迷わず行けよ、行けばわかるさ(by フランシスコ)
みなさん、こんにちは。フランシスコ@タキプロ6期生です。元気です。
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
これは、アントニオ猪木が引退試合で披露して有名になった「道」という詩の一部です。猪木は自伝の中でもこの詩を引用し、一休さんの作品だ、として紹介しましたが、後の検証でどうも違う人の作品らしいということが明らかになってしまいました。いかにも猪木らしい、微笑ましいエピソードを持つ作品ですが、内容は受験勉強に励む方にとっても非常に示唆に富んだものだと思います。
さて、先日タキプロ勉強会(東京)のお手伝いをしてきました。勉強会のテーマは2次試験の事例についてでしたが、参加者の中には今年1次試験が残っている方もチラホラいらっしゃいました。何人かの方とお話をさせていただきましたが、みなさん多少なりとも「2次試験の学習をしたいけど、1次試験もあって力の配分が難しい」というお悩みをお持ちだなと感じました。そこで今回はそのことについて考えて見たいと思います。
【危ぶめば道はなし】
1次と2次の配分については、すでに語り尽くされているテーマではありますが、まだまだ迷われている受験生も多いようなので、いまいちど考えてみましょう。
わかりきっていることですが、このテーマに正解はありません。
正解はありませんが、ひとつだけハッキリ言えるのは、一刻も早く、各人なりの結論を出したほうがいいということです。一番良くないのが、学習方針で迷っている状態を続けることです。学習方針について迷いを抱えていると、それだけで学習の効率が下がります。迷いの解消のために、脳のリソースが多少なりとも消費されるからです。
以前の記事で、タスク管理方法についてお話したのも、このことと関係しています。
私のタスク管理に関する考え方は、GTDをベースにしていますが、目指すところは、余計なことを極力考えないで済むようにすることです。本来の学習に集中できる環境を作り出すため、“学習そのもの”以外の案件を頭の中から排除するための工夫、それがタスク管理だと考えています。
1次の勉強をしていても、心のどこかで「今のうちに2次の勉強をしておかないと、多年度受験生に遅れをとってしまいそうだ…」とか、2次の学習中に「1次の勉強もやらないと心配だ…」と常に感じているとしたら、それだけ、脳のリソースが悩み事に持って行かれているということです。そして、そのような悩み事の積み重ねで学習効率が落ちてしまいます。
【迷わず行けよ】
もちろん、1次と2次の配分以外にも悩みの種はあると思いますが、いつまでも悩んでいることこそが最も非効率です。
「ここから2ヶ月は1次だけに集中する!」とか、「1次と2次に均等に力を入れる!」とか、方針を今すぐ決めましょう。
そして、その方針に従って向こう2ヶ月間の学習計画をfixしてしまい、あとは迷うことなくやることをこなしていきましょう。
この方針を決めるために1日を費やしたとしても、残り2ヶ月集中できる環境が手に入るなら、良い時間投資となるはずです。
1次試験まで残すところあと2ヶ月となりました。いやおうなく本気モードに突入することになるタイミングですが、学習の合間の息抜きには、是非タキプロブログをご愛用ください。
では、また来週お会いしましょう。
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