【オイラ式】~営業スタイルと勉強スタイルの関係~
皆様、おはようございます。2か月ぶりの登場、細川です。はい、ちゃんと生きてますから忘れないでくださいね~。ここにいますよぉ~。
最近は診断士活動を通して様々なことを学ぶ機会が増える反面、時間的制約が多くなりタキプロ勉強会に参加する回数が減ってしまっています…。そこで今回はいつもと趣を変えて、皆さんに実際の診断士活動で必要な知識を先取りして紹介しつつ、その知識と診断士試験を絡めてゆる~く、でも真面目にお話ししたいと思います。
1.営業の注力ポイント
実務補習の際や診断・助言活動で営業活動の改善を図る場合、対象企業の営業スタイルに合わせた提案をします。営業スタイルは、販売する商品やサービスの性質(汎用性の高さ)と営業リードタイム(営業活動開始から成約まで)の長さで、次の図で示す①~④の4つに分けられます。
全ての営業スタイルで顧客満足を図るのは当然ですが、そのために注力するポイントは異なります。すなわち、
③フットワーク型の営業スタイルでは、商品説明や販促の工夫で顧客との接触頻度を高めることに注力します。また、
①ソリューション型の営業スタイルでは、長期にわたる営業活動のプロセス管理と提案内容の最適化のため、社内調整に注力します。
そして実はこの構造、診断士試験で求められる勉強スタイルに共通するのでは?と、気づいたのです…。
2.試験勉強の注力ポイント
上の営業スタイルの図の縦軸を出題の形式、横軸を解答時間に置き換えてみると、下のような勉強スタイルを表した図になります。
縦軸の出題の形式は、出題分野や択一式等の固定化したものと、過去問の傾向に必ずしもとらわれない文章や計算等を絡めた非定型的なものに分けられます。また横軸の解答時間は、問題毎の解答に割ける時間の長さのことです。この2軸で診断士試験を区分すると、左下が1次試験の、右上が2次試験の試験特性を示すことになります。
そして、出題者の意図に沿った解答をするために注力するポイントは、
③フットワーク型の勉強スタイルでは、正答率を上げるのに必要な知識を定着させるため、問題を多くこなすことが注力ポイントとなります。また、
①ソリューション型の勉強スタイルでは、最適解を得るのに必要な客観性を得るため、他人からの意見をフィードバックしてもらうことが注力ポイントとなるのです。
もちろん、1次試験で複数の知識を同時に問われれば②コーディネート型の勉強スタイルが、2次試験で採点者に伝わりやすい文章表現が求められれば④プレゼンテーション型の勉強スタイルが重視され、同時に難易度も上がります。
3.勉強の方向性
長々と説明してきましたが、要は
1次試験対策は、とにかく問題を解き復習することを短時間で高回転させること、
2次試験対策は、勉強会に参加してみんなのアドバイスを取り入れ解答プロセスを確立すること、
が重要ということです。
受験生の皆さんの中には営業出身の方も多くいらっしゃると思いますので、本日は少々強引ながら営業スタイルを引き合いにして、1次・2次試験対策のお話をしました。
1次試験まであと2週間になりましたが、まだ時間はあります!できることだってあります!最後まであきらめず取り組めば、必ず試験は突破できます。応援していますよ!
タキプロ勉強会は、受験生同士のディスカッションやタキメンのサポートから、2次試験問題を解く際のさまざまな「気づき」を得られる最高の機会です。また、Web勉強会でもご自身の作成した解答に対する意見が得られます。勉強に大いに役立つ勉強会への皆さんのご参加、心よりお待ちしています!
細川でした。
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