診断士受験校のパンフレットを比べてみました
こんばんは。
診断士に合格したにもかかわらず、各学校のパンフレットを取り寄せて、見比べてみました。
あくまでも私見ですが、パンフレットから見た各校の特徴をお伝えします。
LEC
『2次学習の正道』
テクニックに走るな!事例企業と正面から向き合おう
というタイトルで、2次向けのコンテンツを提供していました。
明らかに、テクニック重視のT〇〇に対抗したキャッチフレーズだと思いました。
1次コースは、1次2次融合学習期を設け、『三位一体でシナジー効果を』的なキャッチフレーズで攻めてます。
個人的には、中小企業診断士の魅力について、最も分かりやすく書かれていると感じました。
具体的に、企業内を想定して、診断士の各科目がどの部署で活かされるのかについて、図解で説明されています。
私も、なるほとなーと感心してしまいました。
合格者のコメントなどがなかったのが残念です。
TAC
やっぱり、診断士受験界のリーダーですね。無難なパンフレット作りでした。
合格者が多いことを前面に出した作りでした。
合格者の写真、コメントを上手に使っていました。
ただ、合格者が多い=合格率が高い、事ではないので注意が必要です。
受講者が一番多いので、結果的に合格者が多い可能性もあります。
又、不合格者もダントツで多いです。そんなことはパンフレットには書いてませんけどね(笑)
大原
1・2次ストレートを薦めているのは他の学校と一緒です。
でも、大原は1次試験で、得点差のつきやすい、財務、情報を得意科目にする、という具体的な方針を出しています。又、各科目の特性、勉強方法など、細かくパンフレットに記載してます。
独学の方も読まれると参考になると思います。
学習順序は、財務(簿記)⇒企業経営⇒財務⇒運営⇒経営情報⇒法務⇒経済学⇒中小政策
マンパワー
診断士受験界の雄らしく、堂々としたパンフレットです。又、お値段も一番お高めでした。
少人数クラス、充実したカリキュラム、というのが特徴的でした。
LEC、TAC、大原は、基本的に教室詰め込み方のスタイルなので、個別フォローは皆無?!でしょうから、その点で差別化を図っているのでしょう。
TBC
こちらも、マンパワーさんと同じように、少人数制を前面に出しています。
ただ、大手3社と比べると、ちょっと料金がお高めですね。
個別フォロー、カリキュラム数の多さ等によるものでしょうか。
<最後に>
受験校に既に通われている方は、その学校の方針を信じ、講師の言葉を信じがんばってください。そこを疑いだしたら、勉強に本腰を入れられなくなります。
信じるものは救われるです。
これから受験校を選ばれる方は、しっかりと研究をしてから選んでください。
基本的にパンフレットには良いことしか書かれていません。
自分自身が何を重要視するのかを明確にして、学校を選んでほしいと思います。
なんにせよ、各校は合格率を明確にしていただきたいなと感じました。
そうしなければ、その学校の良さを比較できません。
例えば、
単純にプロモーションが上手なのか、
講師やテキスト等の本質的なサービスが良いのか
学校選択はやはり情報が全てです。合格者だけでなく、不合格者にも意見を聞けると、その学校の実力が見えてくると、個人的には思います。