【タキブロ+】学習スタイル 「デジタル学習のススメ」 byまぁしぃ
読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
タキプロ13期のまぁしぃです。
今回のタキブロ+のテーマは「学習スタイル デジタル派とアナログ派」です。
明日のうにこさんによる「アナログ学習のススメ」とセットで2日連続のテーマとなります。
まずは私がデジタル派の視点から「デジタル学習のススメ」という記事を書かせていただきます。
学習方法の参考にしていただいたり、スタイル変更のきっかけになれば幸いです!
(「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!)
私の過去の記事はタグ「まぁしぃのノウハウ」をご確認ください。
【個人的オススメMy記事】⇒解法プロセス手順 -事例Ⅰ- byまぁしぃ
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デジタル派といういうことですが、決して私がデジタル機器に詳しいということではありません。
ただ、ツイッター等のSNSを見ていると、学習スタイルを切り替えようかと考えている受験生の方が一定層いらっしゃいます。私も同じように色々と考えて、インターネットやYouTube動画を見たりして調べていた受験生時代がありました。そして、今ではiPadを使用した学習に切り替えて良かったと感じています。
そうした経験から、デジタル学習が全然わからないという方のお役に立てればと考え、自分の経験や感想を中心にこの記事を書かせていただきます。お詳しい方は華麗にスルーしていただけると幸いです!
1.学習スタイル
私が診断士試験の学習で1番した使用したアイテムがこれです!
そう!「ApplePencil」
私の場合、ペンシルがメインでiPadがアクセサリと言っても過言ではありません!
ペンシルを使用するためにiPadを購入しました。
他にもパソコン(以下、PC)をメインに使用したり、スマートフォン(以下、スマホ)をメインに使用したデジタル学習スタイルの方もいらっしゃるかもしれません。
今回はタブレットでの学習、その中でも最もポピュラーなiPadをメインに使用した学習についてご紹介します。
iPadとApplePencilを使用して行う勉強は以下の通りです。
≪1次試験≫
①テキスト学習
②問題集の実施・復習
③過去問の実施(過去問の復習)
④ファイナルペーパー作成
≪2次試験≫
①テキスト学習
②(問題集の実施・復習)
③過去問の実施(過去問の復習)
④ファイナルペーパーの作成
特に1次試験、2次試験対策ともに過去問の実施とファイナルペーパー作成に有効だと思います。
活用の仕方については後の「おすすめの学習方法」の項目でご説明いたします。
2.デジタル学習のメリット
デジタル学習のメリットは以下のようなものがあります。
- 自宅以外の場所で学習する機会がある場合、荷物などを大幅に削減可能
1台のiPadがあれば、数十冊のテキスト・参考書や問題集を電子書籍として持ち歩けますし、過去問もPDFデータがある限り何年分でも所持可能です。
自習室などを契約して外で勉強するのが好きな私は、デジタル学習に切り替えるまで、あれもやりたいこれもやりたいと欲張りがちで、いつも大きなカバンをパンパンにしては出掛けていき、帰ってくる頃には肩や腕がパンパンになっていました。
それでも、持ってこなかった科目の問題が気になってしまい悶々とすることがありました。
デジタル学習に切り替えてからは、小さなカバン一つでどこでも勉強ができるようになりました。 - スマホと直接連動するため、移動中やスキマ時間などどこでも学習が可能
iPad内で作成したノートやダウンロードした電子書籍のデータは、同期させることでスマホでも同様に使用することができます。これにより気になる問題や解説を移動中の電車内など時と場所を選ばず、いつでも取り出して確認できるようになりました。
私のおすすめは人気のラーメン店に並ぶときに、スマホを取り出して学習の振り返りや暗記を行うという勉強法です!(笑) - プリンタなどを使用しなくても本番を想定した問題・解答用紙での学習が可能
特に過去問学習との相性が抜群です!
過去問の問題や解答用紙のPDFデータをiPadに原本保存しておけば、印刷不要!原本をコピーするだけで何度でも学習が可能です。先述のApplePencilで直接書き込めるので、毎回印刷したのと変わらないクオリティで学習できるのもiPadの良いところです。
過去問の問題・解答用紙のPDFデータはLECの過去問ダウンロードサービスを利用させていただいていました。 - カメラ機能やスキャナアプリを活用して自分だけの苦手克服問題集が簡単に作成可能
問題集で何度も間違える箇所や覚えられない論点は、スマホで撮影をしておけば、ノートアプリに画像データを取り込んで、自分だけの苦手克服問題集が簡単に作成できます。
最近はスマホカメラを使用したクオリティの高いスキャナアプリもありますので、かなり綺麗にまとめることもできます。(私は粗々の画像データでやっていましたが…)
もちろん電子書籍であれば、スクリーンショットで書籍そのままの鮮明な画像データを加工可能です。
この苦手克服問題集が優れモノで、直前の点数積み上げにも活用できますし、試験当日はそのままファイナルペーパーに早変わりです。テキストやノートを広げなくてもスマホ1つで最後の確認がバッチリできます。
大量のデータを手軽に持ち歩けて、様々なデバイスで取り出せる機動力と利便性がデジタル学習最大のメリットです♥
3.デジタル学習のデメリット
デジタル学習には基本的にデメリットがありません!
と、言いたいところではありますが、さすがにそうはいきませんでした。
皆さんに最良の学習を選択していただくためにデメリットもご紹介しておきます。
- デバイスが高額であること
まずはデバイスが高額だということです。
iPadの場合、本体は最も安価なモデルでも最低4万円程度かかります。前述のApplePencilや保護カバー、画面フィルムなど学習に使用するために必須のアクセサリを揃えると5万円Overはほぼ確実…ご家庭のある方など、ちょっと試してみようかな?で購入できる方ばかりじゃないですよね。 - 紙に近づけることはできても、やはり紙ではないこと
具体的な学習方法はを次項でお伝えしますが、ところどころ画面をピンチイン・アウト(ズーム操作)などで動かしつつ、問題を解く場面というのが出てきます。
また、iPadの場合ストレスは少なく、ペンシルの書き心地もかなり良いのですが、それでも紙とまったく同じように書けるわけではありません。特に最初は慣れが必要かもしれません。 - 診断士試験のテキスト・問題集は電子書籍が少ないこと
診断士試験に限ったことではありませんが、国家資格試験対策のテキスト・問題集は多くが現物書籍のみの販売で、電子書籍化されていません。
受験生に人気の「過去問完全マスター」や「ふぞろいな合格答案」など同友館の書籍も電子化されていないので、デジタル学習に使用するのは難易度が高いです。 - 試験本番でデバイスのジェスチャー機能を操作してしまうこと(!?)
これはネタ半分ですが(笑)
iPadの場合ApplePencilを2回タップすると消しゴムに切り替わるというジェスチャー機能があり、試験本番に持っていたシャーペンを2回タップして解答を消そうとしたことが何度かありました(笑)
大きなトラブルにはなりませんが、あまりにデジタル学習に慣れすぎると、本番とのギャップが発生するのは事実です。最後は必ず印刷した紙の過去問で、本番を想定した演習をすることをおすすめします。
デジタル学習はハードルが高いところがある反面、これがないと学習ができないわけではないのが踏み出しにくいところですね…それでも一度使ってみると抜け出せない便利さがあります!
次項から具体的な学習方法や便利なアイテムをご紹介します~♪
4.おすすめの学習方法
それではiPadを使用したおすすめの学習方法をご紹介していきます。
ここでは私の使用していた電子書籍リーダー「Kindle」とノートアプリ「GoodNotes5」という2つのアプリを用いて説明をします。
①テキスト学習
これは1次試験、2次試験ともに使える勉強法です。
KindleとGoodNotes5の両方を使用します。
下の画像のようにiPadは2つのアプリを分割して立ち上げることが可能です。
左側はKindleを立ち上げ、電子書籍のテキストを表示させています。右側はGoodNotes5に2次試験過去問のPDFデータを取り込んで表示させており、ApplePencilで書き込みができます。こうして左右に並べて、学習をしていました。
さらに、もう1画面小さなウインドウを表示させることができるので、このように以前に解いた時の過去問を並べるなど、アプリを複数使用して学習をしていました。
デメリットにも書いた通り、診断士試験のテキスト・問題集は電子書籍化されているものが少ないのですが、2次試験対策だと以下の電子書籍がデジタル学習におすすめです!
≪2次試験≫
野網美帆子著「「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策」
同著「「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)シリーズ」
※上の紹介画像には野網先生の「「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)令和2年度版」を使用させていただきました。
②問題集の実施・復習
これも①テキスト学習と同様でKindleで電子書籍を表示し、GoodNotes5でノートを立ち上げて学習するという方法で行います。
「1.学習スタイル」の項目で2次試験学習の「問題集実施」に()を付けたのは、2次試験対策用の問題集は電子書籍版がほぼ皆無だからです。しかし、デジタル学習を諦めきれなかった(=重いカバンを持ちたくない)私は「事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」、「30日完成!事例Ⅳ合格点突破 計算問題集」、「ふぞろいな合格答案」といったテキスト・問題集をスキャンしてPDFデータでiPadに取り込んで使用していました。
工夫をすればできないことは無いですが、一定の労力が必要です。
GoodNotes5は様々な罫線のノートを選べますので、学習内容に合わせて選択していました。
③過去問の実施(過去問の復習)
過去問学習はiPadと相性の良い学習です。
1次試験、2次試験ともに過去問のPDFデータをiPadに取り込んでGoodNotes5で表示させて使用していました。
1次試験の場合は、このように直接書き込んでいました。
マークシートで解答したい場合は、「2.デジタル学習のメリット」の項目でご紹介したLECの過去問ダウンロードサービスで解答用紙もダウンロードしておくと良いと思います。
2次試験はこのように問題と解答用紙を横並びに表示させて使用していました。
iPadは同じアプリであっても、同時に立ち上げて横並びに分割表示させることができます。
GoodNotes5を左右に2つ立ち上げて左に問題、右に解答用紙で使用していました。どちらも書き込み可能なので、慣れれば自然に学習することができます。
私の持っていた画面サイズ11インチのiPadだと分割表示するとそれなりに1マスが小さいので、画像のように与件文を読むときと、解答用紙にを書き込む時で、左右のバランスを変えながら進める必要があります。これは少し慣れが必要かもしれません。
問題や解答用紙のPDFデータに、ノートを差し込むことができるので、私は最後のページの後に白紙を差し込んで本番さながらの解答メモを作成する練習などを行っていました。
(過去問の復習)としましたが、過去問関連の書籍は電子化されているものが少ないため、iPadで完結しようとすると現物書籍をスキャンして取り込むなどの手間が必要なため、()扱いとしています。
④ファイナルペーパーの作成
「2.デジタル学習のメリット」のところでも述べたのですが、何度も間違えた問題や苦手な問題をスマホで撮影しておいてGoodNotes5で作成したノートに集めていくことで、苦手克服問題集が完成します。
作成したノートは何冊でも複製できるので、原本を作っておけば何周でも直接書き込みをしての学習が可能です。そして、最後には苦手を克服するための知見が積み上がった最高のファイナルペーパーが完成します。私の作成した苦手克服問題集=ファイナルペーパーがこちらです。
2次試験のファイナルペーパーもGoodNotes5で作成しました。
実際には通信講座のテキストのスキャンデータや「ふぞろい」で紹介されているフレームワークを撮影した画像なども取り込んでファイナルペーパーとしていましたが、著作権があるのでその部分は削って、私がオリジナルで作成した部分だけ公開いたします。
このファイナルペーパーのキーポイントはスマホなど複数デバイスからアクセス可能ということです。試験会場へ行く電車の中ではスマホに表示させて最後の確認を行っていました。
⑤その他の学習
他にもこんな学習もできますという一例です。
2次試験5年分の事例の設問と模範解答をキーワード要素に分解して表に並べて、頻出論点、頻出キーワードとその関係を分析しました。これはPCのエクセルでやれば良い話ですが、iPad1台持ち歩いていればできますよという一例です。
5.おすすめのアイテム
最後におすすめのアイテムをご紹介します。
①タブレット本体
現在iPadは5種類(iPadProのサイズ違い含む)のラインナップがあり、それぞれ特徴をまとめると以下のような感じです。(素人まとめなのでご容赦ください)
- iPadPro:画面サイズ12.9インチ/11インチの2種類、ハイエンドモデル
- iPadAir:画面サイズ10.9インチ、ミドルレンジモデル、2020年フルスクリーン化
- iPadmini:画面サイズ8.3インチ、片手持ち可能なミニサイズ、2021年フルスクリーン化
- iPad(無印):画面サイズ10.2インチ、エントリーモデル、ホームボタン付き、最安価格
あくまで個人主観ですが、私の説明した勉強法であれば、iPad(無印)で十分なスペックだと思います。ただ、この機種だけはApplePencilが旧型(第1世代)仕様であるため、今後更に上位スペックに買い替える可能性がある方は他の機種が良いかもしれません。あとは画面サイズなども見ながら、用途や好みで選ぶと良いと思います。
私はiPadPro11インチとiPadminiを使用していて、手を動かして学習する際はPro、テキストを読むのはmini、移動中の学習や問題集を解くのはiPhoneとデータを同期させて使い分けています。
②アクセサリ
ApplePencilについては冒頭に熱く語った為、割愛します。
- 画面フィルム
学習に使用するのであれば、ガラスフィルム(透明度が高く色が鮮明で、電子書籍読書や動画視聴などに向いている)か、ペーパーライクフィルム(ザラザラした質感でペンを使用すると紙に書いているのに近い感覚で書きやすくなる)が良いと思います。また、最近は磁力による着脱式のペーパーライクフィルムも販売されており、普段はガラスフィルムやフィルム無しで使用し、ペンを使う時だけペーパーライクフィルムを装着するという使い方が可能です。
私はiPadProは通常のペーパーライクフィルムを使用し、iPadminiはガラスフィルム+着脱式ペーパーライクフィルムの組み合わせで使用しています。
※様々なメーカー・製品がありますが、一例として私の使用している製品メーカーのリンクを添付しております。 - 保護カバー(キーボード)
iPadの保護カバーは一般的なスマホケースのようにボディ周辺をがっちり固定するタイプ、背面だけ磁力で接着してボディを覆うカバータイプの二種類が主だと思います。
また、キーボードが付属していたり、マウスの代わりになるカーソル操作板であるトラックパッドが付いているカバーもあります。
私はiPadProにApple純正のSmart Keyboard Folioというキーボード付きカバーを使用しています。キーボードがあると、「4.おすすめの学習方法」の最後に紹介したような表の作成や再現答案作成もiPadだけでできます。現に再現答案は試験直後、ファミレスに入ってiPadで作成しました。 - スマホ
アクセサリではないですが…念のため。
iPadで学習するのであればスマホはiPhoneにした方が良いと思います。クラウドでデータを共有したり、最も連携がスムーズですし用途の幅が広がります。
③アプリ
私がiPadで主に使っていたアプリはすでにご紹介したKindleとGoodNotes5です。Kindleは無料アプリであり、GoodNotes5は有料ですが980円の買い切り型で利便性を考えるととても安価です。(診断士試験のテキスト1冊より安い!)
この他に個人的におすすめとしてはコンセプトというアプリがあります。これは画面をピンチアウトすることで後からキャンバスを広げられるというフリースケッチアプリです。2次試験対策や口述試験用の情報整理、マインドマップの作成に使用しました。
また、これはiPad用というよりスマホアプリですが、単語帳メーカーという暗記カードアプリやi-暗記シートといういわゆる赤シートによる文字隠しをアプリでできるものを使用してスマホ学習をしていました。
④電子書籍・その他
デメリットの項目でも述べた通り、診断士試験の参考書類は電子書籍化されているものが少ないです。そこで、診断士試験に限定せずiPadを使用した学習の役に立つと感じた書籍をご紹介します。
結局、私の勉強法やアイテム選びはインターネット情報やYouTubeの受け売りです。
ということで、私が参考にしていたYouTuberの方が執筆された書籍です。
YMK著「iPadで絶対に忘れない最高の勉強法 Kindle版」
最後にその他といたしまして、私がiPad選びや勉強方法の参考にしたYouTubeチャンネルをご紹介して終わりにしたいと思います。
これらの書籍や動画は本当にわかりやすく情報をまとめてくださっているので、デジタル学習を考えられている方は一度見てみることをおすすめします!
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
お恥ずかしながらほとんどが他者から得た情報の受け売りではあるのですが、自分なりに診断士試験対策に流用したノウハウなどをまとめたつもりです。
デジタル学習に切り替えてみようかなと考えておられる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
皆さまの学習を応援しています!
次回のタキブロ+は引き続き「学習スタイル デジタル派とアナログ派」のテーマで、うにこさんによる「アナログ学習のススメ」です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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