2013年合格に必要なこと（８）　それでも前を向く

おはようございます
破れ障子＠タキプロです
今年もよろしくお願いいたします。

今日から仕事始めの方も多いかと思います。
年末年始はゆっくり休めましたか？

心機一転、前向きに行きましょう！

 

それでも前を向く　（※Roots アロマボトルの広告より）

診断士を目指す人は忙しい人が多く、勉強時間が「十分に確保できた」という人は少ないのが実情だとは思います。
さらに言うと、概して意識が高い人が多く「十分」と言えるまでのハードルも高いので、常に不足を感じたままかもしれません。
それでも（だからこそ）、前を向いて進んでいく勇気が必要です。

長い休みを終えたところで、気持ちを切り替えて、改めて自分の立ち位置を確認してみてください。

「できなかったこと」を悔いても仕方ありません。長期休暇にやろうとしていたことを平日にやろうとしても、時間の使い方が違う以上、難しいもの。さらに、積み残した課題をこなすのは、気分が乗らないものです。

ここはひとつ、年末年始で「できたこと」を再確認してみましょう。そして、その勉強の結果、自分がどれだけ成長できたか、振り返ってみましょう。自分の成長が少しでも確認できたら、自分を褒めてあげてください（＝内発的動機づけ）。
自分に課した課題で押し潰されそうになるよりも、成長の積み重ねでゴール（合格）を目指す方が生産的です。

そして、ここから先は、新しい勉強計画を立てる時です。年末年始を終えた今の自分が、どこにいるのか。何が足りないのか、何が強みなのかを意識して、新しい戦略を立て直しましょう。

 

勉強の方法や時間よりも大切なこと

勉強の方法論にこだわっていても、時間がかかるばかりです。

大事なのは方法よりも結果。結果を出すための方法は、状況によって異なります。だから、状況の違いに応じて方法を変える必要があるのは当然のこと。（科目別、進捗度合、得意・不得意、目的、etc）

• サブノート
• カード
• テキスト
• 過去問

インプットツールで言えばこのあたりが定番。こういう方法論は、過去の記事でもたくさん紹介されています。

選択肢はたくさんありますが、どの方法が結果に結びつくかは、その人次第。大事なのは、自分に適した方法を考えて選ぶことです。

 

勉強にも「戦略」を

経営と同じように、自分の勉強においても「戦略」を持つことが必要です。

まずは、自分の現在地と目的地を確認すること。
そして、現在地から目的地に至るまでの最短経路を進むために、勉強の方法を考える。
そうやって、自分にあった方法で、自分に必要な勉強をする。ただ闇雲に勉強の量を積み重ねるだけでは、時間がかかりすぎます。
（必要な勉強時間だって人それぞれです。目安はおよそ1000時間と言われていますが、400時間で合格した人もいれば、何年も受け続けて合格を手にする人もいます）

戦略を立てるのだから、SWOT分析を使ってみてもいい。

勉強という領域で、自分の強み・弱みは何なのか。
環境の中で、機会・脅威は何なのか。
いかに機会を生かして、強みを発揮するか。

経営資源が分散していたら、プロダクト・ポートフォリオ（PPM）による選択と集中も効果的です。「市場の成長率」と「シェア」の代わりに、自分にとっての重要度・緊急度が低い活動を減らすことも、今年１年は必要かもしれません。（趣味を控える、残業を減らす、etc）

経営資源（ヒト、モノ、カネ、情報）自体を増やすことも考えてみましょう。
ヒトはあなた１人とは限りません。時には家族や同僚の助けも得ながら、勉強時間を確保できることもあるはずです。
使えるモノだって、たくさんあります。受験校やテキストはもちろん、通勤時間を勉強時間に変えるための耳栓やiPod、そして勉強時間。
カネで解決できることだってある。混雑した電車で勉強できないから、ゆっくり座れるグリーン車に乗る、いつもの喫茶店だと騒がしいからちょっと高級なカフェで勉強する、など。
そして、情報（受験勉強のノウハウ、環境の情報）はタキプロが提供します。

 

まとめ　～合格への道～

現在地が人それぞれに違うのだから、合格という目的地に向けて、歩いていく道だって人それぞれ。だからこそ、合格体験はその人にとっての「道」になります。
もう少しすると、今年度合格者の合格体験記を目にする機会もあるはず。そういう「道」を参考にしながら、あなた自身の「道」を切り開いてください。

今年は１年、あらゆることを診断士受験に捧げることになるはずです。
辛い時でも常に前を向いて、悔いのない１年にしましょう。

ご好評いただいた「2013年合格に必要なこと」は、今回で最終回です。
長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。

それでは、また来週！

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