【2次模試・演習復習法】解答の書き直しは「2段構え」で
おはようございます、日曜朝のサイトヲ@タキプロです。
さて本日は、私が実践していた2次試験の模試・演習・答練などの復習方法について記したいと思います。
模試や予備校の演習問題などを解き終えた後、模範解答や解説などを参照しながら自分の解答を書き直すというのはオーソドックスな復習方法だと思いますが、解答を書き直す際、皆さんはどんなことに気を付けていますか?
ただ漫然と、「模範解答に似た自作の文章を書き連ねる」だけでは、復習の効果は上がらないのではないかと思います。
意識しなければいけないのは、「自分が辿った80分のプロセスで、どこまでベターな解答を書き得たか」。
そこで、私は、「解答の編集力」と「解答プロセスの検証」という2つの課題をハッキリと意識して改善するために、以下のような復習方法を取っていました。
ステップ
最初に書いた解答をよりコンパクトに書き直す
→マス目は一通り埋まったものの、あまり点数が伸びなかった…。
そんな解答に対しては、まず、以下のような形式面のチェックから入り、
修正をしてみました。
※加点要素にならなかった文・フレーズを削除する
※冗長な文・フレーズを削除あるいは短文化する
※冗長な語彙を、類語で言い換える
使えなかった根拠やキーワードを盛り込むにしても、それを書けるだけのスペースがなければ始まりません。
形式面のチェックをしてコンパクトに解答を書き直し、例えば120字解答なら余分だった50字分を確保した上で、「この50字で、どんなことを書いていれば失点を最小限に抑えられたか」という観点から、解答プロセスのチェックに入ります。
ステップ 解答プロセス、解答内容の検証を行い、さらに書き直す
→ただし、以下のような「縛り」を設けました。
※模試/演習を受けた時に思い浮かばなかった1次知識は使わない
※与件文でチェックできなかったキーワードなどは使わない
※あくまでの修正解答をベースに、模試/演習を受けた時点では
「何点までなら上積みし得たか」という観点から解答を修正する
特に事例Ⅰ~Ⅲの、比較的多めの字数を要求される問題の復習には、有効な方法だったと感じています。「形式面」と「内容面」の修正課題をハッキリと意識して復習をするための一例として参考にしていただければと思います。