独学者向け勉強方法【3回目】 やすたか@タキプロ7期
こんにちは、3回目投稿の隔週火曜日担当タキプロ7期『やすたか』です。
独学受験だったため自分の思い込みや自分なりの解釈も多くなると思いますが、私と同じように独学で受験しようと考えている方に対して、少しでも参考になればという気持ちでブログを投稿いたします。
合格体験記リンク:やすたかの合格体験記
過去の投稿:やすたかのノウハウ
前回に引き続き1次試験勉強法の紹介ですが、今回は教材選びに迷っている方に向けたアドバイスをします。
1次試験1年目で使用した教材の感想
・TACのスピードテキスト・スピード問題集・過去問。
6月後半から過去問を繰返し解くようになってから気づいたことですが、スピードテキストの内容は本試験で出題された問題を網羅する形で構成されています。
スピードテキストと問題集で学習した後に過去問を解くと何となく解くことができて、60点くらい出来てしまいます。
受験生の多くが予備校のテキスト類を使って学習しているせいか、今までに出題されたことがない問題が本試験で多く出されると平均点が下がり、過去問と同じような問題が多いと平均点が上がるようです。
広い試験範囲を1冊のテキストにまとめてあるので仕方がないことですが、過去の出題傾向をもとに作成されたテキストだけを読んでも理解できないことがあります。
例えば企業経営理論ですが、1年目不合格だった為、2年目に有斐閣アルマの経営戦略と組織論を読んでようやく戦略を理解することができました。
完全に理解しようと思えばテキストの巻末に掲載されている参考文献をすべて読めばいいのでしょうがとてもそんな時間はありませんよね。
効率よく1次試験を合格するには、1つのテキストや問題集に絞って、その範囲で理解できるまで繰返し学習することです。
テキストや過去問解説を読んでも理解できない所だけインターネットで検索するくらいがいいと思います。(私はインターネット検索をすると深入りして時間だけが過ぎてしまっていたため、本当に必要最低限の検索しかしないように心掛けていました)
7科目でこの学習を続けると合格のボーダーラインくらいまで行けますが、もう一つ大事だと思ったことは、6月後半から過去問を繰返し解いて試験形式に慣れることです。
私は経理の仕事をしていたこともあり、財務会計はテキストと問題集だけで学習し過去問をほとんどやりませんでした。
結果、財務会計は1年目44点で総合点を大きく引き下げてしまい総合点で10点ほど不足して不合格でした。
2年目は過去問と2次試験事例Ⅳの計算問題にも取組み88点でした。
年度によって難易度が大きく変わることもあるため、「理解しているから」、「得意だから」だけで合格できるわけではありません。
1年目は苦手科目を中心に学習したこともあり、苦手科目は科目合格していました。
独学で学習されている方で教材や勉強方法で悩んでいる方は、「1つの教材に絞って徹底的にやる」、「7科目満遍なく学習する」、「難易度が高くても最低40点以上取れるようにする」ことで無駄な時間を減らして合格レベルまで行けると思います。
次回は、独学で勉強会にも参加せず1回で合格した2次試験の勉強法を紹介する予定です。
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