診断士:母がくれた勇気
おはようございます!ふくまにあ@タキプロ九州ですいよいよ来週の今頃は一次試験ですね!調子どがん?
さて今日は、直前の勉強法からはちょっと離れますが、私の母のことを少し書かせていただきます。
私は受験生生活が通算5年と長く、その間に母を病気で亡くしています。
私の母は、母の父、私にとっての祖父が当時経営していた製材所を2回倒産させたため、人生の浮き沈みを経験した苦労人でした。
県外に移り住んだ母の父に代わり、母は自分で妹たちを学校に行かせ、妹のひとりは、実業団でソフトボール世界一のピッチャーになりました。
そんな母ですから、私が子どものころから評判の働き者で、自分の体を限界まで酷使していました。
その母が亡くなる3日前のことです。
母はもう、口から何も入れることができなくなり、点滴で薬や栄養を入れていました。
いつ息が切れてもおかしくない状態でした。
ところがある時、母が細くなった声を出して、「今日から自分で薬を飲む」と言い出したのです。
そんなの、当然無理な状態です。
私は、母を納得させるために、「お母さん、薬は口から飲むよりも点滴の方が効くんじゃない?」と答えました。
すると、母は、続けて、ゆっくりと、「自分で、薬を飲んで、現状を、打開する。」と言ったのです。
その言葉に、私は驚き、声が出ませんでした。
「この人は、まだ前に進む気でいる」それまでも強い母だとは思っていましたが、最後の最後までこの言葉とは。
母は本当に強かったのです。
けれどもそんな母も病には勝てず、その後は意識が途切れ途切れになり、3日後に亡くなりました。
これからの人生、私が崖っぷちに立った時、私はこの時のことを思い出すでしょう。
そしてこの母の思い出が私を必ず救ってくれるばずです。
どんな状況でも顔を上げて前を向く気持ちを持つこと、ほんの半歩でも踏み出すこと。
母が最後に言った言葉は私にくれた最高の財産だと思っています。
今日は私の個人的な話におつきあい下さいましてありがとうございました。
みなさまの勇気のひとつになればと願っています
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