2次試験対策の書籍と活用法 by キニモン

タキプロ15期の   キニモン と申します。  

タキプロ 2024年1次試験直前相談会! ↓概要、申込みはコチラから↓

■はじめに

今の時期はまだ1次試験の準備で手一杯で、2次試験のことなど考えていない方がほとんどだと思います。僕もそうでした。でも2次試験対策の情報収集や方針ぎめに時間がかかって、試験勉強の再スタートが遅くなると勿体無いので、情報収集と方針決めだけは事前にやっておくのが良いと思います。

そんなわけで、この記事では僕キニモンが、何を使ってどのように2次試験の勉強をしていたのか、についてまとめています。

あくまでこの記事は、僕がしていたことの記録です。他の合格者の勉強法とは異なる部分もあると思います。2次試験の勉強法に正解はなく、人によって適した方法は異なると思います。ただ「僕はこう考えてこうしてました」という記録をまとめたものになりますので、どうぞあしからずご承知おきください。

※この記事の話題は、2次試験の「事例ⅠからⅢ」を対象としています。計算問題が主になる事例Ⅳ(会計)は他科目と勉強方法が全然違いますので、今回は対象外としています。

■使った書籍(教材)は1つだけ

僕が使った教材は、診断士2次試験のバイブルとも言える「ふぞろいな合格答案(通称ふぞろい)」です。この本のエピソード12から16と、10年データブックの計6冊を使いました。(僕は一次試験が終わるまで聞いたこともありませんでした)

これらの本は毎年新しいエピソードブックが発売されるのですが、前年以前のものは新品では買えないため、メルカリなどで古本を入手する必要があります。大体1次試験終了後に値段が高騰するので、オフシーズンである今のうちに買っておいたほうがいいかもしれません。(僕と同じような人が一次試験ごに探し回るのだと思います)

■ふぞろいの特徴

ご存知の方も多いと思いますが、2次試験は論述試験です。しかし模範解答が提示されません。何を書けば点数になるのか、正確にわからないのです。でも、採点者は何かしらの採点基準に従って採点しているはずです。だから正答はある。あるけど誰も知らない、というのがこの試験の特性だと思います。
そんな試験に対し、ふぞろいな合格答案は「再現答案と点数のデータを分析し、加点されるキーワードを解明する」という手法で、正答と思われる答案を分析し、整理してくれているテキストです。

この手法は、僕にとってとても納得感のあるものでした。2次試験という暗闇の荒野に、進むべき道を示してくれる唯一の羅針盤のように感じられました。だから僕は、ひとまずふぞろいのいうことを信じて勉強しました。ふぞろい流高得点=2次試験の高得点なのだと信じることにしたのです。

結果的にそれが正解だったと感じています。

■勉強方法(過去問演習方法)

そんなわけで僕がやった2次試験勉強は、ひたすら過去問を解いてふぞろいの回答を見て採点し、振り返りをする。ふぞろいに書いてある回答と同じ内容が書けるように練習する。これの繰り返しです。でもこれだけだと皆さんやっている当たり前のことだと思うので、もう少し掘り下げたいと思います。

満点でなかった理由を分析し、対策を立てる

過去問を解いてふぞろいの解説を読むだけでは、ふぞろいのような答案が書けるようにはなりません。僕は、過去問を解いたあとの「分析と対策」を何よりも重視していて、これに長く時間をかけていました。
過去問を解いたあと、ふぞろいの採点で満点になるにはどうすれば良いか?次回はどうすれば満点回答が書けるのか?を突き詰めました。合格点ではなく、満点を意識しました。過去問は何回か解くことになるので、2周目以降は合格点になってしまいます。でも、なかなか満点にはなりません。なので、その足りない部分をしつこく煮詰めていきました。

  • どんな設問で
  • どういう失敗をしたのか(なぜ満点が取れなかったのか)
  • 次に解くときはどうすれば良いのか(どうすれば満点が取れていたのか)

「よし、次はこうすれば満点が取れるはず」と腹落ちするまで考えました。解くよりも振り返りのほうが時間がかかっていたように思います。

■どのくらいこの本を繰り返し活用したか

僕はストレート合格ではなく、2次試験を2回受験しました。1年目は238点で不合格でしたが、2年目は285点で、7割以上を取得し合格することができました。

解いた事例数は、1年目は7年分で30事例。2年目は8年分で35事例です(事例Ⅳを除く)。まずは1事例1回ずつ解き、点数の低いものを優先的に2周目をしました。2年合計で、2〜4周したことになります。
テキストを持っていたエピソード12から16に重点を置き、10年データブックの方はあまりやりませんでした。というのも、近年のものと傾向が違うと感じたからです。問題の傾向ではなく、ふぞろいの傾向が違うと感じました。

■おわりに

というわけで僕の2次試験の勉強法は

  • 直近5年分の過去問に絞り
  • ふぞろいと比較して失敗理由を分析し
  • 満点を取るための対策を立てる

というものでした。
他の方にもこの方法が良いのかは全くわかりません。僕とは全然違う方法で合格されている方はたくさんいらっしゃいますし、人により適性は異なります。他にも勉強方法を紹介されている方はたくさんいらっしゃるので、いろんな方法を見て自分に合う方法を探していただければと思います。

次回は、ねぎレモン さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

 

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です