ザ・追込み〜実践編〜(by フランシスコ)
みなさん、こんにちは。フランシスコ@タキプロ6期生です。
今回も前回に引き続き「追込み」について考えてみたいと思います。
【追込みの落とし所】
前回は、借金取りの「追込み」を例に、計画の重要性について話しました。追込みで得られそうな成果に予めあたりをつけて、確実にものにするという考え方です。
時間に例えて言えば、試験前の2週間だけは4時起きして頑張るとか、短期間なら持続できることを計画してください。
多くの方が、なにかを犠牲にして勉強に打ち込んできたと思いますが、最後の短い期間に、さらに犠牲を増やすのが追込みです。いまから1ヶ月以上持続するような努力なら、追込みとは呼べません。もっとギリギリの最後の手段とも言えることを考えましょう。
それ相応の準備が必要な場合もあるでしょう。仮に、試験前に有給休暇をとって猛勉強しようと思うなら、いまから仕事のスケジュール調整が必要なのかもしれませんよね。そういったことも視野に入れて、直前の追い込み期をどのように過ごすのか、よく考えて用意しておくことが大事だと思います。
【追込みを掛けるタイミング】
ラストスパートは長続きしないものです。いつ、最後の追込みを掛けるのか?そのタイミングをしっかりイメージすることも大切です。
試験当日のコンディションも重要ですから、あまりギリギリまで無理をするのも別の意味でマイナスです。無理をするのはせいぜい前々日までとして、本番の前日はゆっくり眠れるように予定を立ててください。
そして、追込み期間にどんな勉強をするのかも大事です。せっかく搾り出した時間です。最大限有効に使えるように考えておくといいと思います。
ここまでお話したことをまとめると、こんな感じになります。
- 試験前の1〜2週間を追込み期間にする
- その期間だけ特別に行うことを考える。たとえば…
- 睡眠を削る
- 仕事を休む
- ホテルに缶詰になる、など
- そのために今やるべきことがあればやっておく、たとえば…
- 睡眠を削る → いまからスタミナ食をたくさん食べて体力をつけておきましょう。
- 仕事を休む → 会社への申請や仕事のスケジュール調整をしておく。(ただし、休むために前日の残業が増えるようでは意味がありません)。
- ホテルに缶詰になる → 家族の理解をもらっておく。
- その時にやることを考えておく。たとえば…
- 過去問を解きまくる
- 弱点の補強
- 大量に丸暗記
あまり根性論は好きではありませんが、やはり最後は気持ちです。本番で1問でも多く正解するために、少しでも多くの知識を蓄えて臨みましょう。
それでは、また来週。フランシスコでした。
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