【タキブロ+】学習スタイル 「アナログ学習のススメ」 byうにこ
読者のみなさん、こんにちは。
毎朝投稿のブログとは別に、お昼の時間にお届けする特別企画「タキブロ+」。
今回のタキブロ+のテーマは「学習スタイル デジタル派とアナログ派」です。
(「タキブロ+」って何?という方はこちらをご覧ください!)
昨日のまぁしぃさんによる「デジタル学習のススメ」の記事は読んでいただけましたか。
今回はタキプロ13期うにこからの「アナログ学習のススメ」をお届けいたします。
デジタル機器をうまく使いこなし、効率的に学習する、という方法にちょっとだけ憧れつつも、結局はガリガリと勉強するスタイルで貫きました。
いまどきガリガリって、ちょっと古い?
いえいえ、そんなことはありません。
「アナログ学習」こそ、勉強の基本!
元塾講師だからこそ知っている「アナログ学習」の魅力をお届けします!
ちなみに、わたしのこれまでの記事はこちらの合格体験記。→こちら
またタキブロ+で、女性座談会にも参加させていただいています。→ 前編と後編
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■はじめに
ところでみなさん、改めて。
どうやって勉強されていますか?
ipadは欠かせない。
スマホで映像授業を見ながらやる。
いまは、そういう人も多いでしょう。
しかし、私うにこはそういったデジタル機器はほとんど使いませんでした。
では、どうやって勉強していたか?
それはもちろん、「シャーペン」と「ボールペン」と「ノート」と「付箋」と「下敷き」です!
そんなアナログな・・・。
と思われるかもしれませんが、アナログ学習って本当にいいんです。
1. 学習スタイル
私の学習スタイルの基本は、「机に座って、カリカリやる」です。
それはもう大昔から続く、まさに一人で寺子屋状態。
問題集を開き、計算用紙やノートを使ってひたすら書いて、書いて、書きまくる。
そういう学習スタイルでした。
私は専門学校に通っていたので、わからないところは付箋を貼って、あとで必ず先生に質問していました。
解説を聞いて納得したら、その解説を書きこみ、必要であればボールペンで強調しておきます。
それを繰り返しても覚えられないときは、ノートに赤いボールペンでまとめて書いて、赤い下敷きで隠せるようにしていました。
そうすれば、スキマ時間でそこだけ見直すことができます。
「それって、ひと昔前の受験生ですよね?」
まさにその通り!
なので、実際に受験生だった頃を何度も思い出したものです・・・。
2. アナログ学習のメリット
アナログ学習のメリットは本当にたくさんあります。
1つ目は、知識を思い出しやすいということです。
模試や過去問を解いているとき、
「あれ、この問題、やったんだけどなあ」
という瞬間がやってきますよね。
そのとき、
「たしか、テキストのあの辺に書いてあったんだけどなあ・・・」
とイメージできると、ぐっと思い出しやすくなります。
また普段からテキストやノートを利用していると、書かれている内容を写真のようなイメージで覚えられるようになります。
そうなれば、
「そうそう、あそこに書いてあった!」
と思い出すことも容易です。
細かいことですが、「手でページを繰る」という作業は、思い出すという作業と直結しています。
パラパラとノートを眺めるだけでも、効果がありますよ。
2つ目は、試験にそなえられることです。
試験本番は鉛筆とシャープペンと消しゴムで勝負するのですから、とにかくそれに備えておく、が重要です。
1次試験も2次試験も、本番で使えるのは文房具ですから。
特に2次試験は、80分間を全力で書き続けなくてはいけません。
これ、慣れていないと本当にしんどいです。
いまは文書を作るのもほとんどがパソコンでしょう。
そのため、普段から鉛筆やシャープペンで書く訓練をしておかないと、事例Ⅲくらいになると、腕が疲れてしまうこともあります。
3つ目は、書くことで自分がどの程度理解しているかを把握することができることです。
経済学・経済政策のIS-LM分析や財務会計のさまざまな計算など、実際に自分で書いたり計算したりしておくことで、手にも目にもなじんできます。
「ああ、これってあのパターンね」
と頭の中で考えるだけだと、もしかしたら計算ミスをしてしまうかもしれません。
普段から手を動かすことで、常に試験に備えておくことが可能です。
3. アナログ学習のデメリット
正直にいうと、アナログ学習のデメリットを私は思いつきません。
①目で見る
②公式を口ずさむ
③必要であれば映像などを見て耳で覚える
に加えて、
④手を動かす
この4つがそろえば、なにも怖くありません。
もしデメリットといえることがあるとすれば、それはテキストなどの持ち運びが必要、ということでしょうか。
気分を変えてカフェや図書館で勉強するときに、重いテキストを何冊も持って移動するのは大変です。
実際、私も予備校の自習室を利用していましたが、いつもリュックに、問題集を数冊、模試や確認テストの問題と解答をいくつも入れていました。
それなりに、・・・いえ、かなり重かったです。
また、整理整頓ができないと、プリントなど必要なものがどこにあるか、わからなくなることもあります。
加えて、置き場所にも困る、という人もいるでしょう。
正直、私もたくさんのプリントは1ヶ所に山積みにしていましたが、いちいち探すのは面倒でした(笑)
そういった手間という部分でのデメリットはあります。
4. おすすめの学習方法
おすすめの学習方法は、やはり【実際に手を動かして解く】ということに尽きます。
特に財務会計や運営管理の計算、経済学・経済政策のグラフなどは書き込みをしながら解くべきです。
目で見ているだけだと、答えを見たときに、
「そうだと思ってたんだよね」
という気分のいい錯覚に陥りやすいのが欠点です。
また、2次試験では実際に与件文や問題に線を引き、情報の分類分けを行い、解答用紙のマス目を埋める、という作業をしなくてはいけません。
しかも、80分を4セットです。
これは、普段書くという作業をしない人にとってはかなりの負担のはず。
慣れてないと、腕がピリピリすることもあります。
これに慣れるには、書きまくるしかありません。
もし、時間的に余裕があれば、大学ノートなどに自分がよく間違えるポイントをまとめておくのもいいでしょう。
できれば、大切な内容を赤ペンで書いて、赤い下敷きで隠せるようにしておくのがおすすめです。
「なんだか学生の頃の勉強方法みたい・・・」
と思ったアナタ、その通り!
パソコン上のデータをスクロールしても、あまり記憶には残りませんが、ノートに書いたことは忘れません。
また、繰り返しそのページを見ることで、記憶も定着します。
加えて、自分でブツブツとつぶやいてみるのもいいでしょう。
覚えていないことは、意外とはっきりと言葉でも言えないものです。
腕を鍛えるためにも、書きグセをつけるためにも、こまめに書く(余裕があれば口ずさむ)訓練をしてください。
5. おすすめのアイテム
必要なのは、さきほども書いたように、「シャーペン」と「ボールペン」と「ノート」と「付箋」と「下敷き」です。
その中でもこだわったものを紹介します。
①シャーペン
いまは、いいシャーペンが本当にたくさん売られていますね。
昔は、すぐに芯をぽきぽきしていましたが・・・
気に入っていたのは、クルトガの0.5mmのシャーペンです。
私、実は筆圧が強い方で、勉強中も(無意識のうちに)ガリガリと音を立ててしまいがちなところがあります。
おかげで、シャーペンだとすぐに芯が折れてしまっていたのですが、クルトガを使っているときは、そんなことはありませんでした。
正直にいうと、中小企業診断士の勉強を始めるまで、適当なシャーペンを使っていました。
ただ、学習が進むと書く量が増えてきたため、芯が折れるのがストレスで・・・。
そんなわけで、芯が折れないシャーペンを購入したわけです。
もちろん、試験当日もこのシャーペンを持っていきました。
(まあ、心配性の私は、鉛筆も数本持参していましたが)
使いやすくて、自分が使い慣れたシャーペンを用意しておくのはとても大事です。
②ノート
ノートはCampusを使用していました。
これはもう先入観の問題かもしれませんが、やはり私としてはシンプルな罫線だけのノートが合っていました。
グラフや図形を書いたりするのに最適なノートなど、いろいろ売っていますが、これがいちばんまとめやすいです。
私は、「あるものに特化した機能を持つものは、ほかのことに使いにくい」と考えています。
ノートも同じで、変に機能があるものよりも、自分で自由にまとめられるもののほうが、結局は使い勝手がいいのです。
「ちょっとまとめるのに使いたいなあ」
と思ったら、Simple is best!の精神で、選んでもらうといいでしょう。
あと、これはおまけですが、2次試験向けにオススメのアイテムをひとつ。
③MONO消しゴム
ベタやなあ、と思われるかもしれませんが、なんと厚みが5.5mmのスマート消しゴムです。
ノート1行分がキレイに消せるという代物ですが、2次試験でも役立ちました。
2次試験の解答用紙のマス目を消したいとき、普通の消しゴムを使うと、上の行など余計なところまで消してしまったことはありませんか。
この微妙に文字が消えてしまう、というのがストレスだったのですが、スマート消しゴムを使ったことで、それがなくなりました。
勉強会をしていたときの仲間が使っていたのですが、すぐに買いに行きました(笑)
もし、
「あー、また消しちゃったっ」
という人がいれば、一度チェックしてみてください。
■おわりに
「タキブロ+」の「学習スタイル デジタル派とアナログ派」はいかがでしたでしょうか。
これは、どちらがいい、というものではなく、どちらもうまく取り入れながら学習するのがいいのだと思います。
「ここはデジタル的にいってみよう」
「この部分は、アナログを取り入れてみるか」
など、これを読んでもらって、少しでもみなさんの学習効率がアップすることを期待しております。
次回の「タキブロ+」は「多年度座談会」になります。
お楽しみに!
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