初学者の2次対策(13):2次模試結果で確認すべきこと。
こんばんは、日曜深夜に臨時投稿のげっち@タキプロです。いつもは水曜朝ですが、2次対策に関する記事ボリュームがやや大きいため、臨時投稿しています。
さて、前回の記事はこちら。計算問題の対処例についてのお話でした。
→「初学者の2次対策(12):計算問題の対応方法。」
今回は「初学者の2次対策」第13話。2次模試結果の振り返り方について、簡単に触れますね。
各校の2次模試を受けた方は、ここに来て模試結果が手元に届き始めているようですね。合格ライン、上位20%前後に入って、ひとまず安心している方もいれば、厳しい評価でショックを受けている方も少なからず…。
ただ1つ言えるのは、今受け取っているのは、3~4週間前の過去の自分の成績だという点です。特に初学者の場合、1次試験から2次試験まで11週間しかない訳ですから、その中での過去3週間で相当成長しているはずです。
よって、点数にこだわるのではなく、(模試当時)何ができて、何ができなかったのか。そして今はそれが克服できているのか、今でも課題なのか。そこをしっかり確認した方がいいです。
逆に、点数が良かった方ほど、正解できた理由、点数が良かった理由をきちんと確認しておきましょう。まぐれ当たりで点数が良かったのなら、本試験までに再補強すべき点を見落としてしまっているかもしれません。
受験経験者と初学者の合格曲線のイメージとしてはこんな感じだと思います。
2次試験は合格ライン、ボーダーラインが存在せず、上下に幅広いボーダーゾーンが横たわっている感じ。少なくとも、あと3週間でこの合格ゾーンの下限には食い込みたいです。
初学者はある時期から急激にS字カーブを駆け上がる感覚だと思います。特に、1次試験終了後に2次対策を始めた場合は、このS字カーブの上昇がある日突然やってくるように思います。残り3週間。どこかでこの急上昇局面が訪れるなら、まだまだ間に合います。
初学者が本当に伸びるのは、むしろここから。そのことに気付いている人だけが、きちんと伸びるんだと…。模試成績が芳しくなかった人は、そこを意識して、今一度、自分の弱点確認に進みましょうね
ちなみに1年前のこの時期、私は自分の成長具合にどうも自信を持てず、自分が通っていた予備校の先生に率直に聞いてみました。
私:「そもそも先生は私が2次試験に合格すると思っていますか?今私が受験したら、どうなると思いますか?」
先生:「今のげっちさんの答案レベルだったら、恐らく100回受けて10回は受かる感じでしょう。あとはどこまでやるか…」
少なくとも100回受ければ20回は受かるだろうと考えていたので、予想外の答えに目を覚まされました。この時点でその程度の確率なら、自分の努力で石にかじり付いてでも合格確率を倍にしてやろう。そして、確率を倍にする努力をした上で5回に1回しか受からなくても、あとは自分の運の力でその5回目に合格する年を今年の試験にしてやるぞと…。
そして、ここからの取り組みの真剣度は、それまでとは大きく変わりました。
振り返ってみれば、この直前期の死に物狂いでの追い込みのおかげで、合格に近づけたのかもしれません。
残り3週間、まだまだ時間はたっぷりあります!
そしてタキプロメンバーは頑張る皆さんを応援します
タキプロメンバーの想いは1つ。
「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高めたい」です
次回以降は以下のような内容を考えています。
げっちの解答プロセス(前編)
げっちの解答プロセス(後編)
事例を解いた後は振り返りがポイント
解答振り返りの具体的方法
難易度想定が重要な理由
難易度判定の具体的方法
読解力の鍛え方
●分析力の鍛え方
●編集力の鍛え方
●細切れ時間活用法
●因果関係で得点アップ
経営分析が大事な理由
経営分析の具体的対処法
続きは再び水曜朝に…。またお会いしましょう!考える力を増す工夫について触れたいと思います。
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