【8年の思ひ出】中だるみしていた時のこと

イーホン＠タキプロ5期生です。

前回で多年度合格記は最終回となりました（前回はこちら）。これまでは8年間の受験生活をざっと振り返ってきました。

今回から、受験生活で印象に残っている思い出、失敗談などを思い出すままに綴っていきます。勉強方法、理論などは他のタキプロメンバーにお任せして（^^;）、私は8年間に起きたいろいろな出来事を皆さんにお伝えすることで、診断士学習の裏筋を鍛える一助になったら・・、なって欲しい！！！、なればいいなぁ・・と思いながら綴っていきます

初回は、２次試験のみの年を２回経験した中での中だるみを語ります。

１．２次試験２回目の中だるみ

２回目の２次試験の学習時は、何をやったらよいかわからないまま月日が流れていく、という最悪（！？）の受験生生活を送っていました。（以前に多年度合格記でも書きました（こちら）。）２次試験だけの年は、目標（自分の弱点を明確にしてそれを克服、わかりやすく記載する技量の向上等）をしっかり決めて、それに向かっていかないと、何をやったらよいのかわからなくなってしまうと思います。私も当時は気持ちばかりが焦っていて、何も手につかないなんていうことも多々ありました

あの時は、誰も手を差し伸べてくれなかったです。とりあえずは、写経（与件文をWordで１行づつ入力し、ヒントになりそうなところをチェックする作業）や、１００字の解答を８０字、６０字、４０字と字数を減らして書く練習、をやっていきましたが、目標をしっかり定めてからでないと、なんとなくやっている・・・感覚になってしまいます。また、誰も評価してくれないので、これでいいのか・・・がわかりません。

まぁ、これはこれで当時としては効果があったのではないかと思っています。しかし、やはり目標をしっかり定めて、例えば昔自分が取り組んだ答練（予備校が作った練習問題）の解答と、ある程度、時間をおいて学習を積んだ後に今一度同じ問題の解答を作ってみて、洗練されているかを確認するなど、自分の実力をチェックするような対応をしていれば、もう少し違っていたのではないか、とも思ってしまいます。

この年の結果は、多年度合格記でも書いたとおり、惨敗でした

２．２次試験４回目の中だるみ

４回目の２次試験の学習時にもやはり中だるみがありました・・・。この年は、2年前と比較して、わかりやすく書く事の意味を理解しそれに向かって進んでいっていたので、何をやったらよいかわからないことは無かったのですが、それでも、仕事が忙しい、と自分への理由にして、全く勉強しない日がぽつぽつと出てきていました・・・

診断士の学習は、1年弱の長期間において積み重ねていかないと到底合格できない試験だと思うんです。そんな中で、１日１日が非常に重要だと思います。「１日位ならいいか・・」という甘えが積み重なってしまうと非常に危険な状態になってしまうと思います

私が勉強を全くしていなかったその時、勉強仲間が気づいてくれて、「しっかりしなさい！」と叱ってくれました。そのおかげで、なんとか立ち直ることができました。また、「やることがわからなくなったのなら、予備校の答練の解答を字数を抑える工夫をして何度も書き直してみたら・・」ともアドバイスしてくれました。

当時の事を改めて思い出してみますと、「字数をできるだけ抑制してわかりやすく書く」という目標を持ってはいましたが、そこに到達するための手段を見失っていたように思います。要は、自分の弱点（私の場合、ポイントを漏らさずにわかりやすく書くことができないこと、でした）を明確にした後、その弱点を克服するための手段に行き詰まっていたのだと思います。こんな時、勉強仲間の存在はとてもありがたかったです。勉強仲間がいなかったら、合格出来ていなかったと思います

当時の私と同じように悩みを抱えていらっしゃる方は、タキプロ勉強会に参加してください。地理的な関係で参加が難しい方、Facebookを始めて、タキプロよろず相談に参加し、いろいろな悩みを相談してください