大目標・中目標・小目標 by たけのしん

タキプロ11期(名古屋)のたけのしんです。こんにちは。
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令和2年度の試験に合格された方、おめでとうございます。この先の診断士活動に思いを馳せている方も多いことでしょう。
令和3年度の受験を決意された方、頑張ってください。この先の受験勉強に先行きが見通せずに悩んでいる方も多いことでしょう。

本ブログを今読んでいる方は、どちらにしても少し先を見て活動しようとする方が多いことと思います。遠い目標になかなか近づけずに心が折れそうになったり、中だるみをしてしまったりと、目標設定は難しいですよね。

今回はこの目標設定について、取り上げてみたいと思います。

大目標・中目標・小目標

昭和の名横綱であった千代の富士の著書に、こんな一節があります。

思い返してみると、私はそれまで目の前にある小さな目標に向かってがんばり、小さいながらの目標を一つ一つ達成することでこの地位についた。自分の相撲の型がわかって、それに徹したら、大関の地位も向こうから近づいてきたし、横綱という地位さえ手に入れられたのだ。

最終的に「こうありたい」という大目標を見据えた上で、当面の目標となる中目標を立て、さらに日々の目標となる小目標を立てて取り組む。インタビューでそう語る千代の富士を小学生の頃に見て以来、私もその真似をして目標設定をするようになりました。

大目標

診断士試験では、もちろん「試験合格」になります。私の場合は試験にさえ合格すれば良いと割り切った「60点主義」を大目標に設定しました(60点主義については、以前のブログを参照)。

私は受験を決意した時点では、診断士試験を通じて自己研鑽を図りたいという思いしかなかったので大目標が「試験合格」だったのですが、初めから独立診断士を志す方は、大目標が「独立診断士になる」ことで中目標が「試験合格」となるのかもしれませんね。

中目標

大目標へのプロセスをいくつかに分け、その時点での達成目標を設定するのが中目標です。私の場合は、まずは1次試験の模擬試験のうち、最も早いものがゴールデンウィークに設定されていましたので、その時点で合格点をクリアすること、次に1次試験の本試験、そして2次試験の本試験と、3つの中目標を設定しました。

特に1次試験の受験勉強は長丁場になりますので、勉強に気乗りしないと「明日やればいいか」などと中だるみしがちだと思います。
プレッシャーになりすぎず、かつモチベーションを維持できる適度な目標を設定することが肝要です。

小目標

その日、もしくはその週くらいの達成目標を設定するのが小目標です。私の場合はその週の終わりに達成しておきたい目標を設定し、それを日に割り振った計画を立てていました。「今日は何を勉強しようか」と考えるロスタイムを防ぐことができましたし、平日の夜に勉強する場合には、日中仕事をしている間にも「今日はあれとこれにこう取り組もう」という作戦を頭の片隅で考えておくことで、その日の勉強にスムーズに取り組めたりする効果がありました。何より、勉強計画を立てることで、来月にはここまで進んでいるんだなとワクワクした気持ちにもなりました。

ただし、小目標は余裕を持って設定する必要があります。仕事や体調の関係で予定をこなせない場合もあるでしょうし、予定よりも進捗が遅くなってしまい計画が破綻すると、モチベーションダウンの原因となってしまいます。

余裕を持たせた計画でも成立できるように考え、調子が良ければ前倒しするように取り組むと、目標をどんどん達成していくことでモチベーションも上がっていくことでしょう。

おわりに

大目標・中目標・小目標のうち、中目標がもっとも設定しづらく、しかももっとも重要なポイントだと考えています。「試験合格」だけを目標に定め、あとはその日の気分で勉強内容を決めて取り組んでいるという様な方は、ここで少し時間をとり、大目標・中目標・小目標を設定してみてはいかがでしょうか。

ちなみに現在の私は、大目標を「独立診断士になる」ことにおいていますが、中目標を明確に定めることができていない状態です。日々、診断士活動に取り組んではいますが、それが結局何に繋がるのだろうか?ということに確信を持てず、もがいています。

診断士試験の受験プロセスとは違い、独立診断士へのプロセスは千差万別の様です。無理に先を見据えるよりは、千代の富士の様に、目の前にある小さな目標に向かってがんばり、小さいながらの目標を一つ一つ達成することが、独立診断士へのプロセスになるのだろうかと考えているところです。

でも、やっぱり、明確な中目標が欲しい!
(皆さんも、合格後そう遠くないタイミングでこう思うのではないでしょうか…)

次回は、タキプロ関東の「ガンジ」さんです。お楽しみに!

【お知らせ】

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「令和2年度の診断士試験合格者であること」
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まずはこちらの要領をご覧いただき、参加フォームから参加エントリーをお願いいたします!

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