タキプロ的おすすめ書籍「フレッシュ　中小企業診断士の合格・開業体験記」

【合格後のイメージをふくらませてくれる本！】

ひろおみ＠タキプロ５期生です。本日２本目の記事です！

５期生でも毎週土曜日の夕方に本の紹介コーナーを設けます。
「診断士の知識を広げてくれる本」や「一息つける本」、「話題の本」など・・・

個性豊かな５期メンバーが登場できるコーナーにしていきたいと思っています。

ひろおみが紹介する１冊目は、診断士試験の合格後のイメージをふくらませてくれる本です。

同友館　「フレッシュ　中小企業診断士の合格・開業体験記」

平成２３年度の試験に合格した３０名の診断士が独立開業の生々しい話や企業内診断士としての活かし方、受験テクニックなどを１人１人の言葉で話してくれています。

実際に読んで感じたことを３つ程紹介します。

①診断士試験の合格によりキャリアの選択肢が増えるということ

②多様な研究会が存在し、専門的な人脈・ネットワークが広がること

③１次試験、２次試験の学習が有機的に実務補習に繋がっていること

①診断士試験の合格によりキャリアの選択肢が増えるということ

本書では、実際に独立開業している４名の方を紹介しています。その他にも企業内診断士として活躍する７名の事例も紹介されています。

診断士資格とそれを取るに至った努力のプロセスが「独立という道」や「企業内診断士としてより活躍できるポストへの異動や昇進」などキャリアへのプラスに繋がるイメージが湧く内容でした。

②多様な研究会が存在し、専門的な人脈・ネットワークが広がること

タキプロも多種多様、個性豊かな面々がいますが、診断士試験合格者が参加できる研究会では、様々なバックグラウンドの人が「診断士」という共通点を元に世代・業種を超えて集まっています。

「財務」「マーケティング」「創業支援」「事業再生」等々研究会のテーマは様々です。

本書でも紹介されていますので、是非その雰囲気を感じてみてください。

③１次試験、２次試験の学習が有機的に実務補習に繋がっていること

予備校では中々詳細を知る機会の少ない「実務補習」ですが、その進め方やどのような事を勉強するのかも紹介されています。「実務補習」のテーマでコラムを書いている方は「診断士資格は、知識・能力に加えてマインド（精神）が重要である」と言われていました。

私なりの解釈が入っておりますが、１次試験で学ぶ「知識」に２次試験で身につけた「能力（論理的思考力、表現力）」が加わり、実務補習の経験を通して「コミュニケーションスキル、ファシリテーションスキル」等を身に付けさせるという診断士試験の狙いがあるように思われました。

最後に