ギリギリ合格者オススメ!勉強道具・書籍 byりっきー

タキプロ16期の   りっきー と申します。  

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■はじめに

タキプロ16期のりっきーと申します。

今回が初めての投稿となりますので自己紹介をさせていただきます。

年代/性別:20代 男性 九州在住
職種  :地方銀行 渉外担当
受験歴 :1次1回(456点)、2次2回(237点→240点)※内訳は後述します
勉強時間:1次(令和5年)7か月×3週×20時間/週=約420時間

     2次(令和5年)3か月×3週×30時間/週=約270時間

     2次(令和6年)7か月×3週×20時間/週=約480時間

正確な勉強時間は不明ですが、月一回程度旅行や帰省で勉強していなかったことを考慮して概算しています。
保有資格:宅地建物取引士(未登録)、日商簿記2級、FP2級、ITパスポートなど

■ギリギリ合格者の得点内訳

「ギリギリ合格者」として勉強道具・書籍を紹介するうえで、「明確な弱みをなくしたい受験生」を本投稿のターゲットとして想定しています。1科目でも4割を下回ることができない診断士試験において「弱みの克服」は避けては通れません。

・1次試験

A:経済学・経済政策 60点

B:財務会計     68点

C:企業経営理論   69点

D:運営管理     70点

E:経営法務     72点

F:経営情報システム 56点

G:中小企業経営   61点

合計:       456点

・2次試験

    (令和5年)  (令和6年)

事例Ⅰ:  69点  →  62点

事例Ⅱ:  54点  →  53点

事例Ⅲ:  56点  →  61点

事例Ⅳ:  58点  →  64点

合計:  237点 →  240点

ギリギリ合格者の名にふさわしく、すべての科目が6割前後となっています。

8割を超える明確な得意科目がない一方で、5割を切る苦手科目がないという強みの形成に

一役買ったであろう勉強道具・書籍を紹介します。

■1次試験の勉強道具・書籍

・TAC基本テキスト→市販品では同社の「最速合格のためのスピードテキスト」

・TACトレーニング→市販品では同社の「最速合格のためのスピード問題集」

・TAC第1次試験過去問題集(直近5年分)

私は勤務先から割引斡旋があったため上記教材を使っていましたが、

市販品と大きな差はなく、紙の参考書ベースで特にこれがオススメ!という教材はないように思われます。

<勉強方法>

①アウトプット先行

私の場合、保有資格(特に財務会計は簿記、情報システムはITパスポート)と内容が被っていることが多いため、

初めからテキストを読まず、トレーニング(問題集)でわからないところがあったら解説やテキストで確認するといった形で、アウトプット先行でわからない部分をインプットしていました。

②理解度よりスケジュールを重視

1科目を完璧(8割以上)にするというよりはある程度の理解度(4割以上)で次の科目に移るようにしていました。

ただし、理解度を図るのは難しかったのでスケジュールを決めて深追いしないようにすることにしました。

具体的には、試験前月の7月を過去問の月として、残りの期間を7等分するような形です。

べっちさんの投稿に同様の部分がありましたのでそちらも是非ご覧ください。

60点くらいがちょうどいい byべっち – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー

■2次試験の勉強道具・書籍(事例共通)

蛍光マーカー

2次試験当日もマーカーを使えることを知ってからは演習時に使うようにしていました。

受験票に明記してほしいですよね。

私の場合は3色(赤→強み・機会、青→弱み・脅威、黄→重要そうな箇所)で分けていました。

ふぞろいな合格答案(同友館)

ふぞろいは1期分のみを買いました。貯蓄のない20代に複数年度分の出費は痛かったので。

演習を通して合格者の答案と比較し、自身の思考の癖をつかむことに焦点を当てました。

私の場合は設問に対応する具体策を深掘りする傾向があり、一部の得点しか抑えられていなかったため、

なるべく設問のつながりを意識し大枠で考えるように心がけるようにしました。

TBC中小企業診断士試験シリーズ「速修2次テキスト」(早稲田出版)

演習をするにはまとまった時間が必要ですが、巻末にある抽象化ブロックシートは空き時間でも活用できるのがよかったです。「具体→抽象→具体」を抑えることで与件文への対応も的確にできるようになりました。

中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識(同友館)

令和6年は3月から試験勉強に復帰したためリハビリ用として使用。

網羅的に書かれており1次試験の知識を思い出すうえで役に立ちました。

1次試験に全科目合格した年は優先度下げてもいいかもしれません。

■2次試験の勉強道具・書籍(事例Ⅲ)

ザ・ゴールー企業の究極の目的とは何か(ダイヤモンド社

製造業向けに「制約条件の理論」を説明しているビジネス小説。

製造業のイメージが浮かばず事例Ⅲに苦手意識があったのですが、

この小説を読んで製造業が抱えがちな課題について想像がつきやすくなり、抵抗感がなくなりました。

特に製造現場におけるボトルネックやその改善方法について具体的にイメージできたことで若干の得点アップにつながったと思います。

単純に息抜きとして読んでも面白い小説です。コミック版もあるので、事例Ⅲに苦手意識がある人は試しに読んでみるといいかもしれません。

■2次試験の勉強道具・書籍(事例Ⅳ)

30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集(同友館)

銀行員ながら渉外担当歴は浅いことや、最近は決算書のデータ登録はシステム化されていること、

複雑な計算はエクセルで行っていること等から(言い訳ばっかですね)明確な強みとは言えませんでした。

2次試験の演習はまとまった時間が必要なものもありますが、20分程度で解く問題が多いのでやる気が出ない時に解くようにしていました。本番はNPVの(1)キャッシュフロー計算をミスするなど散々でしたが、それでも前年+6点で着地したところをみると演習量は確保しておくべきでしょう。

■おわりに

正直なところ、237点で不合格だった令和5年試験と、240点でギリギリ合格した令和6年試験との自分の答案の出来の違いは分かりません。480時間ほど勉強して3点しか上がっていないのも残酷ですよね。

答えがない試験だからこそよく「運ゲー」などと揶揄されることも多いようですが、まさにその通りだと思います。どんな問題が出てくるかわからないからこそ、せめて自分の強み弱みは把握し、弱みを克服した状態で試験に挑んでいきましょう!

本投稿がその一助となれば幸いです。

次回は、まっく さんの登場です。 

お楽しみに! 

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