1点でも多くもぎとるための文具3選ご紹介 by おさる

タキプロ15期の おさる と申します。  

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■はじめに

今回で3回目の投稿になります。

さて、ワタクシおさるは1次、2次とも独学でしたので、ひょっとすると予備校通いの方々が共有知化している試験ノウハウやテクニックの幾つかについては、知らずにチャレンジしていたかもしれません。「独学だからある程度情報の非対称性があるのも仕方がない」との割り切りはありました。

ただ、文具選びは効率性の観点から重要だと考えており、積極的に情報を集めたり、試行錯誤を繰り返すなど、それなりにこだわってきました。

本日はワタクシが使ってきた「1点でも多くもぎとるための文具3選」についてお話したいと思います。

なお、2次試験での色ペンの活用については、その採否や利用法を含めて多くの先人が記載しており、タキプロ15期のブログでもそのうち関連記事が出てくるでしょうから、そちらをご参照ください。ちなみにワタクシは、「設問ごとに色分けして与件文にマーカーを引きながら読む派」でした😊

■1次試験対策は、マークシート用のシャーペンが欲しいところ

1次試験はマークシート試験です。もちろん、選択肢をチェックしたり手計算したりで、マークする前から筆記具は必要になるのですが、こと1次試験では、マークシートの時間短縮も大事かと考えました。

そこで購入したのが、「マークシート用の芯径1.3mmのシャーペン」です。

通常の0.5mmに比べてマークを塗るのが速い、速い♫

本番前に自宅でマークを塗り塗りする練習をしたことも相まって、とても手際よくマークシートを塗ることができました。しかも、見直しして「あ、ウからエに答えを変えちゃおう」となった際にも、芯径が太いので、消しゴムできれいに消すこともできます。

■下書き作りの秘密兵器=30cm定規

2次試験で多くの人が行うのは、問題用紙を破って、下書き用紙を作ることです。

ご存知ない方は、「なんすか、それ?」と思うかもしれません。
試験会場で「はじめてください!」という試験官の発声と共に、一斉に「ビリビリ〜」と多くの人が問題用紙を破って、下書きのためのメモ用紙を作るんです🙀

その際のメジャーなギアとなっているのは、写真左側にあるアルミ製の15cmの物差しです。
線を引くというよりも紙を破ることに特化しているようで、ご丁寧に紙を引っ張る角度線までついていて、非常に心地よく問題用紙を断裁することができます

余談ですがこちらの定規、診断士2次試験の直前が年間売上のピークじゃないかと思います。

ただし、ワタクシがご紹介したいのはアルミ定規ではなく、写真右側の「折りたたみ式30センチの定規」です。

きっと、「それ何に使うのよ?」とお思いでしょうね。

ワタクシは事例Ⅰ〜Ⅲでは、60分間でかなり精緻な下書きを作りました。 そんでもって、残り20分で心を無にして下書きから解答用紙に転記していました。

もちろん、そのような下書きを作るには、字数もちゃんと調整する必要があります。そこで登場するのがこの30cm定規。

え、何をするかって? 設問用紙をバラして作ったB4サイズ(↔ 15cmのアルミ定規を使う人は大抵B5サイズに切り取るようです)の下書きメモ用紙に、この定規と赤ボールペンを使って縦に11本の線を引いていきます。これだけで「横10文字」の簡易マス目になります(タイパのために横線は引きません)。

このように作った簡易マス目に下書きを作れば、何文字書いたかを素早く数えることができます。

具体的には、こんな感じでした(破線部分が折り目になっているB4サイズの用紙をイメージしてください)。

2次受験生の中には、下書きを作る人と作らない人、双方います。また、字数の数え方も、5文字ずつ区切って数える人や、愚直に1文字目からひとつずつ数える人など様々です。

ワタクシのこの方法だと、字数を数える時間がむちゃくちゃ短縮できました。11本の縦線を引く(実際には、それを左右に作りましたので計22本の縦線で、素早く22本引く練習を家で繰り返しました)ために、試験開始当初の何十秒かを充てますが、それを補って余りある方法だったと思います。

■2次試験でもシャーペンは重要よ

ワタクシは、2次試験でもシャーペンに少しこだわってみました。

事例Ⅰ〜Ⅲにおいては、写真右、オレンジ色の「クルトガダイブ」というものを使ってみました。このペンは、ノックをしなくとも書くだけで勝手に芯が出続けるだけでなく、いつも尖った部分で書ける、というシロモノです。5,000円ほどしましたが、買ってよかった逸品です(正確には妻に買ってもらったのですが…)。

ノック不要なので、これにより1つの事例で10秒以上は時間を稼ぐことができたでしょう。1点をもぎ取るためには、10秒といえどもないがしろにはできません

他方、計算問題が多い事例Ⅳは、写真左側にある0.3mmの「オレンズネロ」というシャーペンを使いました。マットな黒さが高級感を漂わせる、細身ながら重さのバランスのよいペンです。

事例Ⅳの解答マスはスペースが小さい一方で、部分点をもぎ取るには、できるだけ計算過程をゴリゴリ書いて、「考え方自体は分かってますよ〜」という旨をアピールするのが得策だと考えたからです。

オレンズネロは、芯の細さが3通りから選べますが、この0.3mmは解答マスにゴリゴリ書くのに好適です。先ほどのクルトガダイブ同様、ノックする必要もありませんし。

注意点ですが、このオレンズネロの機構は、書いていて芯が短くなると金属のパイプ部分が紙に触れてその「圧」により芯が中から一定の長さ出てくる、という仕組みです。人によっては金属部分と紙が擦れる感じに違和感を覚えるかもです…

とはいえ、事例Ⅳで部分点をもぎ取るために、細字のシャーペンは非常に有効な武器といってよいアイテムかと思います。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。

試験対策としては、当然ながら、学習内容の理解や解答の仕方を身につけるのが王道です。
ただし、ボーダー付近に多数の受験生がひしめく診断士試験において1点でも多くもぎ取るためには、文具選びも大切ではないかと考えます。

なるべく早く、ご自身の解法スタイルを確立させ、それに合う文具を選び、「リピート&リピート」で手になじませていただければと思います。

次回は、ゆるふさんの登場です。 

お楽しみに! 

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