何度も過去問に取組もう!byまっつん

勉強方法

タキプロ16期のまっつんと申します。  
今回が、初めてのブログ投稿になります。
1年間できるだけ受験生の皆様の参考になる情報発信ができるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!

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■はじめに

初ブログということで、まずは自己紹介から始めさせていただきます。
<自己紹介>
年代/性別:40代 男性 千葉県在住
職   種:金融機関 システム開発
      システム更改のPJ管理やシステム開発の上流工程を担当しています。
受 験 歴:1次試験3回、2次試験4回
勉強時間 :1次試験500時間、2次試験800時間
得意科目 :1次試験=中小企業経営政策 2次試験=事例Ⅱ
勉 強 方 法:1次試験=通信講座(予備校)→独学(過去問)
      2次試験=通信講座(予備校)→独学(過去問+ふぞろい)

■中小企業診断士試験の「概要」について考えてみる

【前提】
ご存じだとは思いますが、この国家試験の構成は、
①1次試験
②筆記試験(2次試験)
③口述試験(2次試験)
④実務補習または実務従事
この①~④のプロセスを経て、初めて中小企業診断士として活動ができるようになります。
そのため、この試験に挑戦している皆様の最終目的は、①~④をクリアすることだと思います。
上記の①~④のプロセスは、大別すると①~②=試験 ③~④=実務に分類できます。
③は2次試験の一部として診断士の実務として想定されることを4問程度聞かれますが、99%後半の合格率です。④は時間をかければ誰もが修了できます。
一方、①~②は合格するための基準があり、その基準に到達しないと、不合格です。
不合格ですと、③~④に進むことはできず、最終目的の中小企業診断士になることはかないません。
逆に言うと、①~②を合格すると、あとは時間をかければ、中小企業診断士になることができ、
皆さんの挑戦は、見事に実を結ぶことになります。
当たり前のことを長々と書きましたが、
お伝えしたかったことは、中小企業診断士になるという観点においては、

☆「1次試験と2次試験の合格基準に到達する」

このことが皆さんの挑戦の唯一の目的であり、これ以外は目的ではないということです。
良いか悪いかは、いったんおいておき、これがペーパー試験の前提です。

勉強の本来の価値は、
・多面的な視座を得る
・挑戦のプロセスが大事
・人生を豊かにする  など
もっと高尚で美しいものだと思いますが、今回の皆さんの挑戦は、中小企業診断士になることであり、その最大の壁は1次試験と2次試験に合格することです。

私はこの試験に合格するまで5年かかりました。
・予備校の通信講座を受講したり、
・市販のテキストを購入したり、
・出題委員の書籍を読んだり、
本当に色々なことを試し、様々な受験生が経験する一通りのことをやりました。

だけど、最後の合格年は「過去問」の繰返しに絞りました。
そして、1次試験と2次試験の合格点に到達できました。

「合格年と不合格年での違いは何だったのか」
この試験の本質とともに振返ってみます。

■中小企業診断士試験の「本質」について考えてみる

私の仮説ですが、おそらく、この試験の本質はこういうことだと思います。
<出題比率>
①コア領域(7割)⇒8割の正解を目指す⇒56点前後確保
②ペリフェラール領域(3割)⇒5割の問題の正解を目指す⇒15点前後確保
⇒合計70点前後を取る


統計をとったものではありませんが、感覚的には上記のようなイメージです。
これは、1次試験はもちろんですが、正解が公表されない2次試験も同じだと思います。

コア(核)というのは、いわゆる頻出問題といわれる領域のことです。この試験もやはり頻出問題は存在すると思います。
もちろん、1次試験での選択肢の表現や2次試験での設問の問われ方は違いますが、本質は同じです。何度も同じ本質を問われています。

ペリフェラール(周辺)というのうは、コア(核)となる論点の延長のことです。受験生にとっては、新しい観点やそんなの知らないよ~というような領域です。
一定数こういう問題も、1次試験の選択肢の表現や2次試験での設問に存在しています。そして、いつも受験生の回答が割れ、正答率は低くなります。
この領域の問題が存在する理由としては、
・社会の変化
・法改正
・出題委員の変更
・科目や試験全体としての難易度の調整(要するに受験生の平均点を上げすぎないための意図的な施策)

以上が考えられます。

これが、5年間受験した私の、主観におけるこの試験の本質です。
では、なぜこういう本質になるのでしょうか?
もう少し、私の主観にお付き合いいただければと思います。


■中小企業診断士試験の本質の「背景」について考えてみる

この試験の所管は、経済産業省です。この試験を運営しているのは、一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会です。
そして、中小企業診断士協会連合会から送られてくる封筒の表紙には「あなたのビジネスを診断士がバックアップ!」というキャッチフレーズが記載されています。

「なぜ、わざわざ国がこの試験を設けているのか?」
「なぜ、わざわざ運営団体は診断士がバックアップ!という表現を使っているのか?」

このことを毎年コア(核)問題として、中小企業診断士を目指す方に問いてきています。
何年間も毎年、コア(核)問題として問われているということの背景は、中小企業全体の状況も何十年も変わっていないという背景があります。

・中小企業の状況は、全体としては、何十年も変わっていない
・試験制度も、中小企業を対象とすることは、何十年も変わっていない
 これが、本質の背景にあります。
 ⇓
①だから、この試験の意義があり、
②だから、毎年コア(核)問題があり、
③だから、コア(核)問題の観点を理解している人を合格者としている。

論理が飛躍していますが、これがこの試験に対する私の結論です。
私は、このことに試験に合格した年に気が付きました。
(こんな簡単なことに何年かかってんねん!ですが、ガチです。本当にこのことに気がつきませんでした。気がついたころには30代が終わり40歳になっていました。
 まあ、人生もそういうところはあるかもしれません。本当に大切な自分にとってのコアに気がつかず、色々とペリフェラールを追いかけてみるなど・・・)

■中小企業診断士試験の本質への「対応策」について考えてみる

ここは、結論重視です。
結論、過去問を何回もやりましょう。定量的には、10年分を3回まわす。定性的には、10年分の正解の根拠と考え方を理解する。
これです。これだけでも、1年ぐらい時間はかかります。

小学生ぐらいからの日本の勉強方法は、
テキスト読む⇒テキスト覚える⇒演習問題解く⇒知識定着・理解する⇒テキストに書込む⇒模試受ける⇒過去問を力試しでやる・・・ですが、

これでは無駄な時間が多すぎます。この試験のコア(核)が何かに気づきません。

テキスト読む⇒まずは、頻出領域=コア(核)を理解する⇒過去問やる⇒過去問内容を理解する⇒理解をノートに書く⇒もう1回過去問やる⇒
前回気づかなかったところをノートに書く⇒過去問やることを繰り返す⇒自然と毎年聞かれているコア(核)を体で覚える
⇒(余力があったら)テキスト読みペリフェラール(周辺)の知識を補填する。


これです。これが私の答えです。
なぜ、過去問中心でよいか?
なぜ、過去問中心としたコア(核)だけでよいか?



それは、中小企業の本質は、何十年も変わっていないからです。
そして、そのことを理解したあなたに、中小企業診断士として中小企業のビジネスをバックアップしてもらいたいからです!!

■おわりに

皆さんの挑戦は、最後は実を結びます。

色々とありましたが、私の挑戦も最後には結実しました。
一緒に、中小企業の本質を理解した中小企業診断士を目指せればと思います。
なお、今回のご紹介はあくまでも私の個人の主観です。
勉強方法は様々です。こういうアプローチもありますよという紹介です。

次回は、Relaxさんの登場です。 

お楽しみに! 

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