初めて中小企業診断士の勉強をする方へ「皿回し学習法」のススメ
おはようございます。まゆげです。
若干日が長くなりましたが、まだ寒い日が続いていますね。
体調管理に注意しつつ、頑張ってください。
8月の 1次試験に向けて、大変な分量を勉強しないといけないですね。本日は、初めて中小企業診断士試験の勉強をする方を対象に、毎年タキプロでも紹介している勉強方法「皿回し学習法」をご紹介します。(私の通っていた受験校でも紹介していました)
1次試験の7つの科目を大きなお皿に、暗記している状態を皿回しに例えます。復習を繰り返すことで 8月の 1次試験には、7つの皿がギュンギュン回っている状態になることを目指します。
ひとつひとつの科目が、大きな皿ですので、回し始めるには大変な労力が必要です。しかし、一度回り始めると、次回は比較的楽に回すことができます(復習が楽になる例えです)。7月あたりからは、7つの皿に横断的に何度も動力を加えることで、回転を加速させて、8月の試験に臨むことを目指すという考え方になります。( 1科目に特化しないで全科目横断的に勉強をしましょうということですね)
ストレート合格を目指す方は、1次試験までに10回転させることを目指しましょう!
では、皿回しの方法についてご紹介します。以下の2点に注意してください。
① 1科目を通しで最後まで取り組み、次の科目に移りましょう
② 頭から暗記するのではなく、理解を重視しましょう
① は、「1科目ずつ取り組む」ことです。
勉強した科目が増えてくると、だんだん頭が混乱してきます。1科目ずつ、ある程度まとめて勉強しないと未着手のテーマが多くなり、後々大変苦しみます。まずは、いろいろな科目をちょこちょこ勉強せず、1科目を通しで勉強することをお奨めします。
受験校に通っている方は、講義の進捗に合わせて、予習復習をする良いと思います。独学の方は、1科目に2週間程度かけることを目安に進めると良いと思います。まずは、そのタイミングで1回転目を回しましょう。暗記ノートを作成するのも良いと思います。
※まゆげはこのタイミングで暗記ノートを作りました。
※ただ、ツール作りは勉強の手段であって目的ではないので時間をかけすぎないように注意が必要です。
② は、「理解すること」にこだわることです。
まずは、暗記することではなく、確実に理解することにこだわりましょう。人間は忘れる動物です。最初に膨大な労力を費やして頭から暗記しても、次の科目、次の科目とこなして、最初の科目の復習の段階には忘れていると思います。
膨大な労力をかけて暗記する
⇒次のタイミングで覚えていなかった、しょんぼり
⇒やる気が萎える…。
という負のスパイラルにならず、
2週間程度で頑張って理解する
⇒次のタイミングで「あー、これね」と思える
⇒復習し定着を図る
という正のスパイラルにしましょう。
理解していれば、次回復習するときにスムーズに入れます。まずは、「次回復習しやすいこと」を目指しましょう。理解をしないと暗記はできません。記憶の定着は次に動力を加えるときに回転させながら定着させましょう。
最初は大変苦しいですが、 1回転目を乗り切ってしまったらしめたものです。理解できているうちに、2回転目に取り掛かりましょう。3回転目、4回転目となると、復習がだいぶ楽になってきます。途中からは、受験校の答案演習や 1次の過去問に入り、間違った箇所を重点的に復習していくスタイルを皿回しに加えていくと良いと思います。
(3/1に「かれんじ」が効果的な 1次過去問の勉強法を紹介しているので要チェックです)
そして、最後の1回転は、試験前日に回すのです。
まゆげの場合、暗記が苦手だったので、2回転目も記憶作業に入らず、ちゃんと理解をしているかの確認に留めました。優先順位は、「進捗を守ること>理解すること>>暗記すること」にしていました。3回転目から受験校の答案演習(ボロボロでしたが)を通して、間違った箇所を復習する形で記憶の定着を図りました。本格的な記憶に取り組んだのは、 1次試験の模試の前でした(ここでは420点をゲット!)。
無事初年度に 1次試験を通過することができました( 2次試験で大苦戦しましたが)。
次回はまゆげ流の暗記方法について、ご紹介します。
最後に東京地区の勉強会のお知らせです!
タキプロ勉強会のお知らせ
【3月の予定(東京)】
・3/ 3(日) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H24事例2
・3/14(木) 19時~22時頃 八丁堀区民館 題材:H24事例3
・3/31(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 題材:未定(H24事例4&1次よろず)
*題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
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