直前期、迷ったら基本に立ち返ろう②〜SWOT分析を侮るな(by フランシスコ)
みなさん、おはようございます。フランシスコ@タキプロ6期生です。
2次試験本番まであと2週間となりましたね。
前回は、本番に臨む前に、もう一度基本を見なおしてみてはどうか、という提案をしました。特に以下の2点について、改めて検証してみることは意味があるはずです。
- 事例企業の経営資源をリストアップできているか?
- SWOT分析がちゃんとできているか?
このうち、経営資源の重要性については前回お話ししましたので、今回はSWOT分析について、私の考えを軽くお話しします。
【分析結果はひとつではない】
中小企業診断士の勉強をしていて、SWOT分析ができない人はまずいないと思います。しかし、分析結果は人によってさまざまです。なぜそうなるかというと、分析過程で分析者の主観が反映されてしまうからです。
たとえば、ある特徴を「強み」と考えるか、「弱み」と考えるか、人によって判断が分かれるケースがあります。または、ある「強み」を重要と考えるか、大して重要でないと考えるかでも違ってきます。
もともと「強み」と「弱み」は表裏一体であることが多いので、解釈に幅ができてしまうのも、ある意味当然でしょう。
外部環境についても同様で、災い転じて福となすということわざがあるように、脅威の中に機会の芽が存在していることがあります。
【困ったら前提を疑ってみよう】
SWOT分析はあまりに基本的なフレームワークなので、誰がやっても同じだと思ってしまいがちですが、そうではありません。そして、SWOT分析の結果が異なれば、そこから導かれる戦略も異なります。
逆に言うと、戦略が立てられなくて困っている時に、SWOT分析をやりなおすことでいままで考えていなかった切り口が見つかる可能性があります。
前提を疑ってみる、というのはアイデア出しの一つの手法ですが、2次試験の事例攻略においては、SWOT分析を疑ってみることがそれに当たるといえるでしょう。
試験中、困った時の参考にしていただければ幸いです。
さて、ゴールまであとわずかです。
どうかこのまま全力で走り抜けてください。
それではまた。フランシスコでした。
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