最後に伝えたいこと/byガク
おはようございます。多年度合格者のガクです。
改めて、最後に伝えたいことというと、やはり長年にわたって勉強を続けてこられている多年度生に向けたメッセージになります。
自分自身6年間、受験勉強を経験し、途中、受験仲間が合格したり、養成課程へ進んだりと、それはそれでおめでたいことでしたが、一方で寂しい思いもありました。このまま勉強を続けて受かるのかと不安に思い、諦めようかと思うときもありました。そんなときに出会った本の紹介です。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
そうしたなか、最後まで諦めず、勉強を継続できたのは、以前にも書かせていただきましたが、タキプロ勉強会をペースメーカーとして活用したこと、次に「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」を読み、感銘を受けたことが挙げられます。
「人生100年時代をどう生きるか」のキャッチフレーズと共に、もともと、この本の名前は知っていました。子供の大学受験が心配で付き添って行った(過保護か(笑))帰り道、手持ちの本が無かったため、駅の構内の本屋に立ち寄った際、子供の人生の岐路だったこともあり、自分も人生の後半を少し考えてみるかと考え、購入しました。電車の中で読みふけったのを覚えています。たまたまモデルケースの2番目の世代の年齢が、自分と同じだったこともあり、自分になぞらえられたことも、はまった一因かもしれません。
寿命が伸び100歳まで生きる人生が当たり前になってこようとしているなか、学生・会社勤め・老後という3つのステージの人生を歩むことが変わろうとしています。
無形資産
これまで家やおカネといった有形資産が重要視されていましたが、これからは、無形資産の価値に目を向け、長く現役として活躍できるよう、自助努力して行こうということが書かれています。
無形資産というのは、「スキル・仲間・評判などの生産性資産」「健康・友人・愛などの活力資産」「自己理解・多様な人脈などの変身資産」をいいます。
無形資産獲得のためには、自分をリ・クリエーション(再構築)する必要がありますが、自分にとって「中小企業診断士」の勉強が、まさしく自分のリ・クリエーションだと考えたのです。それが勉強疲れ気味だった自分をもう一押ししてくれました。
中小企業診断士の勉強自体もビジネススキルの向上や新しい仲間の獲得に役立ちますが、資格取得後の診断士活動では、さらに、会社の活動だけでは決して得ることができない無形資産獲得のための宝庫だなと感じています。
企画事を他の診断士の方とやる機会において、会議の進め方、企画の作り方、メンバーの合意形成の仕方など、感心することが多々あります。自分にとっては、特にスキル面での生産性資産、多様な人脈形成面での変身資産といった点において、多大な効果をもたらしてくれています。
まだ、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」読んでない方で勉強に対するモチベーションを上げたい方は、是非、手にとってみてください。
家族と健康
一方で、自分が勉強で犠牲にしてきたものもあります。
長年の勉強の途中には、土日を潰して座りっぱなしで勉強に勤しんだ時期もありました。
知らず知らずの内に運動不足に陥り、慢性的な腰痛持ちとなり、活力資産を衰退させてしまいました。(1年間、腰を庇う生活を続け、回復しつつあります。)
また、勉強期間中、家族は辛抱強く応援してくれて、ほぼ休日は自由に時間を使わせてくれていました。合格したときは、自分のことのように喜んでくれました。
にもかかわらず、合格後、自分は、勉強会や実務補習など、勢い余って予定を詰め込みすぎ、結果、家族をないがしろにしてしまった時期がありました。家族からひんしゅくをかったのは言うまでもありません。猛省し、最近は家族と過ごす時間を大事にするように心がけています。
みなさん、私を反面教師とし、健康、家族、友人など、いわゆる活力資産にも留意し、受験勉強を続け、何としてでも「中小企業診断士」の資格を取得していただきたいと切に願っています。
1年間、どうもありがとうございました。
近い将来、「中小企業診断士」として、会えることを待っています。
以上、ガクでした。
明日はガンジさんのラストメッセージです。お楽しみに!
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