【保存版】残り2ヶ月半でストレート合格するための2次試験対策 byみうらちん

2次試験勉強の始め方

タキプロ15期の   みうらちん と申します。  

1次試験の採点を終え、2次試験勉強が本格化しているかと思います。皆さん、お疲れさまです。

今回は、1次試験後から2次試験勉強をスタートさせ、ストレート合格できた私が実行した勉強法を余す所なくお伝えします。すでに対策を始めている皆さんも、もしかしたら参考になるところがあるかもしれませんので、読んでいただけると嬉しいです。

2次試験直前相談会zoomセミナー
申込期間:9月21日(土)~10月4日(金)

タキプロ15期メンバー募集
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■はじめに

私の属性を書いておきます(近いほど参考になるかもしれません)

みうらちん(タキプロ15期)の属性

・企業内診断士を目指して受験(こんなに勉強したのは大学受験以来だった)
・妻(パートタイマー)、小学生高学年、中学生の4人家族
・2次の勉強は1次試験の採点後から開始
・ストレート合格(勉強時間は1次765時間、2次283時間)
・事例Ⅲが最も実務から遠く、苦手

それでは 現状把握→準備→学習 の順に説明します。

■現状把握

①2次試験は1次試験とは大きく違うことを理解する
 まず、1次試験の勉強法は2次試験と全く異なります。そのため、当然2次試験対策のやりかたも変わります。
1次試験の勉強法は一旦捨てるくらいの強い気持ちで臨んでください。

②残り時間を把握し、極力予定を空ける

 2次試験までの残り時間は非常に少ないことを認識しましょう。
このブログが公開される8月16日から起算すると、10月27日の2次試験まで73日間。
 平日に4時間、休日に6時間、勉強に使えるとすると、332時間で2次試験対策を仕上げる必要があります。(ちなみに、私が2次試験勉強に使った時間は283時間でした)
 この期間はプライベートの予定を極力減らし、可能であれば仕事も定時で帰れるような段取りや根回しもしておきましょう。

③試験に受からなかった未来の自分を想像する

「私は資格を取ってどうしたいのだろうか?」
「今年、受からなかったら私のライフプランにどんな影響があるだろうか?」

 そういった自問自答をして「絶対に受かるんだ」という気持ちを高めましょう。
というのも、ここから2次試験までの期間は、心が折れそうになることがおそらく何度も訪れます。そのたびにメンタルケアをして回復させて…という時間はありません。脇目も振らず突っ走るために、自分にフルコミットし、退路を断ちましょう。

■準備

①教材の購入

 私の場合、「もしあの教材を購入していたら…」と落ちたあとに後悔することだけは絶対にしたくありませんでした。なので、少しでも足しになりそうなものは片っ端から買いました。以下、私にとって大事だった順にご紹介します。

ふぞろいシリーズ

自己採点と自己修正のルーチンを回していくために、絶対に必要だと思います。過去10年分はほしいですね。(ちなみに、過去3年分だけやってストレート合格したタキプロの先輩もいましたが、私は凡人なので16年分やりました)
ふぞろいな合格答案17(2024)
ふぞろいな合格答案16(2023)
ふぞろいな合格答案15(2022)
ふぞろいな答案分析 6(2020-2021)
ふぞろいな答案分析 5(2018-2019)
ふぞろいな合格答案10年データブック(2008-2017)

事例Ⅳ対策書籍

中小企業診断士2次試験 事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

中小企業診断士2次試験 30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集

事例Ⅳ攻略には、どちらも必須だと思います。とにかく何度も何度も繰り返し解き続けるのが大事です。

全知識&全ノウハウ

中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全知識 ←よく使った

中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ ←できればほしい

 2次試験でも暗記すべきことがあります。問題を読んだ瞬間に、施策を複数出せないと時間が足りないからです。施策は網羅的に出すことで得点率がUPします。私は、暗記カードを作るためにこの本を購入しました。普遍的な内容が多いので、最新版でなくてもいいかもしれません。

中小企業診断士2次試験 解き方の黄金手順

中小企業診断士2次試験 解き方の黄金手順

2次試験の解法についてとても丁寧に解説されています。本を購入すると動画版のリンクもゲットできます。
最新版でなくてもいいかもしれません。

2024年8月18日、25日のスタートダッシュセミナーではこの本の著者でもある寺嶋 直史先生も登壇されます。お見逃しなく!

「まとめシート」流!ゼロから始める二次対策&解法実況 (事例Ⅰ~Ⅲ) 5年セット

「まとめシート」流!ゼロから始める二次対策&解法実況 (事例Ⅰ~Ⅲ) 5年セット

2次試験の解法が詳細に記述されており、考え方まで細かく確認することができます。また、文字制限の中で最も得点を上げられる(であろう)方法も書いてありました。

EBA中小企業診断士スクール 毎日配信!100字訓練

 毎日色々な切り口から問題を出してくれます。月額制のオンラインサロンなので、私は2次試験勉強の期間中だけ参加していました。

https://lounge.dmm.com/detail/2032

その他書籍

日本語の作文技術

 偏って覚えてしまった日本語の作法を見直すために購入しましたが、内容がかなり重くて途中でやめました(汗)。試験対策としては、ふぞろいの模範合格答案をたくさん読んで真似れば十分だと思いました。
なお、ここに書かれていることを実践できれば、非常に綺麗な日本語を書くことができると思います。

小が大を超えるマーケティングの法則

 事例Ⅱの攻略に有用という噂を聞いて購入しました。とても読みやすく、試験勉強の息抜きという位置づけで読めば苦にならないかと思います。直接試験に効くわけではないですが、中小企業のマーケの定石が見えると思います。

金城順之介の過去問総ざらい道場

 過去問の解説をしている動画を見ることが出来ます。過去問のデータも一緒についてきます。各過去問に対してどう反応すればよいのか?のアドバイスを聞くことが出来ます。

金城順之介の過去問総ざらい道場

②勉強方法の確立

解法のインプットと選択

 2次試験の解法や80分の使い方は一通りではありません。8月中に複数の解法を見て、その中で自分に合いそうな解法を見つけましょう。私はスタディング、まとめシート流、黄金手順の3つを比較し、黄金手順をベースにして何度も解くうちに、自分流にアレンジして落ち着きました。

暗記項目の整理

 前述の全知識と「ダンシ君のサブノート」チャンネルで出てくる一問一答をエクセルデータにまとめ、暗記用アプリに読み込ませておきます。私はWordHolicというアプリを使用しました。

WordHolic
https://www.langholic.com/wordholic

③まとまった時間の確保

 1次試験勉強はスキマ時間だけでもなんとかなりますが、2次試験勉強ではまとまった時間が必要です。
80分+採点+振り返りを行う時間(最低でも1時間30分)を何としても確保しましょう。

私の場合は、
・定時後にカフェに直行して1事例
・帰宅後家事が全て終わってから(寝静まってから1~2事例)
・出張中、アポとアポの合間に1事例
といった形で時間を捻出しました。

時間捻出のオススメ動画

時間が捻出できない!というお悩みの方には、こちらの動画を見ていただきたいです。

初めて見たときは、「これ以上時間が取れないと思っていたけど、まだまだやれることがある!」と反省しました。

■学習

それではいよいよルーチンを回していきます。

①徒歩通勤時

耳から情報をシャワーのように浴びます。私は以下の2種類を使っていました。
【聞き流し】二次試験一問多答


WordHolicによる音声読み上げ再生 ちゃんと日本語でAI?が読み上げてくれるので良いのですが、常時電源ONの状態でないと再生が切れてしまうので、私は画面ONのままカバンに入れて通勤していました。

②電車通勤時

最寄り駅に着くまでひたすら以下を回してました。
EBA100字訓練
WordHolicアプリによる暗記

③昼休み

人と一緒にお昼に行く回数を極力減らし、昼休みも有効活用します。
WordHolicアプリによる暗記

④業務終了後~夜

ここが実践練習の時間です。朝方の人は朝にやるのもいいと思います。

私の場合は、できるだけ定時で終え、カフェで1事例
その後、自宅で食事・入浴・家事を終えたら1~2事例
休日は一気に3~4事例
事例Ⅳはできるだけ毎日取り組む

を習慣化していました。

■学習の結果は…

結局私は2ヶ月半で、過去16年の過去問を128回解きました。

以下は、事例Ⅰ事例Ⅱ事例Ⅲ事例Ⅳ の自己採点結果をGoogleスプレッドシートを使ってプロットしたものです。
(はずれ値もありますが)なんとなく右肩上がりの傾向になってモチベが上がりました。

8月は全然良い点数が取れないどころか、全ての問題に手を付ける前に体力が尽きていました。
しかし、回数を重ねることで時間内に、点数を稼げるような答案を書くことができるようになってきましたので、ストレート組で「全然できる気がしない!」という人も諦めずにルーチンを重ねてくださいね。

■学習会のススメ

 ここで声を大にして言いたいのは、タキプロの勉強会も活用しましょう!ということです。
自分ひとりだけで学習するのは、何らかの偏りに気づかない可能性が高く、非常に危険とすら言えます。
タキプロの勉強会には、コメントでフィードバックしあうFacebook勉強会、ZOOM上でフィードバックしあうZOOM勉強会、東京・大阪・名古屋などの都市で対面で行うリアル勉強会があります。

私はZOOM勉強会とリアル勉強会をそれぞれ2回ずつ活用しましたが、事例に関係ないことも聞くことができたり、他の人からの質問の答えがメチャクチャ刺さるなど偶然の学びや有益情報も得られたりするため、絶対にオススメです!(実際、これらの勉強会に参加した人は、そうでない人に比べて合格率が上がっています

勉強会についてはこちらから↓
直近のスケジュールもご確認いただけます。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
2次試験の勉強方法は調べればたくさん出てきますが、あなたに合った試験攻略法であることが大事です。
苦しいのはあと、2ヶ月半。たった2ヶ月半です。皆さんの合格を祈っています!

次回は、ざわ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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