kenken – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)
2次試験もスキマ時間は有効に使いましょう。設問分析については、短時間でできる有効な勉強法だと思います。設問分析は2次の設問文だけ見て、何が問われているかを分析、想定し解答の方向性を導く方法です。これはよく電車の中でしていました。他にも先輩方の2次ファイナルペーパーを見て要点を理解・記憶してみたり、色々スキマ時間でできる事も多いです。
以下、先輩方のファイナルぺーパー関連の過去ブログと、設問分析トレーニングの過去ブログとなりますのでご参考にして頂ければと思います。
ファイナルペーパ – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)
「設問分析」で得点力アップ!(2次対策) by たろ – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)
■おわりに
さて、1次試験も目前に迫って参りました。直前になればなるほど集中力は高まり、追い込みが効いてくると思いますので、まだまだこれからの1か月で挽回可能です。時間の確保が難しい方も多いとは思いますが、夏休みが取れる方はうまく夏休みも使いながら(残り1か月、取れるのであれば思い切って有休を集中的にとってもいいと思います!)、時間がない方もスキマ時間もフル活用して、最後のラストスパートを是非頑張って頂ければと思います。
皆様の合格を心より祈念しております!
次回は、たひ さんの登場です。
お楽しみに!
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