残り3か月での追い上げ回顧録③ 模試活用
皆さん、おはようございます。零細企業内診断士 おぎ です。
ゴールデンウィークのセルフ模試で大惨敗してからの、3か月追い上げ回顧録の続編です。
みなさんは、各受験校で行われているファイナル模試(一次試験直前最後の模試)を何回受けますか?
日程的に1回も受けることが出来ない方もいれば、2~3回受ける方もいらっしゃるかと思います。
私は、2回受けました。当初は、最大規模の受験者数を誇るT社のみ、受ける予定でしたが、ゴールデンウィーク後に慌ててL社にも申し込みました。ゴールデンウィーク前のセルフ模試で初めて、2日で7科目を時間通りに説いたのですが、やはり、精神的にきつい戦いというのを痛感しました。
さらに、本番は、真夏、独特の雰囲気、駅から徒歩20分くらいする会場(の場合もある)という、想像を絶する環境の中で、最大のパフォーマンスを出さなければならない事も考えると、場馴れ、家から会場までの過ごし方、前日の準備の仕方など、本番に備えた予行演習という意味でも、受けられるだけ受けたほうがいいと思います。
ちなみに、ゴールデンウィーク~本番までの私の模試の戦歴は以下の通りです。
■5月末 市販の一次予想問題集(1回目)のセルフ模試 7科目合計 345点=>もうだめかと、落ち込む。
■6月中旬 市販の一次予想問題集(2回目)のセルフ模試 7科目合計370点=>伸び悩む点数を目の前に、いやいや、模試は模試、本番まで、まだまだ時間はあると、開き直りでポジティブになる。
■6月下旬 T社のファイナル模試 7科目合計 345点=>問題難しすぎでしょ?マイナーなところ出題しすぎと、問題のせいにする(だが、解説集がとても丁寧だったので、本番まで繰り返し見直す教材になった)。
■7月上旬 L社のファイナル模試 7科目合計 500点=>!!お~っついに、合格圏内と思いつつ、結構基本問題が多かったので、そこまで自信が持てず。。。
こんな具合で、とにかく場数を踏みました。そして、あまりしてはいけないと言われる「模試の結果での一喜一憂」もしました。
場数を踏んでよかった事は、
1、休憩時間に勉強する時と休む時を本番前に決めることができた。
例えば、経済学が終わった後、財務会計の計算問題を1~2題解いておかないと、財務会計用の頭にならずに、試験開始後、5分位、本来の力が発揮できない。逆に、企業経営理論が終わった後、運営管理の前は、休んでおかないと、運営管理で、頭がぼーっとして、ケアレスミスが起きやすい。などなどです。
2、模試の最中に、全体で420点取れればよいという思考が定着し、試験中に、難しい問題に執着して、時間が足りなくなるというような事は避けられるようになった。
やはり、通常の勉強では、1科目ずつ、問題を解いては答え合わせというような事をすると思いますので、その科目の部分最適をしてしまいがちですが、中小企業診断士試験は、ゼネラリストを求める試験ですので、7科目420点という全体最適を強く意識をするほうが、合格に近づくと思います。
以上、直前期は、模試をしっかり受けましょう。
我々、タキプロも来月、6月20日に 「模試120%活用法」というセミナーを開催しますので、是非ご参加をして頂けたらと思います。
では、また来週。
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