タキプロ的おすすめ書籍「ゼロ」

 

みなさん、こんにちは。

本の問屋の営業マン！みにぽこ＠タキプロです。

最近、仕入れ部門の取り組みなのか、新刊が出る作家さんや芸能人が弊社の営業マン向けにプレゼンに来ることが多くなってきました。
営業をやっていると、本当に「商品を売る」のは「気持ち次第」って実感します。作家さんの「なぜこの本を書いたのか？」「この本で何を伝えたかったのか？」という熱い気持ちを直接聞くと、やっぱり販売に力が入ってしまいます。

そして先日、ホリエモンが会社に来ました。

ダイヤモンド社

ISBN：978-4-478-02580-2

ライブドア事件の渦中の時も、私は堀江さんに悪い印象は持っていませんでした。むしろ、ヒートアップする報道に疑問を覚え、「真実」が世論によって隠されてしまうのではないか？と危惧していました。

初めて会うホリエモン。失礼な言い方ですけど、テレビで見るよりずっと「普通」の人でした。攻撃的でもないし、尊大な態度でもない。刑務所のことを聞かれても、真摯に答える。頭のいい、真面目な人だなあ、という印象です。

堀江さんの本を読んだのは初めてです。
でも、初めて読んだ本がこの本で本当によかったと思います。

人間はなぜ働かなくてはならないのか？

働くことの意味は何なのか？
堀江さんが今まで語らなかった過去を通じて語りかけてくる言葉は、素直に心に響いてきました。

努力をしないで成功することはあり得ない。そう見えないのは、おそらく本人が努力を苦にしていないからなんだと感じています。例えば、堀江さんが現役で東大に進学する際にした、英単語の丸暗記。人によっては地道で辛い、血の滲むような努力ですよね。でも堀江さんはそう思っていない。

勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるぐらいに没頭すること。それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。

 

挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかない。

成功したければ挑戦すること。

挑戦して、全力で走り抜けること。

 

たとえ失敗しても「ゼロ」に戻るだけ。「マイナス」になんかなっていない。

自分に自信がなく、何もないと感じているなら、まずは何もない自分に小さな「イチ」を足していくことから始めよう。成功は掛け算でなく、小さな「イチ」を足していく先にある。そういう堀江さんのメッセージが心に響いて、この本をもっと多くの人に読んでもらいたいと強く思いました。

中小企業診断士になぜなりたいんですか？

今は合格発表前のあやふやな時期だからこそ、もう一度強く思い返して見てください。

誰に強制されたわけでもない。

自分で決めた受験のはず。

自分の挑戦の原点を忘れない人ほど、合格後の世界が変わってきます。

最後に堀江さんからのメッセージをご紹介します。

 

自分の人生を動かすことができるのは、あなただけなのだ。

堀江貴文

 

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