『自信』を付けるためには… by くりりん
タキプロブログの読者の皆様!
はじめまして!
タキプロ12期のくりりんです。
この度、令和2年度中小企業診断士試験に合格しまして、
タキプロブログを執筆することになりました。
受験生の合格率を1%でも上げられるように、ブログを書きたいと思います!
(初回の執筆は、少々緊張しますね…)
よろしくお願いします!
■自己紹介
さて、早速ですが、簡単に自己紹介します。
ハンドルネーム:くりりん
年代・性別:30代男性
職種:食品メーカー 商品企画(元々は、理系・大学院卒で研究職)
受験歴:1次1回、2次1回
勉強方法:独学
1次→過去問マスター(同友館)、TACスピードテキスト)、TBC中小企業診断士試験シリーズ(中小企業白書のみ)
2次→ふぞろいシリーズ、事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
勉強時間:平日2~3時間、休日6~7時間(平均するとこの辺りですが、モチベーションに応じて、かなりムラがありました…)
得意科目:財務会計、運営管理
苦手科目:経営情報システム
では、私の受験スケジュールを「本格的に診断士の勉強を始めるまで」「1次試験」「2次試験」に分けて、ご紹介します!
■本格的に診断士の勉強を始めるまで
本格的に診断士の勉強を始める前に、関連する民間資格を受験したので、
その経験から、ご紹介します!
スケジュール
◆2019年5月~6月:「2級販売士」受験 → 合格
◆2019年6月~11月:「2級日商簿記」受験 → 合格
2019年5月頃、『経営』に関して体系的に学べることに魅力を感じ、
「中小企業診断士」という資格に興味を持ちました。
しかし、
「1次試験だけでも7科目、合格するまで1000時間」というGoogleの情報を見つけ、
「自分には無理だ…」と絶望していました。
(私はゴリゴリの理系出身で、当時は経営の「け」の字も知りませんでした。。)
ただ、チャレンジもせずに諦めることは嫌だったので、
「中小企業診断士試験」を頭の片隅に置きつつ、
まずは、『運営管理』の試験範囲の一部である「2級販売士」の勉強を始め、2019年6月に無事合格しました。
そして、その後、『財務会計』の試験範囲の一部である「2級日商簿記」試験の勉強を始めました。
3級も持たず、簿記知識がゼロからのスタートだったので、簿記の概念を理解するのに苦労しましたが、
過去問を徹底的にやりこみ、2019年11月の試験で無事合格しました。
「2級販売士」、「2級日商簿記」に合格したことが、
診断士試験の勉強をスタートする上で、自分にとって大きな自信となりました!
■1次試験
スケジュール
◆2019年12月:企業経営理論
◆2020年1月:経済学、財務会計
◆2020年2月:運営管理
◆2020年3月:経営情報システム
◆2020年4月:経営法務
◆2020年5月~6月:中小企業経営・政策
勉強法
・過去問マスター(同友館)
⇒ ただ解くだけでなく、「正解の選択肢は、なぜ正解なのか?」、
「不正解の選択肢は、なぜ不正解なのか?」を意識して解いていました!
正解/不正解に関わらず、理解が不十分な単語はスピードテキストを見て、知識を補充を行いました。
・TBC中小企業診断士試験シリーズ(中小企業白書のみ)
⇒ 中小企業白書のみ過去問学習が出来ないので、
TBC中小企業診断士試験シリーズ(中小企業白書)の冒頭のまとめページに書いてある、
重要ワードに青マーカーを引き、赤いシートで隠して、ひたすら暗記しました。
上記のスケジュールは、その科目の勉強を開始した時期を記載しています。
正確には、一度学習したことを忘れないように、
学習時間の半分は新しい分野の学習、もう半分は、これまで学習した科目の復習という形で勉強していました。
「何としても1次試験は合格したい!」という気持ちで勉強していたため、
過去問を何度も、何度も、何度も解くことで、自信を付けました!
(1次試験が終わるまで、ひたすら過去問を繰り返し解いていました)
そして、1次試験に無事合格することができました。
■2次試験
スケジュール
◆7月~8月半ば:1次試験合格後に、少しモチベーションが落ちる。
◆8月半ば~2次筆記試験:2次筆記試験に向けた本格的な勉強をする。
◆2次筆記後~2次筆記合格発表:診断士勉強のことを一切忘れる。
◆2次筆記合格発表~2次口述試験:忘れていた知識を取り戻すべく、急いで2次口述試験の勉強をする。
勉強法
◆事例Ⅰ~Ⅲ:ふぞろい10年分を解いて、一問一問丁寧に考察する
⇒ ただ問題を解くというよりは、
解答の核を外していないか?/大事なキーワードが入っているか?/読みやすい答案になっているか?を重視して、
1問1問、丁寧に考察しました。
(問題を解く時間よりも、復習に2倍くらいの時間を掛けていました)
◆事例Ⅳ:「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」をひたすら解く
⇒ 事例Ⅳは、正答か否かが明らかなので、ひたすら「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を解いていました。
1次試験が終わって最初の頃は、少しモチベーションが落ちていました。
理由は、以下の2点です。
理由① 合格まで2年計画(1年目で1次試験合格、2年目で2次試験合格)を考えていたため、1次試験で燃え尽き症候群的な感じでした。
理由② 2次試験の過去問が解けなさ過ぎて、かなりゲンナリしていました。。
特に、②は深刻でした。
2次筆記試験の過去問を最初に解いた時は、
時間内に、答案用紙の半分すら埋めることができませんでした。
そして、独学だったため、周りに相談できる人もおらず、かなり気持ち的に落ち込んでいました。
2次試験を受験するかどうか悩みましたが、
「どうせ1年伸ばしても、ロクに勉強しないだろう!」と思い、思い切って申し込みました。
その後、8月半ばからは、「毎朝始業までに事例を一つ解く」、「事例Ⅳは、毎日演習する」をルーティーンとして、勉強しました。
答案を作る際には、
『聞かれたことに素直に答える』『わかりやすい文章を書く』ということを意識していました。
(具体的な方法は、次回以降ご紹介します)
勉強を重ねることで、段々、ふぞろいの合格答案に近づき、
少しずつ、少しずつ自信を付けていきました。
そして、2次筆記試験当日。
答案用紙は全て埋めましたが、まったく手ごたえがなく、
正直、「落ちたな…。また来年頑張ろう。」というような感じでした。
その後、1か月半、診断士試験のことを一切忘れ(思い出すこともなく)、仕事と趣味に明け暮れました。
そして迎えた2次筆記試験の合格発表日…
「どうせ落ちているだろう」と思い、診断士協会のホームページを見てみたら、なんと番号がありました!
そして、完全に忘れていた2次筆記試験の内容を必死に思い出し、
無事、2次口述試験を受験し、合格しました。
長くなりましたが、私の受験スケジュールは、こんな感じです!
■まとめ
私の受験スケジュールを改めて書いてみると、1年の受験期間でしたが、
モチベーションの変動が大きかったなと思います。
そんな私でも合格できたのは、『やるべき勉強をしっかりして、自信をつけたこと』!
本当に、これに尽きます。
皆さんも勉強をしていると不安になったり、心配になったりすることがあると思いますが、
そんな時は、勉強しましょう!
その努力は決して裏切りません。
次回は、としさんの初登場ですね!
みなさま、お楽しみに!
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